【店舗デザイン】坪庭を取り入れるコツを徹底解説!空間にゆとりのある和モダンなお店作りを行いましょう

店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント

和モダンで高級感のあるデザインを思い浮かべた際に竹や松、砂利や石などを用いたシンプルな「庭」が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか?

しかしいざ庭を取り入れたいと思っても空間的にスペースがない、どのようにレイアウトすれば良いのかわからないなどお困りの方は多いと思います。そのため今回は坪庭の取り入れ方についてご紹介いたします!

「和モダンで高級感のある店舗にしたい」
「植物を取り入れたいけれどどうやって取り入れるかわからない」
「空間的に入れることが出来るか知りたい」

などお考えの方は必見です。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください

坪庭とは

坪庭とは

坪庭とは周りを囲まれた小さな和風の庭を意味します。元々はお寺や神社、貴族や武家などの屋敷に造られた日本庭園を庶民の家に取り入れるかたちで引き継がれてきました。特に大きな建物では風通しや採光の取りづらさから、中間に坪庭を設けることで光や風を取り入れていた面もあります。

坪庭と取り入れる際のポイント

坪庭を店舗に取り入れる際のポイントと注意点についてご紹介いたします。

①空間の中心部分に取り入れる

竹を用いた店舗デザイン

まず坪庭と取り入れる場合、その空間は坪庭を鑑賞することがメインのスペースになります。そのためどこからでもアクセスがしやすいようにして、どこにいても坪庭を楽しめるようにレイアウトします。またエントランスからも覗けるように一面ガラス貼りにすると店舗のシンボルとしての役割も果たしてくれます。

②開口を設けてアクセス可能にする

竹の店舗デザイン

個室が多い店舗の場合はそれぞれの部屋から坪庭が覗ける開口を設けるのがオススメです。そして開口を設ける場合はそれぞれの部屋からの視線が交わらないように開口の高さや大きさを工夫することが重要になります。

③照明を上手く利用する

日本らしさを感じる店舗デザイン

間接照明を利用することで坪庭の魅力をさらにアップすることが出来ます。特に下からスポットライトで照らすと植栽や石の影が壁や天井に映し出されて幻想的な空間を演出することが可能になります。

③写真スポットとしても利用する

竹を使った店舗デザイン

最近はお店に来た記念に写真を撮る方も多いと思います。そのため坪庭の一部に入れるようにしておくと鑑賞するだけでなく実際に入って楽しめるスペースになるのでオススメです。

坪庭と取り入れる際の注意点

①空間にゆとりがあるか確認

当然ですが坪庭を取り入れるとその分、お客様のスペースやスタッフのスペースなどが失われることになります。本当に必要かどうかを考えた上で取り入れることが大切になります。

②掃除やメンテナンスが必要

坪庭に使う植栽はフェイクの場合が多いと思いますが、しばらくすると埃はたまってしまいます。また石や砂利についても他の床材と比較すると掃除に手間がかかってしまいます。そのためお店を運営していく中でメンテナンスが必要になってくることを確認することが大切です。

③装飾をしすぎない 

坪庭はたくさんの植栽や石を設けるゴチャゴチャした印象になってしまい品の良さが際立たない場合があります。そのためたくさんのものを取り入れるよりシンプルなものを目指すと上品な仕上がりになります。苔玉や砂利などを用いることでシンプルながらも品のある空間にすることが可能です。

まとめ

古民家リフォームした店舗デザイン

今回は坪庭についてご紹介しました。坪庭は取り入れることで品がある空間をつくることが出来ますが、スペースに余裕がない店舗ですと取り入れることは難しいです。また植栽や砂利など他の部分より掃除やメンテナンスが大変になる一面もあります。

そのためお客様が理想とする空間に本当に必要なのか、どうやって取り入れるのが一番良いのかなど検討を重ねることが大切になります。もしお悩みの際は是非ご気軽にご相談ください。

株式会社TOは店舗やオフィスなどの商業施設のデザインを多く取り扱っています。「お客様が望まれていること」さらに「お客様のお客様が望まれていること」を実現できるように誠心誠意取り組んで参ります。店舗改装や、新規出店、それ以外のことでも何かお困りのことございましたらご気軽にご相談下さい。皆様の理想を叶えるために尽力させて頂きます。