アースカラーとは?店舗デザインにアースカラーを取り入れるメリット、効果を解説します。

コスメの販売スペース 店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント

店舗デザインを考える際に、重要な要素の1つである「色彩」。色彩は、店舗のイメージを表現してお客様に居心地の良い雰囲気を提供する特徴があります。その中でも、人気が高く多くの店舗が採用している「アースカラー」について、本記事ではご紹介していきます。

店舗デザインにアースカラーを取り入れるメリットや注意点などを参考に、店舗デザイン案を考えましょう。また、株式会社TO(ティーオー)は、施主様に寄り添った店舗デザイン設計を提供しています。店舗デザインや店舗設計の資金計画などについての、悩みや不安のご相談をいつでもお待ちしております。

アースカラーとは自然をイメージした色

アースカラーとは自然をイメージした色

アースカラーとは、植物や大地などの自然をイメージしたカラーを指します。派手さや活発なイメージではなく、グリーンやブラウンなどをメインに落ち着いた印象を与えます。居心地の良い空間を作りやすく、お客様の憩いの場となりやすいのが特徴です。

アースカラーを取り入れている代表的な店舗として、スターバックスコーヒーなどがあります。グリーンを基調としたデザインで、落ち着きがある空間を提供し、多くのお客様が利用しています。なかには、商品ではなく独特の空間を求めているお客様も少なくはありません。

店舗デザインでアースカラーを取り入れるメリットや効果

店舗デザインでアースカラーを取り入れるメリットや効果

店舗デザインでアースカラーを取り入れるメリットや効果をご紹介します。

  • 落ち着いた印象を演出できる
  • イスやテーブルと合わせやすい
  • オシャレでSNS映えしやすい

大きく3つのメリットに分かれており、上記の知識を知っておくと店舗デザインの選定に役立つでしょう。

落ち着いた印象を演出できる

アースカラーを取り入れるメリットとして、落ち着いた印象を演出できます。「グリーン」「ブラウン」「ベージュ」などアースカラーは、癒しや鎮静などの効果があるのが特徴です。アースカラーを活用すると、落ち着きのある印象で居心地の良い空間が作れます。

それにより、お客様が過ごしやすく、安らげる時間を提供できます。また、ストレスの緩和をできると言われており、日々のストレスを解消するためのお客様の来店も期待できるでしょう。

イスやテーブルなどに合わせやすい

アースカラーには、イスやテーブルなどの家具類に合わせやすいメリットがあります。アースカラーは落ち着いた自己主張の少ないカラーなため、お気に入りの家具や備品を採用できる場合が多いです。しかし、中には合わせにくいカラーもあるため、事前に色彩のバランスを確認しておきましょう。

また、カフェなどの店舗デザインであれば、壁と天井を白やベージュで、イスやテーブルにブラウン色の木製を採用すると、落ち着いたオシャレなデザインに仕上がりやすいです。

オシャレでSNS映えしやすい

アースカラーの特徴として、SNS映えしやすいのもメリットの1つです。現代社会でSNSでの発信は、かなりの影響力があり、SNS発信により来店者数が増えている店舗もあります。そして、SNSの発信に必要とされているのが「写真映え」です。

アースカラーを取り入れた店舗デザインであれば、オシャレな雰囲気を演出しやすいため、写真映えやすくSNS映えしやすいです。また、飲食店であれば料理をSNSに上げる場合が多いため、食器などにもアースカラーを取り入れると良いでしょう。

アースカラーを取り入れる際の注意点

アースカラーを取り入れる際の注意点

アースカラーを取り入れる際の注意点をご紹介します。

  • 地味な印象になりやすい
  • 回転率を上げたい店舗には向かない

基本的にデザインに取り入れやすいアースカラーですが、取り入れる際には上記の2つの注意点を確認しておきましょう。それでま、それぞれ詳しく解説していきます。

地味な印象になりやすい

アースカラーを取り入れる際の注意点として、地味な印象になりやすい点があります。落ち着いたカラーが基本のアースカラーは、自己主張があまりありません。そのため、アースカラーのみを使用すると、全体的に地味な空間となってしまします。

改善策としては、白や黒などのアクセントにを入れると良いでしょう。壁や天井の大部分を白ベースにしたり、インテリアを黒色にしてみたりがおすすめです。ただし、赤や黄色などの自己主張が激しい差し色は、はっきり目立ってしまいお店の雰囲気を壊してしまうデメリットもあります。配色のバランスを考えて、メリハリを付けながら店舗デザインを考えましょう。

回転率を上げたい店舗には向かない

アースカラーは、回転率を上げたい店舗には向かないデメリットがあります。アースカラーの採用している店舗デザインは、静かな居心地の良い空間を提供しているデザインがほとんどです。そのため、回転率が必要なラーメン店やファストフード店などには向きません。

回転率を上げるカラーとして、暖色系である「赤」「黄」「オレンジ」などをベースに店舗デザインを考えると良いでしょう。また、アクセントとしてアースカラーを入れたいのであれば、観葉植物などの配置がおすすめです。

アースカラーをうまく活用する方法

アースカラーをうまく活用する方法

アースカラーをうまく活用するには、コンセプトに沿った店舗デザインを考えましょう。事前にお客様に提供する店舗内の空間を具体的に決めておくと、店舗デザインも考えやすいです。コンセプト内容もお客様がゆっくりとできる空間を作る場合には、アースカラーの採用をおすすめします。

また、貸店舗や貸事務所であれば、今使われている床や壁、天井の色とアースカラーが合うかなども検討しておくと良いでしょう。もし、店舗デザインのカラーでの悩みや不安があれば、株式会社TO(ティーオー)にお気軽にご相談ください。店舗デザインはもちろん、持続可能なお店づくりを提供しているため、お客様の店舗設計をサポートさせていただきます。

アースカラーの店舗デザイン例

アースカラーの店舗デザイン例

アースカラーの活用は、カラーのバランスを間違えると暗く地味な雰囲気になってしまいます。まず店舗の大部分になる壁や天井は、「白」や「明るめのベージュ」などがおすすめです。床には、壁や天井よりも濃い色が映えやすいため、「ブラウン」や「ダークグレー」などが良いでしょう。

イスやテーブルなどは、木製の「ブラウン」や「ベージュ」がおすすめです。注意点として、明るすぎると目立ってしまうため、落ち着いた明るさのイスやテーブルのほうが合わせやすいです。このように、アースカラーを取り入れると全体的に落ち着きがあり、柔らかい雰囲気になりやすいです。

また、親しみやすいため、新規のお客様も来店しやすいメリットもあります。もし、居心地の良い雰囲気づくりに力を入れたい方は、アースカラーを採用してみると良いでしょう。

アースカラーを取り入れて居心地の良い空間を提供しよう

アースカラーを取り入れて居心地の良い空間を提供しよう

アースカラーを店舗デザインに取り入れると、落ち着いた雰囲気を演出できます。アースカラーを取り入れている店舗は多く、お客様にとって居心地の良い空間として利用できるため、人気店も多いです。

本記事は、店舗デザインにアースカラーを取り入れるメリットや効果などを解説していきました。落ち着いた店舗デザインを提供するために、アースカラーを取り入れて、居心地の良い空間を提供していきましょう。

また、株式会社TO(ティーオー)では、多くの店舗デザインを提供しているデザイン設計会社です。店舗デザインはもちろん、事業計画や資金調達のお手伝いも行っているため、お気軽なご相談お待ちしております。また、私たちが選ばれている強みについては、下記のリンクにありますので、ぜひそちらも一緒にご参照ください。