【自由自在】モルタルを使った店舗デザインで理想の内装を作りましょう

スケルトン物件での店舗デザイン設計はどうする 店舗内装デザイン設計のポイント
「店舗デザインで理想の内装にするにはなんの素材を使用すればいいんだろう」
「理想の内装デザインを実現できるモルタルってどんな素材なんだろう」

このように、理想の店舗デザインを実現するために、モルタルの使用を考えている飲食店のオーナーの方は多いのではないでしょうか。

モルタル素材を内装に使用することは、他の素材の使用に比べて、自由自在な内装デザインできるメリットがあります。しかし、モルタル素材の使用は、店舗を汚く見せてしまう可能性があるため、デメリットも考慮しなければなりません。

そこで、この記事では、モルタル素材の基礎知識とモルタル素材を使用した店舗デザインのメリット・デメリットを解説していきます。ぜひ最後までお読みください。

モルタル素材とは

モルタル素材とは

モルタル素材は、セメントと砂に水を混ぜて作られる建築材料です。店舗や住宅の仕上げ素材やタイル、レンガを重ねるときの下地などに使用されます。

モルタルは、コンクリートと間違われやすい素材です。しかし、コンクリートの場合は、セメントと砂、水に砂利を混ぜて強度を高めた素材になります。

モルタル壁の種類

モルタル壁の種類

モルタル壁の種類は主に以下の5つです。

  1. モルタルリシン仕上げ
  2. モルタルスタッコ仕上げ
  3. モルタル吹付けタイル仕上げ
  4. モルタルパターンローラー仕上げ
  5. モルタル左官仕上げ

上記5つの特徴を抑え、理想の店舗デザインを実現するモルタル壁を選んでみてください。

①モルタルリシン仕上げ

モルタル壁の中でも一番オーソドックスなのが、リシン仕上げです。リシンと呼ばれる骨材を混ぜた塗料を、スプレーガンで吹付けて仕上げます。

ざらざらした凹凸のある表面になるのが特徴的です。マットな印象になるため、和食がメインの飲食店に向いているモルタル壁になります。

②モルタルスタッコ仕上げ

リシン仕上げよりも凹凸の大小の差が出るのが、吹付タイル仕上げの特徴です。重厚感のある壁のデザインにすることができます。しかし、凹凸の大小の差が出るため、溝に汚れがついてしまうと、落としにくいデメリットがあります。

③モルタル吹付タイル仕上げ

タイルガンでランダムな模様をつけて仕上げるのが、吹付タイル仕上げです。リシンやスタッコ仕上げよりも不規則でなめらかな凹凸を実現できます。

また、タイルのような光沢が出るのが特徴的です。加えて、弾性タイル仕上げを選ぶことで、ひび割れに強く、防水性のある内装にすることができます。

④モルタルパターンローラー仕上げ

凹凸のあるローラーで、好きな模様を作ることができるのが、パターンローラー仕上げの特徴です。花柄や蝶など変わった模様も作ることができます。さまざまなデザイン性のある模様を選ぶことができるため、壁に遊び心を入れることができます。

⑤モルタル左官仕上げ

左官職人の腕によってデザイン性が左右されるのが、左官仕上げです。コテやくしを左官職人が巧みに使用することで、味のあるデザインを生み出します。

また、手作業でおこなうため、独自のデザインを施すことができます。しかし、左官職人によって仕上がりに特徴が出るため、事前に施工事例を写真などで確認してください。

モルタル店舗デザインの内装のメリット

モルタルのメリット

モルタル店舗デザインの内装のメリットは、以下の9つです。

  1. 他にはない内装やインテリアを作れる
  2. 独自の模様が作れる
  3. 自分自身でDIYできる
  4. 防火素材に対応している(耐久性が高い)
  5. 撥水加工で掃除が楽
  6. 仕上げが美しい
  7. 洋風・和風のデザインによく合う
  8. 複雑なデザインも自由自在に作れる
  9. 日常のお手入れは不要

モルタル素材を使用すると、独自の内装やインテリアを作ることができるため、競合店との差別化を図ることができます。また、撥水加工や弾性タイル仕上げなど、さまざまな加工や仕上げを選べます。内装の場所によって使い分けができるのも嬉しい点です。

