持続可能なお店づくりを目指して

私たちTOは、これまで一貫して、長く愛されるお店づくりに向き合って参りました。持続可能なお店を実現するためには、
施主の「想い」が反映されたデザインと集客戦略、資金繰り、動線設計などのマーケティング視点の掛け合わせが必要です。
私たちは、施主様と一緒にこれらを徹底的に考え抜き、寄り添い、実践します。

TOの施工事例

メタリックな店舗デザインのポイント|ステンレスやシルバーなどの金属を用いて演出する洗練されたイメージの作り方とは

店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント

メタリックな店舗デザインは、かっこよく見える反面、デザインが難しくセンスの問われる素材です。

「メタリックな素材を使って内装をデザインしたい」「どうしたらかっこよく見えるの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

洗練されたデザインにするためにぴったりのテイストやメタリックを使う際のポイントなど、詳しく解説します。私たちTOが担当したメタリック素材が含まれる店舗の実例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

メタリックな店舗デザインにぴったりのテイスト

メタリックな店舗を考える時は、シルバーなどの金属素材がマッチするテイストを決めておくと便利です。4つのおすすめのテイストを紹介するので、自分の店舗をイメージしながら読んでみてください。

モダン

メタリックな店舗デザイン

余計な装飾をしすぎずシンプルにまとめたデザインのことを指し、洗練された印象を与えるモダンと金属素材は相性抜群です。

装飾を最小限にすると聞くと、殺風景な内装を想像するかもしれません。しかし、限定した中にもあたたかみを感じられるのがモダンデザインの特徴でもあります。

無機質なメタリックの輝きに、どこかあたたかみのあるデザインでおしゃれな内装に仕上げます。また、和のテイストを取り入れた和モダンと合わせると、さらに個性が引き立つデザインになるでしょう。

ラグジュアリー

ラグジュアリーな店舗デザイン

モダンとは打って変わって、豪華な装飾を施すラグジュアリーな空間にも金属はぴったりです。キラキラと輝く金属は、ラグジュアリーな空間をさらに煌びやかで魅力的に彩ります。

うるさくしすぎたくない時には、テーマカラーを決めて色数を絞ることで派手すぎない大人な空間に仕上がるでしょう。

シック

シックな店舗デザイン

おしゃれで高級感のあるデザインに仕上がるシックなテイストは、ポイントとして金属を使うといいアクセントになります。

主にモノトーンや彩度の低い色を使用して構成する空間に、金属製のポイントをあしらうことで、空間がグッと引き締まるでしょう。金属の面積を広くしすぎず、さりげなく使うのがポイントです。

近未来的

近未来的な店舗デザイン

金属といえば、近未来的なテイストのものにぴったり合います。内装に関してもその通りで、スタイリッシュな空間との親和性は抜群です。

金属を取り入れる場所を工夫したり、ほかの素材との割合を調整したりすることで、要素が多すぎない落ち着いた空間に仕上げることもできます。

メタリックな店舗デザインのポイント

取り入れるのがなかなか難しいメタリックな素材を使った店舗デザインのポイントを紹介します。ポイントをおさえれば、洗練された印象に仕上がるでしょう。

色数を限定する

色数を限定する

金属を内装に使う場合は、色数に注意が必要です。金属は反射したり、周りの色を映したりするので、色数が多いとガチャガチャとしたうるさい印象になってしまいます。

色数を必要最小限にすることで、金属に周りの風景が映り込んでもしつこくならず、失敗してしまうこともないでしょう。

ほかの素材の質感にこだわる

ほかの素材の質感にこだわる

金属は極めて無機質な素材なので、ほかの素材の質感によって、内装の印象が大きく変わります。

金属に、さらに無機質な素材を組み合わせると、都会的な印象になります。商品やサービスがより際立って見えることも利点です。

また、木材などと合わせるとグッとモダンな印象になり、あたたかみがプラスされます。異素材であるそれぞれの良さを感じ取れるのもポイントです。

照明との関係性を考える

照明との関係性を考える

金属を使う時には、照明の配置や明るさなどにも気を配りましょう。金属は反射するので、照明が当たると思わぬ場所に光が反射して当たってしまうことがあります。

反射しても眩しいと感じない配置や、光の当て方を綿密に計画してデザインに盛り込むといいでしょう。

ギラギラした印象にしすぎたくない場合の対処法

金属を使うとギラギラとした印象になってしまうのではないか、と思う人も多いのではないでしょうか。金属は選び方と配置の仕方で落ち着いた印象で使用できます。ギラギラしない3つのポイントをおさえておきましょう。

金属の色にこだわる

金属の色にこだわる

金属といえば、シルバーやゴールドのカラーをイメージする人が多いと思いますが、ブラックなどの落ち着いた色味に加工された金属もあります。

色味が加工されていると、金属特有の反射がおさえられている場合もあり、空間に馴染みやすいでしょう。ぜひ、カラーにこだわって選定してみてください。

配置する割合を絞る

金属部分を広く取ってしまうと、それだけで金属の印象が強くなってしまいます。

特に、シルバーなどのベーシックで金属らしいものを選びたい時には、空間内にあるほかの要素との割合を考えなくてはなりません。うるさすぎず、しかししっかりと主張するいい塩梅を探っていきます。

ヘアライン加工のものを選ぶ

髪の毛のような細さの細かい傷をつけた加工のことをヘアライン加工と呼びます。ヘアライン加工が施されているものは鋭い反射をせず柔らかな印象になるため、派手にしたくない時におすすめです。

平面上に新しい表情が生まれるので、空間のいいアクセントになります。異素材と組み合わせて使ってもかっこよく決まるでしょう。

メタリックな素材を使った店舗実例2選

ここからは、私たちTOが担当した店舗デザインの中から、メタリックな素材を使用した店舗を2例紹介します。どちらも飲食店で、金属を大胆に使いながらも落ち着きのあるモダンな空間に仕上げています。

スペイン料理店【comedor kito 】

スペイン料理店の店舗デザイン

こちらの店舗では、無機質へのチャレンジをしています。無機質な素材だけで内装をデザインするのは非常に難しく、デザインだけでなく施工の難易度も上がりますが、都会的で個性あふれる空間に仕上がりました。

天井のラインは、スペインのマドリッドの道を表現しているスペイン料理店ならではのデザインです。不規則にも感じられる直線の交わりが無機質な空間のアクセントになっています。

高級鮨屋【かわ村】

高級鮨屋の店舗デザイン

フェルーチェという金属製の素材を広い面積に使用して、印象深い空間に仕上げました。

黒い金属は、派手すぎず落ち着いた印象で静かに輝き、そこに黒の桟を組み合わせて立体感を持たせることで、新感覚な素材の楽しみ方を提示しています。

お鮨屋さんということもあり、お客様と大将の位置関係やカウンターの座り心地にもとことんこだわってデザインしました。

まとめ

メタリックな素材を使った店舗のデザイン

メタリックな素材を使った店舗のデザインは、ほかの素材とのバランスや使い方がポイントになります。店舗のテーマやコンセプトに合わせてテイストを決めて、どこにもない個性的な空間を作り出しましょう。

私たち株式会社TOは、お客様の要望に合わせて最良のデザインを提案いたします。無機質なデザインはもちろん、異素材の新しい組み合わせやあたたかみのある和モダンな空間も、お好みに合わせてデザインしていきます。

店舗のデザインに悩んだら、ぜひ株式会社TOにご相談ください。