店内に入ると落ち着いた雰囲気と高級感を感じるお店に出会ったことはありませんか？そう感じる店舗にはよく間接照明が用いられています！
間接照明とは光源から間接的に光を放つ手法です。主にテープライトというもの用いて、わざと光源が直接当たらないように立ち上がりの‟アゴ”というものをつくることで光をじんわりとグラデーションのように見せることができます。
飲食店のオーナー様も間接照明を店内に取り入れたいとお考えの方も多くいらっしゃいます。今回はそんなオーナー様必見！！間接照明で高級感のある店舗をつくるテクニックをご紹介いたします。
「間接照明を使いたいと考えているが、どんなところに使ってもらうのがいいのかわからない」「高級感のある店舗に魅せる間接照明の入れ方を知りたい」と言った方は是非最後までご参照ください。
私達の照明に対する想いと設計のポイントはこちらの特集ページでも詳しくご紹介しています。実際の事例（店舗やオフィスの照明設計）をもとに、解説していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。
間接照明で高級感のある店舗をつくるテクニックを4つご紹介いたします！！
1.ソファーの後ろから間接照明をあてる方法
BOXソファー席の場合にソファーの後ろから間接照明で照らす方法を活用することができます。この方法を用いることでソファーの背面に設置された間接照明から壁に向かってグラデーションのように見せることができます。空間全体に高級感を与え、落ち着きのある店舗になるのでぜひ参考にしてください。
2.ガラスのパーテーションの下から間接照明をあてる方法
ガラスと間接照明の組み合わせは上品に魅せることができるのでオススメです！ガラスのパーテーションやソファの腰壁の上にガラスをつける場合などにこの方法を用いることができます。
また、ガラス自体にもエッチングやブラストなどの加工を加えたり、グラデーションフィルムなどデザインが落とし込まれたものを選定することで、下からの間接照明との組み合わせによりより奥行のあるグラデーションのパーテーションが出来上がります。
3.掘り込み天井に間接照明を入れて空間をやさしく照らす方法
掘り込みの天井にした場合はぜひ、間接照明を入れてみてください！天井は面積も広いため、お客様からの視線にも入りやすいため店内の印象に繋がります。
また、間接は暗いイメージもあるかもしれませんが、十分に間接照明でも空間を明るくすることができます。心配な場合は必要に応じてダウンライトなどを計画するのは良いかと思います。
4.曲線状の床下を照らして演出する方法
間接照明は直線のみに限らず、曲線でも対応可能な折り曲げができるチューブ状の間接照明器具もあります。その器具を活かして曲線を描いた壁や床の下に間接照明を取り入れ、柔らかい空間を演出することができます。また、壁や床のカラーによっても見え方が異なります。
例えば壁が白の場合は柔らかくやさしい空間に仕上がり、清潔感のある高級な店舗に魅せることができます。反対に壁が黒の場合、奥行きのある大人な雰囲気の高級感を演出できます。間接照明と選ぶクロスのカラーによって様々な楽しみ方があるので、お店の用途に合わせて選定しましょう。
まとめ
今回は間接照明で高級感のある店舗をつくるテクニックをご紹介していきました。間接照明自体にもさまざまな器具の種類があり、曲線にも対応できることや、間接照明を用いる方法によって魅せ方を楽しむことが出来ることがお判りいただけたかと思います。是非本記事を参考に店舗に取り入れてみてください。
株式会社TOは、飲食店やオフィスなど、商業施設の店舗デザインを得意とするデザイン設計事務所です。今回ご紹介いたしました、間接照明を用いたデザインも得意としております。
役に立つデザイン設計事務所をモットーにお客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。何かお困りの際はお気軽にご相談ください。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
株式会社TOでは、店舗の開業・改装・運営に関する補助金の取得補助を行っております。開業・リニューアルの際には、補助金の申請から建物の完成、受給までを一貫してサポートいたします。補助金取得の流れや過去の採択事例に関してはこちらのページをご参照ください。