飲食店などの建築基準法や消防法が厳しい業態は、防火素材に対応してしているモルタル素材を、内装に使用してみてもいいでしょう。

モルタル店舗デザインの内装のデメリット

モルタルのデメリット

モルタル店舗デザインの内装のデメリットは、以下の6つです。

  1. 重量があること
  2. 天井への施工は制限がかかる
  3. 突き出しのデザインも補強が求められる
  4. 自然素材に質感は負ける
  5. ひび割れが発生しやすい(水が侵食するとカビや腐食の原因に)
  6. 既存の壁からモルタルへの変更が難しい(居抜き物件だと難しい)

モルタル素材の欠点は、重いことです。壁や外壁などには向いている素材ですが、天井や突き出しのインテリアなどには向きません。

崩れ落ちる可能性があるため、制限をかけられたり、補強が求められます。また、木材や天然石などと比べて、質感に劣ってしまうのも、欠点の一つ。独自のデザインを実現できるものの、高級感のある雰囲気を出しにくいです。

モルタルのメンテナンス

モルタルのメンテナンス

これから、モルタル素材の耐用年数とメンテナンスについて解説していきます。耐用年数とメンテナンス時期・ポイントを考慮しながら、モルタル素材の内装の使用を検討するといいでしょう。

モルタル耐用年数

一般的にモルタルの耐用年数は、30年と言われています。耐用年数が50年以上(種類による)と言われている木材やコンクリートと比較すると短いです。

しかし、施工業者が施したモルタル内装を、定期的にメンテナンスしていれば、30年以上はもちます。施工業者の技術によって、耐用年数が変るため、モルタルを内装に使用する場合は、モルタル内装を得意としている施工業者を選ぶといいでしょう。

メンテナンスのポイント

モルタル内装の表面の塗り替えは、10年おきにおこなうのが目安です。一方、壁の張り替えは、30年を目安に考えればいいでしょう。また、以下のポイントがモルタル内装に見られる場合、早急にメンテナンスしてください。

  • カビや藻が見られる場合
  • 表面が色あせている場合
  • チョーキングが起きる場合
  • 表面に剥がれが見られる場合
  • ひび割れが見られる場合
  • 破損がある場合

カビや藻、色褪せは、内装の見た目が悪くなるため、カビや藻の除去や表面の塗り替えに努めましょう。チョーキングは、表面を触ると手に白い粉が付く状態のこと。

塗装が剥がれる原因になるので、塗装の塗り替えをおこないましょう。剥がれやひび割れ、破損は、見過ごすと劣化が急速に進むため、早急に対応しましょう。少しのひび割れや破損は、DIYで直せる場合があります。

モルタル店舗デザインの価格帯

モルタルの価格

モルタル店舗デザインは、天然石やレンガ、タイル、コンクリートなどと比べ、お手頃な価格です。内装に高い費用を費やすことができない店舗に向いている素材といえるでしょう。

耐用年数も短くなく、定期的にメンテナンスを施すことで長持ちするため、コストパフォーマンスの高い素材です。内装に費用をかけたくないオーナーの方は、モルタルの導入を考えてみてください。

まとめ

この記事では、モルタル素材の基礎知識とモルタル素材を使用した店舗デザインのメリット・デメリットを解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。

  • モルタルは、セメントと砂に水を混ぜて作られる建築材料
  • 一番オーソドックスな仕上げがリシン仕上げ
  • 重厚感のある壁のデザインには、スタッコ仕上げが向いている
  • 不規則でなめらかな凹凸の模様になるのが吹付タイル仕上げ
  • 花柄や蝶など変わった模様を施せるのが、パターンローラー仕上げ
  • 味のあるデザインを出すなら左官仕上げ
  • モルタルは、独自の内装やインテリアを作ることができるメリットがある
  • さまざまな加工や仕上げ方を選ぶことができるため、内装の場所によって使い分けができ る
  • モルタルは天井や突き出しのインテリアに向かない
  • 天然の素材と比べて質感が落ちるため、高級感を出しにくい
  • モルタルの耐用年数は、30年程度
  • モルタル内装の表面の塗り替えは、10年おきにおこなう

モルタルを使用した店舗デザインは、独自性を出せるため、他の店舗と差別化を図ることができます。上記のポイントを抑えて、競合店に勝る理想の内装を作りあげましょう。

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