【厳選9種類】店舗で使われる椅子の種類について徹底解説いたします! 

建築設計デザインの基礎知識
建築設計デザインの基礎知識

「食事する」「お茶を飲む」「勉強をする」「リラックスする」など日常的な場面で私たちは椅子を使用しています。そして椅子には形状によりそれぞれ名称があります。今回はそんな椅子の種類について解説いたします。

「店舗でどんな椅子を使おう?」
「この場合はどういう種類が向いているんだろう?」

などをお考えの方は是非参考にしてみて下さい。

椅子の種類

①アームチェア

アームチェア

肘掛がある椅子のことでカフェやラウンジなどで使用されることが多いです。肘掛があることで横から座ることが出来ないので、スペースは必要ですがゆったりとくつろぐことが可能です。特に全体を張地で覆われたタイプのものは高級感のあるイメージを演出出来ます。

②ダイニングチェア

主にダイニングで使われる椅子のことです。食事をとるための椅子なので背面がまっすぐになっていることが特徴です。

③イージーチェア

楽な姿勢でくつろげる一人用の椅子のことで、リビングやデッキなどでリラックスするのに用いられます。通常の椅子と比べると幅が広くゆとりがあり、シートハイは低めに設定されていることが多いです。また座り心地が良いようにクッション性のある座面と、傾斜した背もたれが特徴となります。

④スツール

スツール

背もたれや肘脚がない椅子のことです。コンパクトなデザインで、特に積み重ねが出来るタイプは収納に便利です。デザイン的にも座面が丸いものや四角いもの、素材も木材から金属性などバリエーションが多いため様々な場面で重宝されます。バーやカフェなどで用いられる脚が長いタイプの物は「ハイスツール」と呼ばれます。

⑤カウンターチェア

カウンターチェア

カウンターに用いられる脚が長いタイプの椅子です。基本的なシートハイは750㎜ですが、机の高さから前後200㎜程度の高さを選ぶと座り心地が良いです。机の高さに合わない場合は脚をカットするなどして調整することがオススメです。こちらもデザインは様々なので、お店の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。

⑥スタッキングチェア

縦方向に積み重ねられる椅子のことです。持ち運びがしやすいため軽い素材で制作されたものが多く、イベントやオフィスの補助的な椅子として用いられることが多いです。同じ補助的な意味で使われる椅子として「フォールディングチェア」があります。こちらはパイプ椅子やアウトドア用の椅子など折りたためる椅子になっており、少ないスペースで使用することが可能です。

⑦ロッキングチェア

椅子の脚が湾曲しており、座ると前後に揺れるタイプの椅子です。住宅で使われることが多く、深い背もたれと揺れる感覚でリラックスするために用いられます。

⑧ラウンジチェア

ラウンジチェア

ホテルのロビーや待合室などで用いられるゆったりとくつろぐための椅子です。デザイン性を求められる場面で使われることが多いので種類も豊富になっています。

⑨オフィスチェア

オフィスチェア

パソコンで作業する際の椅子です。足元にはキャスターがついており作業がしやすくなっています。また長時間使用するので、自分の身体にフィットしたものを選ぶことが大切です。

まとめ

今回は椅子の種類についてご紹介いたしました。店舗や住宅にとって椅子は毎日使用し、居心地を左右する重大な要素の一つです。デザイン性はもちろん高さや幅など様々な面から検討して居心地の良い空間を目指しましょう。もしご不明な点等ございましたらお気軽にご相談下さい。

株式会社TOは店舗やオフィスなどの商業施設のデザインを多く取り扱っています。「お客様が望まれていること」さらに「お客様のお客様が望まれていること」を実現できるように誠心誠意取り組んで参ります。

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