【和食店・日本食店】洗練された和とモダンさを魅せる和風コンセプトの店舗デザインのコツとポイントをご紹介いたします!

障子和モダン 建築設計デザインの基礎知識
建築設計デザインの基礎知識

和風な店内にしたいけどどんなデザインを入れてもらえばいいかわからない。和風すぎず、「和モダン」に魅せる店舗デザインを考えてているといったオーナー様必見!今回は和風に魅せる店舗デザインの方法4選をご紹介いたします!是非、興味のある方は最後までご覧ください。

木材に対する想い・木を使用したデザインの強みはこちらの特集ページでも詳しくご紹介しています。建材としての木材には、デザイン性の他にも様々なメリットがあります。木がお店に与えるデザイン的な効果と、部材としてのメリットを解説します。

和風に魅せる店舗デザインの方法4選をご紹介いたします!

1.壁に廻り縁を取り入れる

和風廻り縁

廻り縁は、従来の和室において重要とされる部位の一つとされていました。廻り縁とは、天井と壁の隙間を埋める役割を果たすものです。

この廻り縁を個室や通路など部分的に取り入れるだけで和風に魅せることができます。また、廻り縁と合わせて、廻り子や縦桟・横桟などを組み合わせて等ピッチに仕上げると和モダンな店内を演出することができます。

2.格子のデティールを取り入れる

和風の格子デザイン

和風の王道ともいえる格子は、扉やパーテーションなどに活用することで一気に和風なテイストの店内に魅せることができます。格子デザインの扉を取り入れる場合は、極力角材を細目の10㎜程度で均等なピッチにデザインすると繊細な品のある和風な店舗に仕上がります。

高級寿司店などで取り入れることが多いです。もう少しカジュアルに格子を使用したい場合は、角材をもう少し太目なものを選定したり、ピッチを広くとると見え方が変わります。他には、格子のディテールを店内全体に取り入れて、部材を変えてパーテーションに使用すると店内に統一感が生まれます。

3.比率でを考えた框扉を取り入れる

和風の框扉

扉の種類でも框扉は縦框と横框の太さの比率設定によって和風と洋風に魅せる方が異なります。例えば、框扉を利用して和風に魅せたい場合は、縦框を60㎜、横框80㎜というように横框を太めに設定することで和風な框扉にすることができます。

反対に洋風にしたい場合は縦框と横框を同じ太さに設定すると良いとされています。

4.木巾木を取り入れる

和風の木巾木

巾木(はばき)は最近ではソフト巾木が主流ですが、ソフト巾木を取り入れるとどうしても洋風に見えてしまう部分があります。和風に魅せたい場合や木材を多く取り入れている場合は空間に合わせて木巾木を使用することで、一気に和風なテイスト仕上げることができます。

さらに、スタイリッシュに従来の和室風に魅せたい場合は雑巾摺り(ぞうきんずり)がおすすめです。昔の押入れや床の間に用いられていたものですが、巾木と同じように壁と床の隙間を埋める役割を果たします。

巾木は高さが50~100㎜あるものに対して雑巾摺りの高さは10㎜程度のかなり高さが低めになっているのが特徴的です。高さが低い分スッキリ見え、和モダンスタイリッシュな空間になります。店舗でも活用することもできるので、ぜひ取り入れてみてください。

和風(和モダン)の店舗をデザイン・施工する場合の考え方と費用、デザイン事例については、下記バナーの特集ページでより詳しく解説しています。私たちTOは、和の伝統を現代に息づかせる和風の店舗デザインを得意としています。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

和モダンデザインが特にな店舗デザイン会社

まとめ

和風に魅せる店舗デザインの方法

和風に魅せる店舗デザインの方法4選をご紹介いたしていきました。基本は昔ながらの和室の仕組みを理解してそれをバージョンアップした方法で店内のデザインにも取り入れていくと新たに「和モダン」という魅せ方が出来てくるかと思います。是非本記事を参考に店舗に取り入れてみてください。

株式会社TOは、飲食店やオフィスなど、商業施設の店舗デザインを得意とするデザイン設計事務所です。和風なデザインや和モダンに魅せる店舗設計を得意としております!ぜひ気になることがあればお気軽にご相談ください。