持続可能なお店づくりを目指して

私たちTOは、これまで一貫して、長く愛されるお店づくりに向き合って参りました。持続可能なお店を実現するためには、
施主の「想い」が反映されたデザインと集客戦略、資金繰り、動線設計などのマーケティング視点の掛け合わせが必要です。
私たちは、施主様と一緒にこれらを徹底的に考え抜き、寄り添い、実践します。

TOの施工事例

寿司屋の居心地はカウンターの奥行で決まる!?店内の動線を意識した間の取り方を徹底解説いたします!

木材種類 飲食店の店舗デザイン
飲食店の店舗デザイン

私たちが普段店舗で居心地の良さを感じる場合はレイアウトの間(間隔)の取り方が関係しています。たとえば寿司屋の場合カウンターの奥行の取り方で決まるとも言えます。

今回は寿司屋の施工事例をもとに店内の動線を意識した間の取り方を徹底解説いたします!「寿司屋の新規開業を考えている」「お客様と従業員どちらも居心地が良いと思える店舗をつくりたい!」と考えている方はぜひ最後までご覧ください。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください

寿司屋の店舗レイアウトの基本はお客様と従業員の動線を意識すること!

寿司屋の店舗レイアウトの基本

店舗を設計するうえでレイアウトを考える際に一番気を付けておくべきことは、お客様と従業員の動線を意識することです。レイアウトをつくる前にまずは空間分ける大まかなゾーニングを考えます。その時に、お客様の動線と従業員の動線の2パターンを考えてみましょう。そうすることで店内全体の動線の流れがわかります。

この時注意してみておくべきポイントは動線が重なりやすい場所です。特にレジ周りやトイレ付近、厨房の出入口等が多いことが予想されます。店舗のレイアウトを考える際は動線が重なりやすい部分を把握しておきましょう!次に把握した動線の重なりをもとに客席の通路幅を考えます。

寿司屋の店舗の客席通路の幅は800㎜が基本!

寿司屋客席通路幅

店舗の客席通路幅は基本800㎜とされています。800㎜確保されていると同時に2人がすれ違っても肩がが当たらず通りすがれる間隔です。寿司屋のカウンター席の場合イスの背もたれからから800㎜もしくは、カウンターの先から1200㎜確保されていると良いでしょう。

また、先ほどもご紹介したレジ周りやトイレ付近、厨房の出入口等の動線の重なりやすい場所は800㎜よりも少し広めに確保して、お客様と従業員の衝突防止や店内をスムーズに動きやすい間隔を確保し、お互いにとって心地の良い店つくりを目指しましょう!

寿司屋の厨房内の通路幅は600~800㎜で抑える!

寿司店の厨房内の通路幅

厨房内の通路幅も客席通路幅同様800㎜確保できているのが理想です。また、少人数で厨房を回す場合は作業効率を意識して800㎜よりも狭い600~650㎜の方が良い場合もあります。

ここで注意しておくべきポイントは通常の店舗の厨房内は800㎜以上広すぎると作業効率が落ちてしまいあまりよくありません。厨房内は調理、盛り付け、ドリンク下げ台等の作業効率を考えた間隔の確保を意識し、800㎜以下で広くとりすぎないように注意しましょう!

寿司屋のエントランス幅は900~1200㎜確保する!

エントランス

エントランスはお客様を迎え入れる場所となり、入店者・退店者・従業員の3人以上がすれ違う場合が考えられるため、900~1200㎜の間隔が確保されているとお客様や従業員が気持ちよくいられるお店づくりにつながります。

また、別で待合室を設けない場合エントランスが待合室の兼用となるためウェイティングのお客様が座るスペースも確保することを配慮し、エントランスは広めに確保しておきましょう!

寿司屋のカウンターの奥行400~450㎜が基本!

カウンター奥行

寿司屋のカウンターの奥行は主に400~450㎜が理想です。また、寿司屋は出来上がった寿司を載せる200㎜の付け台が必要となるため、付け台とカウンターのバランスを意識してカウンターの奥行を設定しましょう。

まとめ

寿司屋カウンター席

今回は寿司屋の施工事例をもとに店内の動線を意識した間の取り方を徹底解説いたしました。居心地の良さを感じる店舗ではレイアウトの間(間隔)の取り方が重要であったり、寿司屋の場合、カウンターの奥行でお店の印象を変わることがお判りいただけたかと思います。

株式会社TOは、愛知県名古屋市に拠点を構えるデザイン設計事務所です。主に飲食店舗やオフィスなど、商業施設の空間デザインを承っております。ご相談も無料で対応させていただいております。まずはお気軽にご相談ください。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。