店舗リニューアルを成功させるポイント5選!店舗デザインの観点から徹底解説いたします

店舗リニューアルのポイント
店舗リニューアルのポイント

店舗の老朽化やさまざまな理由から、リニューアルを検討している方も多いでしょう。店舗のリニューアルはお店の印象を変えるだけでなく、今後の売上にも大きく影響してきます。ただし、ただ闇雲にリニューアルすればいいというわけではありません。

リニューアルすることで生まれる効果を把握し、多くのお客様から愛される店舗にしていかなければいけません。この記事では、店舗リニューアルを成功させるポイントを5つご紹介します。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください

店舗をリニューアルする効果とは?

店舗をリニューアルする効果

店舗をリニューアルする理由はさまざまだと思います。老朽化が進んだからリニューアルしたい、客入りが思わしくないので心機一転したいなど。

では、店舗をリニューアルするとどのような効果が期待できるのでしょう。その効果は主に4つあります。

  • 内装や設備を新しくしたことで作業時間の短縮
  • 従業員の働きやすい環境が整う
  • 店舗の外装や内装を一新させることで新規顧客が見込める
  • 新しい環境によってリピート客を増やせる

店舗をリニューアルする際は、新しい設備を導入する事例もよくあります。その結果、従業員が働きやすい環境が生まれてきます。

従業員が働きやすくなれば自然とサービス向上にもつながるので、客入りが思わしくないと感じていればリニューアルするのもひとつの方法です。

また、リニューアルすることで新規顧客を呼び込む効果もあります。リニューアル前の店舗を知らないお客様にもアピールできるので効果的。

先ほどサービス向上につながると説明しましたが、店舗の心地よさを感じたお客様はリピートしてくれる確率も高いです。このように、店舗のリニューアルには従業員、お客様ともにメリットが生まれます。

店舗リニューアルで成功させるポイント5選

一口に店舗リニューアルといっても、ポイントを押さえなければ意味がありません。ここからは、どんな点に気を付けてリニューアルを進めたらいいのか5つのポイントに絞って説明していきます。

コンセプトを見直す

コンセプトを見直す

店舗リニューアルでもっとも大切なのがコンセプトです。新店舗を掲げた際、コンセプトを設定しているところがほとんどだと思います。リニューアルする際は、今一度コンセプトを見直してみましょう。

コンセプトは、7W2Hで考えると設定しやすいです。

Why なぜ なぜリニューアルするのか
When いつ いつまでにリニューアルを完成させるのか
Whom 誰に ターゲットはどのようなお客様か
What 何を どのような商品を提供するのか
Which どれを 優先するものは何か
How どのように 店舗運営はどのようにするのか
How much いくら 提供する価格や客単価はいくらに設定するのか

コンセプトは店舗の思いをお客様に伝える大切なものです。リニューアル前の反省点も生かして、時間をかけて設定してみてください。

ターゲット層を考える

ターゲット層を考える

実は店舗に来店されるターゲット層も大切なポイントです。先ほどの5W2Hを使って、どのようなお客様に来店してもらいたいのか洗い出してみてください。

ターゲット層を絞ることで、リニューアルに必要な内外装、提供するサービスなども明確になっていきます。狙ったターゲット層のお客様が来店すれば、自然と口コミも広がって幅広い層のお客様を見込めるでしょう。

コンセプトが伝わる外装にする

コンセプトが伝わる外装デザイン

店舗の外装は、いわばお店の顔とも言える部分です。外装や看板で、通行人の興味を引くことも大切なポイント。そのためには、お店のコンセプトをうまく表現すること大切です。

飲食店であれば、どんな料理を提供しているのか見せられるようにしてみましょう。また、外観から店舗内が見えるような作りを意識すると、初めてのお客様も比較的入店しやすくなります。

内装は清潔感あるデザインを取り入れる

清潔感ある内装デザイン

内装は居心地の良い、基本的に清潔感のあるデザインを取り入れるようにしましょう。なにか明確なコンセプトがない場合、清潔感の無い内装は、思うようにくつろげません。デザインを工夫し解放感のある内装を心がけるようにしてみてください。

もちろん内装もコンセプトをふんだんに取り入れるのは大切なポイントです。始めて来店するお客様にもコンセプトがわかるような、内装デザインを工夫してみてください。

効率の良い動線にする

効率の良い動線

店舗のリニューアルをするときは、動線にも意識を向けてみてください。

効率の良い動線を作ると、お店にとってもお客様にとってもメリットはたくさんあります。お店の場合は、従業員のサービス向上につながるだけでなく、お客様の動きも見えやすくなります。

一方でお客様は、満足いくサービスを受けられる他、スムーズな移動が可能となります。動線のレイアウトは、双方の動きを把握できるものにすると良いでしょう。

まとめ

店舗のリニューアル

店舗のリニューアルはお店の売上につながるだけでなく、従業員の満足度にも影響していきます。今回紹介したポイントを押さえて、リニューアルの成功につなげてみてください。

店舗のリニューアルで重要なのはコンセプトです。新しく生まれ変わる店舗には、お店の思いをうまく活用してみるといいでしょう。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。私たちTOのデザインの強みに関しましては、こちらのページにて詳しく解説しています。ぜひこちらもわせてご参照ください。