目隠しにもなるガラスフィルムについてご紹介いたします!人の目線を遮ることで居心地の良い空間を作りましょう!

個室パーテーション 建築設計デザインの基礎知識
建築設計デザインの基礎知識

大きなガラスを使用した空間は開放的で気持ちよく過ごせます。一方であまりに開放的だと人の視線が気になって居心地が悪く感じてしまうこともあるかもしれません。その際には「ガラスフィルム」を用いることで手軽に人の視線を遮ることが可能になります。今回はそんな「ガラスフィルム」についてご紹介いたします。

「外部の明るさは確保しつつ人の視線を遮る方法を知りたい」
「開放的だけど居心地が良い空間を作りたい」
「ガラスを安価で意匠的に見せる方法を知りたい」

などとお考えの方は是非参考にして見て下さい。

ガラスフィルムとは

ガラスフィルムとは

ガラスに直接貼るフィルムのことで、デザイン性や機能性を追加することが出来ます。プライバシーを守るためや、意匠性の追加、機能性の追加などの目的でお店や住宅など様々な場面で活躍しています。

ガラスフィルムの貼り方

主にシール状になっており直接窓に貼っていくタイプと、水を窓に吹き付けてその上からフィルムを貼っていくタイプに分かれます。水で貼るタイプだと何度か貼り直しが可能になります。シール状のものだと跡が残ってしまうことがあるので、跡を残したくない場合は水で貼るタイプがオススメです。

ガラスフィルムのメリット

①視線を遮ることが可能

視線を遮ることが可能

大きなガラスは開放的ですが、多くの人の視線を感じる場合は居心地が悪くなってしまいます。その際はガラスに「すりガラス」状のシートを貼ることで明るさは確保しつつも視線を遮ることができます。ただガラス一面に貼ってしまうと圧迫感を感じる場合もあるので人間の目線の高さだけフィルムを貼る、グラデショーン状になっているフィルムを用いるなど工夫することがオススメです。

②意匠的なガラスを安価で実現

意匠的なガラスを安価で実現

意匠にこだわったガラスを作るとなるとコストがかかってしまいますが、ガラスフィルムを使用すると安価で雰囲気を似せることが可能です。ステンドグラスのように見せるフィルムや、グラデショーン状になっているフィルム、様々なパターンや柄が描かれたものなど種類は様々です。ガラスにこだわりたいけれど、コスト面で悩んでいる方は選択肢に入れることもアリだと思います。

ガラスフィルムの機能性

ガラスフィルムには意匠だけでなく機能性に優れたものも多くあります。その一部をご紹介いたします。

①飛散防止

ガラスフィルムの機能性①飛散防止

ガラスが何かしらの衝撃で割れた場合破片が散らばり大変危険です。しかし飛散防止のフィルムを貼ることで被害を軽減することが可能です。

②紫外線を防ぐ

ガラスフィルムの機能性②紫外線を防ぐ

紫外線を防ぐ効果のあるフィルムは、窓際の席などに使用することはもちろん、店内の家具などの経年劣化を防ぐためにもオススメです。

③遮熱・断熱効果

ガラスフィルムの機能性③遮熱・断熱効果

暑い時期には直射日光を防ぎ、寒い時期には暖かい空気を保つ効果があります。またこれにより空調の効きが良くなるので、電気代の節約が期待できます。そして内部と外部の寒暖差が減ることで結露対策にも役立ちます。

まとめ

今回はガラスフィルムについてご紹介いたしました。ガラスフィルムは比較的安価で、施工も簡単なのでお店だけでなく住宅のDIYにも役立ちます。意匠的にガラスを見せたい場合は、本物を使用する部分とガラスフィルムで代用する部分で上手く使い分けをすることでコストを抑えながら良いお店造りが出来ると思います。その使い分けの方法などお悩みの際は是非ご気軽にご相談ください。

株式会社TOは店舗やオフィスなどの商業施設のデザインを多く取り扱っています。「お客様が望まれていること」さらに「お客様のお客様が望まれていること」を実現できるように誠心誠意取り組んで参ります。店舗改装や、新規出店、それ以外のことでも何かお困りのことございましたらご気軽にご相談下さい。皆様の理想を叶えるために尽力させて頂きます。

TOにデザインをお任せいただいたお客様の声はこちらでご紹介しています。私たちは施主に一番近いパートナーとして、構想段階から開業までサポートします。私たちのデザインに対する姿勢、施主との関係性をお確かめください。ぜひこちらも合わせてご参照ください。