「店舗ををリニューアルしたいけど、なるべく低予算で抑えたい」とお考えではないでしょうか?店舗のリニューアルは、話題性や集客力を高め、安定した売り上げに導くためにも必要不可欠ですよね。とはいえ、実際にどんなポイントに注意すれば費用を抑えつつ満足度の高い仕上がりになるのか、よく分からないこともあると思います。
今回は、低予算で店舗をリニューアルする方法について詳しく解説します。費用を抑えながらおしゃれに仕上げるコツもご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

長く愛される店舗づくりのコツをYouTubeでもご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
店舗のリニューアルの相場は?
まずは、店舗のリニューアルにどれぐらいの費用がかかるか確認しておきましょう。以下は、飲食店の店舗をリニューアルした場合の費用目安です。実際には使用する材料やデザイン、導入する設備や備品などの内容によって大きく異なりますのであくまで目安としてお控えください
- 内装:坪単価30万~50万円程度
- 外装:坪単価50万~100万円程度
店舗のリニューアル費用を低予算に抑える7つのコツ
ここでは、店舗のリニューアル費用を低予算に抑える7つのコツを具体的にご紹介します。
面積の広い部分を優先してリニューアルする
店舗のリニューアル費用を低予算にしつつ、おしゃれに印象を一新したい場合は、面積の広い部分を優先してリニューアルしてみましょう。たとえば、外壁塗装の塗り替え、壁紙や床材の張り替えなどです。面積の広い部分をリニューアルすることで、店舗の印象を大きく変えることができます。ただし、失敗できない部分ともいえるため、業者とよく相談して進めていくとよいでしょう。
なるべく安価な材料・設備・備品を選ぶ
店舗のリニューアル費用を抑えるには、なるべく安価な材料・設備・備品を選ぶことがコツです。高品質さや機能性にこだわった素材・設備・備品を導入すれば、当然ながら費用も高くなります。特に、広い店舗では影響が大きいため、よく検討してみる必要があります。
中古品の活用も考えてみる
店舗の設備や備品などを入れ替えたい場合は、中古品の活用も考えてみてください。中古品を上手に活用することで、設備や備品にかかる費用をグンと抑えられます。中古品であっても、使用感が少なく正常に使えることを条件に、店舗のコンセプトにマッチするものを探してみましょう。
なるべくシンプルなデザインにする
店舗をリニューアルする際、なるべくシンプルなデザインにすることも、費用を抑えるコツの一つです。最低限の工程で済むことから、工期の短縮化にもつながります。シンプルなデザインは、おしゃれな印象に仕上がるほか、掃除やメンテナンスがしやすいといった点もメリットです。

スペイン料理店のリニューアル

内装・外装のどちらか一方をリニューアルする
内装・外装のどちらか一方をリニューアルすることで、低予算に抑えることが可能です。店舗のリニューアルは、内装・外装を同時に行わなければいけない決まりはありません。予算を抑えたい場合は、内装・外装のどちらかを優先して進めていくのも一つの方法です。
たとえば、最も気になるのが古びた印象の外装なら、外装のリニューアルを優先しましょう。内装の汚れや傷みが気になる場合は、内装のリニューアルを第一に検討してみてください。
予算内でベストな提案をしてくれる業者に依頼する

店舗リニューアルを担当させていただいた施主様と
店舗のリニューアル費用を抑えるには、予算内でベストな提案をしてくれる業者に依頼しましょう。業者の中には、最初から伝えた予算を超える提案をしてくるところもあるので、気を付けてください。その点、予算内でベストな提案をしてくれる業者なら、顧客に対して誠実で安心して依頼できます。
なお、業者を検討する段階では、複数の業者に見積もりを依頼して比較しても構いません。ただし、むやみに数多くの業者に依頼しても時間や手間がかかるだけです。ここは、信頼できると判断した2~3社に絞って依頼するとよいでしょう。
もちろん私たちTOにもお気軽にご相談ください。店舗デザインに関するご相談は無料で対応させていただいております!
居抜き物件の活用も検討してみる
店舗の移転を伴うリニューアルを予定している場合は、居抜き物件の活用も検討してみるとよいでしょう。居抜き物件は、前の貸し主が使っていた当時のままの内装・外装になっている物件です。
業態が同じ物件なら、内装や外装を最低限リニューアルするだけで済み、費用を大幅に節約できます。必ずしも理想的な物件がよいタイミングで出てくるとは限りませんが、アンテナを広く張り巡らせておくとよいでしょう。
店舗のリニューアルを低予算に抑えるときの注意点
店舗のリニューアルは、低予算にこだわり過ぎると思わぬ失敗につながるため、注意が必要です。「こんなはずではなかった」とならないためにも、それぞれよく読んで参考にしてみてください。
やりたいことの優先順位を決めておく
店舗を低予算でリニューアルする場合、やりたいことの優先順位を決めておくとうまくいきます。店舗のリニューアルで実現したいことをすべて書き出し、優先順位を付けてみてください。実際に、店舗をリニューアルする際、優先順位が高いことから予算内で順番に実現していくと、限られた予算でも満足度が高くなります。
費用の安さだけで業者を選ばない
費用の安さだけで業者を選んでは、いけません。他社と比較して明らかに安過ぎる場合は、何かしらの理由があるものです。たとえば、スタッフの技術力不足などで低品質な仕上がりになるなどです。中には、安い金額を提示しておきながら、実際には法外な請求をしてくる悪質なケースもあるので注意しましょう。
業者に任せっきりにしない
業者に任せっきりにしないように心がけることも、注意すべきポイントになります。業者によっては、依頼されていない内容でも、よかれと思って勝手に進めてしまうことがあるので注意してください。 結果的に予算をオーバーするのでは、本末転倒です。
業者とのコミュニケーションを円滑に進め、何かあったら気軽に問い合わせたり確認してもらったりできる体制を整えていくようにしましょう。施主様のこだわりが店舗デザインに反映され、それが愛されるお店にもやがて繋がっていきます。
低予算で店舗のリニューアル実例を2つご紹介
ここでは、私たちTOにご依頼いただいた店舗のリニューアルのうち、低予算でも満足度の高い仕上がりを実現した実例を2つご紹介します。
白が基調の清潔感あふれる店舗のリニューアル実例

こちらは、冠婚葬祭ギフトショップ「Gift shop Nature」からのご依頼により店舗のリニューアルをお受けした事例です。冠婚葬祭という祭事に関する業態にふさわしい、白を基調としたシンプルな印象が特徴になっています。白の持つ明るさや清潔感を前面に出すことで、予算を抑えて理想的な仕上がりを実現できたと、お褒めの声をいただいています。
居抜き物件を活用したパーソナルジムのリニューアル実例

こちらは、既存の区画をうまく活用することでリニューアル費用を抑えることができた事例です。スタッフやお客様のスムーズな動線を考慮したデザインで、ストレスのない心地よい空間を実現しています。また、R(曲線)を多く使ったデザインや照明の工夫でおしゃれに仕上がり、オーナー様からも大変ご満足いただいています。
まとめ
店舗のリニューアルは、低予算であってもさまざまな工夫を行うことで、理想的な仕上がりを手に入れることができます。予算を抑えつつおしゃれな印象に一新するためには、評判のよいデザイン会社に相談して進めていくと間違いがありません。
私たちTOでも、店舗のリニューアルにおいて、ご予算に合わせたご提案を行っており、おかげさまで大変ご好評をいただいています。必ず満足していただけると自負しておりますので、まずは、お気軽にお問い合わせください。