このように、イタリアンレストランの開業を予定しているけど、店舗デザインをどうするか悩んでいる、オーナーの方は多いのではないでしょうか。この記事では、イタリアンレストランの基礎知識から店舗デザインのポイント5つを詳しく解説していきます。
イタリアンレストランの開業は多く、飲食店の中でも人気の高い業態の一つです。裏を返せば競合店が多いため、なにも考えずに店舗デザインを決めてしまうと失敗してしまう可能性が。おしゃれな空間で人気店にするためにも、この記事をチェックしてみてください。
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イタリアンレストランの種類によって店舗デザインは変わる
リストランテ(コース料理を中心とするレストラン)
ドレスコードをしていくような店舗を示します。店舗デザインは高級感のある空間づくりが重要です。
バール(お酒を楽しむのを中心としたレストラン)
イタリアンレストランのお酒はワインが中心になるため、ワインに合う木を基調とした内装やレンガ調の内装が適しています。
ピッツェリア(ピザを中心としたレストラン)
ピザのイメージは大きな窯です。窯でピザを焼いているのを見て楽しめる内装デザインにするといいでしょう。レンガ調の温かみのあるデザインがピッツェリアには向いています。
トラットリア(リストランテよりカジュアルなレストラン)
個人経営で多いイタリアンレストランがトラットリアです。リストランテより高級感を抑えつつオシャレ要素を強めた内装デザインにするといいでしょう。女子会やカップルがメインターゲットになります。
オステリア(庶民的な雰囲気のあるレストラン)
イタリアンレストランの中でも大衆店になるのがオステリアです。誰でも入りやすいカジュアルな内装が求められます。
イタリアンレストランの店舗デザインのポイント
イタリアンレストランの店舗デザインを決める際に焦点を当てるポイントは、以下の5つです。
①コンセプト設定を怠らない
②温かみのある内装にする
③競合店と差別化した内装づくり
④換気設備を妥協しない
5つそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
①コンセプト設定を怠らない
内装のデザインを決める前に以下のコンセプトは必ず決めるようにしましょう。
・ターゲット層
・提供するものの価格帯
・営業する時間帯
・どこで開業するのか
上記4つを掘り下げておくことで店舗デザインのブレを防ぐことができます。たとえば、バールのようなお酒を中心とする大衆店にするのに、内装を高級感のある空間にしてしまうなどです。
コンセプトが決まっていないと統一感のない店舗デザインになってしまいます。コンセプトを事前にしっかりと決めておくことで、統一感のある店舗デザインにできるでしょう。
②温かみのある内装にする
リストランテでもオステリアでも、イタリアンレストランは、温かみのある内装が最適です。内装に使用する色は温かみのある暖色系で統一すると収まりが良くなります。木材やレンガなどの素材を中心に使用すると温かみのある空間を作りだすことができます。
③競合店と差別化した内装づくり
イタリアンレストランには競合店が多く存在します。競合店に勝つ集客力を付けるには、差別化した内装作りが重要です。他のイタリアンレストランが取り入れていないデザインを内装に使用することで、集客に強い店舗を目指しましょう。
④換気設備を妥協しない
イタリアンレストランは火を使用することが多いため、換気設備が重要です。特にピッツェリアの場合は換気設備を妥協しないようにしましょう。ニオイが客席に充満してしまうと、高級感やおしゃれな空間が台無しになってしまいます。ニオイがこもらないように、店舗の広さに合った換気設備を導入するようにしてください。
まとめ
この記事では、イタリアンレストランの基礎知識から店舗デザインのポイント5つを詳しく解説してきました。イタリアンレストランは種類に合わせた店舗デザインにすることで、統一感が生まれます。
こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください