【ネオン管デザイン】街でよく見かけるネオン管やLEDネオンについて徹底解説いたします!

駅前の小さな店舗のデザイン事例 店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント

お店のエントランスや内装を彩るネオン管ですが、ネオン管LEDネオンと種類があることをご存じでしょうか?今回はそんなネオン管について徹底解説いたします!

ネオン管とは

ネオン管とは

ネオン管とは繁華街の看板や、バーの内装など様々な場面で活躍する照明器具です。一昔前は飲み屋などに使われることが多かったですが、今ではカフェや美容院など色々な場面に用いられています。

ネオン管の光る原理

ネオン看板

真空状態のガラスの管の中に「ネオン」や「アルゴン」というガスを入れます。そしてこのガラス管の両端から電流を流すと放電という現象が発生します。これによりネオン」の場合は赤色「アルゴン」の場合は青色の光を放ちます。この二つのガスと、ガラス管に直接色を付けた着色管などで、様々な色を表現することが可能になります。

LEDネオンとは

実は普段、目にするネオン看板には先程説明した「ネオン管」の他に、LEDネオン」が存在します。LEDネオンについてご紹介いたします。LEDネオンはその名の通り、LEDを使用してネオン管の光を再現したものです。

LEDネオン

LEDネオンの光る原理

シリコン素材の管の中に、テープライトを入れ込み発光させることでネオン管と似た光を再現することが可能になります。そしてネオン管とは異なり、LEDを使用しているので、より多彩な色使いが可能になります。

LEDネオン管について

ネオン管とLEDネオンの違い

この二つ見た目は似ていますが、異なる特徴を持っています。

①発光する範囲

ネオン管はガラスの管なので、光は管の全方向に漏れ出します。一方LEDネオンはテープライトの上にシリコン素材のチューブを乗せる形ですので、テープライトの裏側にあたる部分は発光しません。断面的にはLEDライトが入っている土台+半円型のシリコン素材になり、半円型の方が光る面となります。

そのため袖看板などを作成する場合はネオン管の場合は全面が光るので、一本で作成することが可能です。しかしLEDネオンは片面しか光らないので、両面光らせる場合は背中合わせになるように二つ作成する必要があります。

②コスト

■ネオン管とLEDネオン自体の値段を比較

ネオン管の方がコストを抑えられる場合が多いです。理由としてネオン管は管自体が高くないのに対してLEDネオンは光源そのものの値段が少し高いという点が挙げられます。

■ネオン管とLEDネオンの施工費を比較

施工費という面で見ると、LEDネオンの施工は簡単に済ませられる場合が多いので、コストを抑えられる場合が多いです。また持続力という点で見ても、LEDネオンの方が長く電気費を抑えて使用することが可能です。

そのため初期費用を優先するか、今後の費用を優先するかなど、優先順位の度合によって選択することがオススメです。

③安全性

ネオン管はガラス性なので、割れる可能性があります。また高電圧なので人の手が届かない場所に設置する必要があります。しかしLEDネオンでは割れる心配がなく、触っても問題はないので安全性は高いと言えるでしょう。

ネオン管・LEDネオンを使ったデザイン事例

ネオン管

ネオン管の原理

こちらは袖看板にネオン管を使用した事例です。ロゴマークの〇部分をネオン管で作り、それを網に固定するかたちとなっています。ネオン管は全面発光しているので、裏側から見ても光っている様子が見えるようになっています。

LEDネオン

こちらはLEDネオンを使用して、壁にハングルの文字を彩ったものになります。ピンク色の光が空間の印象を変えて韓国らしさを演出しています。

店舗ロゴデザインネオン管

まとめ

今回はネオン管・LEDネオンについてご紹介いたしました。ネオン管やLEDネオンをエントランスや内装に取り入れて素敵な店舗を目指しましょう。

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