格子でつくる和モダンな空間デザインでワンランク上の店舗に魅せる方法を教えます!!

木彫り看板 建築設計デザインの基礎知識
建築設計デザインの基礎知識

格子のイメージでは、和と感じることが多いと思います。最近では格子の使い方や組み合わせ方で和モダンな雰囲気の空間デザインにもよく使われています。今回は、格子の設計において必要な基本についてと、格子でつくる和モダンな空間デザインでワンランク上の店舗に魅せる方法を施工事例と一緒にご紹介していきます。

格子の基本の考え方が知りたい!格子を用いて和モダンな空間デザインにしたい!とお考えの方は是非、さいごまでご参照ください。まず、そもそも格子とはどんなもののことなのでしょうか?最初に格子についてご説明していきます。

和風(和モダン)の店舗をデザイン・施工する場合の考え方と費用、デザイン事例については、下記バナーの特集ページでより詳しく解説しています。私たちTOは、和の伝統を現代に息づかせる和風の店舗デザインを得意としています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

和モダンデザインが特にな店舗デザイン会社

格子とは?

格子

格子とは、角材を用いて縦横の格子状に決まった間隔で組み立てている区切りや仕切りのことです。主に窓の先に取り付けたり、扉に用いられることが多いです。では、実際に格子を空間デザインに取り入れるうえで、基本的な気を付けておくべきことや印象の替え方のコツをお教えしていきます。

格子のピッチと太さに注意しましょう!

格子ピッチ

格子で1番大事なことは、格子のピッチと太さです。ピッチとは、角と角の開ける隙間の間隔のことを示します。このピッチや太さによって空間の印象を左右させます。ピッチが狭く、格子で用いる角の太さが細い場合、繊細な雰囲気に魅せることができます。反対にピッチが広く、角の太さが太い場合、大胆な印象に魅せることができます。設計する際はまず、魅せたい雰囲気を決めてピッチと太さを選びましょう!

角材の色を決めましょう!

角材の色を決めましょう! 

格子で使用する角はヒノキ材やパイン材、オーク材など木材の素材を選ぶことができます。
ヒノキ材は繊細に魅せるため和な雰囲気に魅せることができます、もう少し和モダンに魅せたい場合にはパイン材やオーク材がおすすめです。また、角材は仕上げの染色を選ぶことができます。素材を楽しむ場合はクリア仕上げても良いと思います!

縦桟、横桟を入れる。

格子縦桟横桟

縦桟とは、縦の框に平行になっているものです。横桟とは、上下の框の中央に横につけるものです。横桟は縦に入った角が細いと縦桟だけではずれやゆがみが生じてしまうことがあります。その場合を防ぐために横桟は付けることがあります。

また、部分的なデザインとしても横桟を生かすことができるので空間に合わせてデザインをしてみるのもよいかと思います!次に格子を用いて和モダンな空間デザインでワンランク上の店舗に魅せる方法を施工事例と一緒にご紹介していきます。

間仕切りがわりに格子を取り入れる方法

格子間仕切り

格子は間仕切りに使用することもできます。壁の間仕切りを使用するよりも格子を用いることで空間に圧迫感を出さず視線をさえぎる役割も果たすことができます。特に縦格子で使用することが多いですが横格子でも対応は可能です。イメージの空間に合う方を選びましょう!

格子の引き戸を取り入れる方法

引き戸格子

格子のデザインは扉に取り入れることも多いです。特に店舗設計だと、寿司屋などの和モダンを演出したいときに引き戸の扉に格子を用いることで、高級感ある雰囲気を演出することができます。高級感を出すときは細かめのピッチで設計すると引き締まった繊細な空間になります。

窓周りに格子を取り入れる方法

窓周り格子

窓の周りに、外側や内側に格子を取り入れることで、歩行者などの人の視線をさえぎることができます。先ほど説明をした横桟を入りの格子デザインや内側に設ける場合は障子と格子を組み合わせて和モダンに魅せることができるので、気になる方はぜひデザイナーに相談してみましょう!

まとめ

今回は格子の設計において必要な基本についてと、格子でつくる和モダンな空間デザインでワンランク上の店舗に魅せる方法を施工事例と一緒にご紹介していきました。格子はピッチや太さに注意することで魅せ方が変わることがお判りいただけたかと思います。ぜひ今回の施工事例を参考に格子を取り入れた和モダンな店舗づくりをしてみてください!

株式会社TOは、愛知県名古屋市に拠点を構えるデザイン設計事務所です。主に飲食店舗やオフィスなど、商業施設の空間デザインを承っております。デザイン設計事業だけではなく、オフィスの開設に関するご相談も無料で対応させていただいております。まずはお気軽にご相談ください。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。