店舗や住宅の印象を左右する照明器具ですが、照明器具には光らせるための電球が必要になります。非常に身近なものですが、今回はその種類や選び方についてご紹介いたします。
など疑問をお持ちの方は是非参考にして下さい!
電球の種類
普段私たちの目に入る電球は主に「白熱電球」「蛍光灯」「LED電球」に分けられます。現在では寿命や電気代の面からLED電球を使用するのが最も一般的になっています。
①白熱電球
■寿命:1000-3000時間
■電気代:高い
■調光:対応可能
②蛍光球
■寿命:6000-16000球
■電気代:安い(白熱球の1/4)
■調光:器具により対応可能
③LED
■寿命:40000時間
■電気代:安い(白熱球の1/8)
■調光:器具により対応可能
電球の選び方
「電球が切れた」「もう少し明るくしたい」などLED電球を変える機会はあると思います。その際の確認するポイントについて解説いたします。
①口金のサイズ
電球は「ソケット」と呼ばれる受け口に指して使用します。その受け口に取り付ける際に電球の下部にねじのような形状になっている部分があると思います。その金属部分を「口金」といい、この部分とソケットのサイズが合っていない場合設置が出来ないので注意する必要があります。口金サイズは「E+直径」で表されます。主なサイズとしては以下のように分類されます。
■E26(最も一般的なサイズ)
■E17(E26より小型のサイズ)
■E11(一般ではあまり使われずが、スポットライトなどで使用)
口金サイズの確認方法として最も確実なのは元々使用していた電球を確認することです。それが確認出来ない場合は直接メジャーで直径を測るのがオススメです。
②外形のサイズ
電球には様々な形状があります。照明器具の口が小さい場合は電球が中に納まるのかしっかりと外形、長さを確認した上で電球を購入しましょう。
③色
電球色(温かみのある色味)相当や昼光色(青みがかった色味)相当など、雰囲気に合わせて選択する必要があります。
④明るさ
LED電球の明るさは全光束【ルーメン(lm)】で表され、数字が大きいほど明るさも強くなります。そのため必要な強さに応じて選択しましょう。
⑤光の広がり方
電球により光の広がり方には違いがあります。リビングで空間全体を照らしたい場合は全方向に光が広がるタイプ、廊下やトイレ、洗面所など手元や足元に光が欲しい場合は下側に光るタイプがオススメです。
⑥調光の有無
調光器を使用する場合は調光器に対応するものを使用する必要があるので気を付けましょう。またその他に、玄関など屋外で使用する屋外用器具や浴室などで使用する密閉型器具などは、その器具に対応した照明を選ぶことが必要です。
まとめ
今回は主に「LED電球」についてご紹介いたしました。身近なものですがLED電球が普及するにあたって交換する機会も少なくなっているので意外と知らないこともあったかもしれません。照明は空間のイメージを左右する大事な要素ですので、店舗造りをするにあたってご不明点や疑問点ございましたらお気軽にご相談下さい。
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