高級ラウンジの内装デザインのポイント|贅沢な雰囲気を作る演出とは?実例を元に解説します

飲食店の店舗デザイン
飲食店の店舗デザイン

お客様に愛される高級ラウンジには、感動を与える内装デザインが不可欠です。接待などのビジネスで使用されることも多い高級ラウンジ。

キャストやお客様同士の会話が盛り上がり、贅沢な気持ちで過ごしてもらうために、内装デザインはどのようなポイントに気を付ければよいでしょうか。

今回は実例を元に、内装デザインに贅沢な雰囲気をつくる演出方法を解説します。

私たちTOは木材を使ったデザインにこだわりを持っています。木材に対する想い・木を使用したデザインの強みはこちらの特集ページでも詳しくご紹介しています。木がお店に与えるデザイン的な効果と、部材としてのメリットを解説します。

内装のコンセプトを決める

高級ラウンジの内装デザインは、いくつも種類があります。そのため、どのような空間でどのようなお客様をお迎えするのか、理想とするコンセプトを設定する必要があります。

キャストのドレスが映えるような洋風なデザインにするのか、着物にもマッチするように和モダンのテイストを取り入れるのか。内装デザインに筋の通ったコンセプトがないと、お客様に違和感を与えてしまいます。

コンセプト設定のアイデア出しの段階では、まずオーナーの好みを元に考えていくのも良いですし、すでに人気になっている高級ラウンジの内装デザインの画像を、いくつかピックアップして参考にするのも良いでしょう。

コンセプト設定は店舗デザインの土台です。ここは妥協せず、納得できるまで掘り下げて考えましょう。

配色プラン

贅沢な夜の雰囲気を与える内装デザインには、配色プランが大切です。メインとなる色の数は少なめにすることがポイント。

内装デザインにたくさんの色を使用すると、高級感とは対極なカジュアルな印象を与えてしまいます。

おすすめは黒、ダークグレー、ブラウン、ベージュなどの落ち着いた色味でまとめること。そこにゴールド、カッパー(銅色)など光沢感のある色を追加すると効果的です。

もちろん、設定したコンセプトに合わせて赤や青などの色も使用できます。その場合は全体のバランスを考えながら、暗い色味に落ち着かせることがおすすめ。

高級ラウンジの内装デザインは、お客様やキャストを引き立たせるための舞台ととらえ、色をたくさん使用しないようにしましょう。

座席までの動線

「動線」とは、お客様が店内を移動する経路のことです。入店から座席につくまで、お客様の緊張感やワクワク感を掻き立てるような動線づくりは、高級ラウンジならではのポイントです。

席を案内されるとき、あえて店内の最奥まで見せないような通路は、デザインに奥行きが感じられるのでおすすめ。

お客様が着席されるまで、店内のどこを見るかを意識することも大切。足元の照明や壁の装飾、スタッフがどこにいるのかなどを無意識に見るでしょう。

備品などが見えてしまっては台無しです。最高の第一印象を持っていただくため、入店から着席までの動線を意識しましょう。

高級感のある素材感

座席やテーブルといった造作家具、間仕切り壁などは、高級感のある素材を使用しましょう。なぜなら天然素材のもつ重厚感は、高級ラウンジの雰囲気を贅沢なものへと格上げするからです。

特に座席やテーブルはお客様の目の前にありますし、手で触れる部分です。たとえお客様がインテリアの知識がない方でも、天然素材かフェイクかを容易に見分けられます。

天然の木材、大理石、ガラス、金属などの素材は、割合を多めに使用すれば高級感を演出することができるのでおすすめ。

天然の素材は、経年変化やメンテナンスのことを考慮しなければならないものがあります。内装デザイナーと相談しながら取り入れていきましょう。

照明

高級ラウンジを贅沢な雰囲気にするためには、照明は無視できません。照明計画は慎重にすすめましょう。

特に暗さと明るさのバランスは重要です。贅沢な夜のイメージなので、店内は全体的に暗めにした方が良いです。以下の表は照明を配置する場所とその効果になります。

照明を配置する場所 効果
目線より下、足元に配置 視線が下に向き、落ち着いた雰囲気になる
壁面やカウンター裏に配置 後光がさしたような特別感が演出できる
天井にデザイン照明を配置 座席から見上げると、広さと高さを感じる
テーブル上にスポットライトを配置 ドリンクやフードが輝いて美味しそうにみえる

高級感や贅沢なイメージのある照明器具だと、シャンデリアを思い出す方もいるでしょう。シャンデリア以外にも、高級感や贅沢な雰囲気をもつ照明器具はたくさん販売されています。店舗デザインのコンセプトに最適なものを選びましょう。

照明計画に失敗してしまうと、内装のほかの要素が引き立たず、贅沢な雰囲気が作れません。妥協せずに決めていきましょう。

高級ラウンジの事例紹介

事例として、わたしたち株式会社TOが内装を手がけた高級ラウンジをご紹介します。入店した瞬間からお客様に楽しんでいただけるよう工夫され、高級ラウンジに必要な内装デザインのポイントを網羅しています。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

事例でとりいれた内装デザインのポイント

配色プラン

ダークグレーの床や壁面、ベージュの客席、出入口の扉はカッパーが使用されています。贅沢で落ち着いた空間のための配色です。

座席までの動線

曲線間接照明

座席までの動線として、S字にカーブした通路を採用。店内の奥まで、あえて見渡せないようにデザインされています。「奥になにがあるんだろう?」とお客様にワクワク感を演出する効果があります。

素材感

内装の素材は店内全体を通して、高級感のあるもので統一しました。テーブルや床に使用した大理石が、贅沢な雰囲気を醸し出しています。木材を使用した格子も、モダンな特別感を与えます。

照明計画

照明計画は天井、壁面、カウンターなど随所に演出照明が効果的に配置されています。店内のどこを切り取ってもおしゃれで贅沢な雰囲気があります。

事例でわかる非日常を演出するポイント

お客様に贅沢な気分を味わっていただくためには、非日常を演出することは重要です。事例では以下のようなことを内装デザインに取り入れました。

視線が気にならない座席配置

曲線デザイン天井

限られた店内の広さで、座席配置はむずかしいことがあります。非日常を感じてもらうためには、お客様同士の視線がぶつからないように配慮しましょう。お客様が気兼ねなく会話を楽しむことができます。

パターン(柄)を取り入れる

大量の装飾

パターン(柄)を効果的に取り入れることで、非日常を演出できます。一般的に、住宅などの居住空間ではパターンが入った壁や天井はあまり採用されません。

生活者が飽きるのを避けるためです。高級ラウンジは日常を忘れて楽しむ場所です。ぜひパターンを内装に取り入れましょう。

生花を飾る台

日常的に生花を飾る方もいますが、一般的には生花をゴージャスに飾る方は少ないでしょう。ぜひ高級ラウンジでは贅沢に生花を活けて、お客様の目を喜ばせてください。

生花を飾るなら、お客様の視界に入りやすいように専用の花台を準備しましょう。季節感の演出としても、生花は効果的です。

高級ラウンジの店舗デザインはTOにおまかせください

高級ラウンジは非日常な空間のなかで、キャストやお客様同士が豊かなコミュニケーションを楽しむ社交場です。贅沢な雰囲気を演出するためには内装デザインをしっかりと作りこむことが必須です。

「ひとりでは良いアイデアが浮かばない」と悩んでいるだけでは、計画は前にすすみません。

TOでは経験豊富なデザイナーが高級ラウンジのコンセプト設定から、内装デザイン・施工、開業までのサポートをトータルに対応いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインの流れについてはこちらのページをご参照ください。