窓や開口部にかけるものは総称して「ウインドートリートメント」と呼ばれます。これらはカーテンやブラインド、シェード、簾などが含まれ、光を遮るためや、視線を避けるため、空調効果を高めるためなど使用される理由は様々です。今回はその中でも住宅は勿論、オフィスやクリニックなどでよく用いられる「ブラインド」についてご紹介いたします。
などとお考えの方は是非ご参考にして下さい。
ブラインドとは
「ブラインド」とは日差しを避ける、視線を遮るといった目的で窓の内側につけられる覆いを意味します。クリニックやオフィスの窓などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?そのブラインドにもいくつか種類があります。今回は主流なものをご紹介いたします。
ベネシャンブラインド
「ベネシャンブラインド」は水平方向にスラットと呼ばれる羽が並んだタイプのブラインドです。サイズが豊富で様々なタイプの窓に対応することが出来ます。
素材
ベネシャンブラインドはアルミ製の羽が主流で耐水性があるため、お風呂場やキッチンなど水気が多い部分にも用いられます。横についているコードを引っ張ることで上下に開閉することが可能です。
光の調節
またコードで羽の向きを変えて入り込む日差しの量を調節して、快適な空間をつくることが可能です。またアルミ性の他にも木製のものもあり、空間のアクセントとして用いることが出来ます。
取り付け方
取り付け方は窓枠を覆うように正面に設置タイプ、窓枠の内側に設置するタイプ、カーテンレールに設置するタイプ、窓枠内側に突っ張り棒のように固定するタイプと主に4種類存在します。空間にあった設置方法を選択しましょう。
メンテナンス
はたきなどで埃を落とすことで綺麗な状態を保ことが出来ます。ただし定期的に手袋や雑巾などを使って羽を挟むようにして掃除をするとより綺麗な状態を保つことが可能です。
バーチカルブラインド
「バーチカルブラインド」とは羽が垂直(Vertical)方向に並ぶ縦型ブラインドのことを意味します。
素材
ベネシャンブラインドとは異なりファブリック製のものが主流です。ファブリックんお中でも遮光性が強いものやレースなど様々な種類が存在します。
光の調節
カーテンのように左右に開口し、こちらも羽の向きを変えることで日差しの量を調節することが可能です。また横型ブラインドには羽にコードを通すための穴が空いていますが、縦型ブラインドには空いていないため、遮光性が高くなっています。
取り付け方
取り付け方は窓枠の正面に設置するタイプと、天井に設置するタイプの主に2種類です。窓をすっきりと見せたい場合は天井に折込部分を設けて正面から見た際に設置位置が目立たないようにすることがオススメです。開口が高い窓に用いると縦に羽が伸びてスタイリッシュに魅せることが出来ます。
メンテナンス
メンテナンスとして、ファブリックで洗えるタイプの生地でしたら丸洗いしてしまうと清潔な状態を保てます。また羽が縦に伸びているので比較的埃は溜まりにくくなっています。
まとめ
今回はブラインドやバーチカルブラインドについてご紹介いたしました。今回紹介した以外にも「ロールスクリーン」「簾(すだれ)」「カーテン」などウインドートリートメントの種類は様々です。窓は空間のイメージを左右する重要な要素なので、機能性とデザイン性を両立出来るものを選定して快適な空間造りをしましょう。
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