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【安い開業は危険です!】長く続くラーメン店を始めるための正しい開業費用相場を解説

コロナ禍の新規出店
この記事は約6分で読めます。
「ラーメン屋を開業しようと考えているけど開業資金はどのくらい必要なんだろう?」
「ラーメン店の開業費用を安く済ませるのは、本当に危険なのかな?」

このように、ラーメン店を開業しようと考えているけど、開業資金がどのくらいになるのか分からず、悩まれている方は多いのではないでしょうか。

ラーメン店は日本でも特に多い飲食業態です。そのため、開業に必要な資金は、安く済ませようと思えば極端に安くできます。しかし、開業資金を安く済ませることは、なにかを削るということになるでしょう。

大切なものを削ってしまうと、ラーメン店の開業後、運営していく中で売上や集客の獲得に困る可能性があります。この記事では、長く続くラーメン店にする考え方から、ラーメン店の開業費用相場・運営費用相場を詳しく解説していきます。

長く続くお店にする考え方とは?

長く続くラーメン屋

長く続くラーメン店にするには、流行り廃りに流されず、定量的に利益を出せるかが重要なポイントです。「売上ー運営費=利益」の考え方を、必ず頭に入れなくてはなりません。

運営費については後ほど解説しますが、確実な売上を作るためには、「ターゲット・立地の選定」と「他店舗との差別化」を、いかに上手くできるかがカギになります。「ターゲット・立地の選定」と「他店舗との差別化」は、開業費用に大きく関わるので、詳しくみていきましょう。

ターゲット・立地の選定

ラーメン店をオープンするには、どの層をターゲットするかが一番重要です。サラリーマンにするのか、学生にするのか女性にするのかなど、ターゲットの違いでお店の出店地や価格帯、店舗の外装・内装作りなどが変わってきます。

飲食店の開業でよく使用される5W2H(なにを、なんのために、誰に、いつ、どこで、どのように、いくらで)を活用して、開業するラーメン店のコンセプトを深掘りしてみてください。

他店舗との差別化

競合のラーメン店は、数多く存在します。どのように他店舗と差別化をするかにも、焦点を当てて考えなければなりません。味やサービスはもちろんですが、他店舗と差別化をしやすい、外装や内装のデザインにもこだわることをおすすめします。

ワクワクする外観や居心地のよい店内は、集客や常連客を獲得する上で、非常に重要な要素になります。5W2Hを用いてお店のコンセプトを考える際に、同時にどのように他店舗と差別化を図るかを考えてみてください。

ラーメン店の開業費用の相場

ラーメン屋開業

ラーメン店の開業費用の平均相場は、1000万〜1500万ほどと言われています。万全な体制で開業するには、1500万を想定しておくといいでしょう。また、ラーメン店の運営が即可能な居抜き物件などを使用した場合、開業資金を500万円程度まで抑えることができると言われています。

またさらに、当然ですが、開業地域や出店場所によって、大きく変動します。郊外に対して、駅前などの人気エリアに出店すると物件費用が高額になります。お店の規模によっても大きく変動しますので、構想を始めた段階で早めにデザイン設計事務所等に相談されることをおすすめします。

ラーメン店の開業費用の内訳

ラーメン店の開業費用

ラーメン店の開業費用の主な内訳は以下5つです。

  • 物件取得費
  • 内装・外装工事費
  • 什器費
  • 厨房の設備費
  • 備品類費用・その他

上記5つがそれぞれどの程度の費用がかかるか、これから確認していきましょう。

物件取得費

物件取得費は、テナントを借りる際に必ずかかってくる費用です。「前払い家賃」と「敷金・保証金」「礼金」「仲介手数料」の4つが主になります。

  • 前払い家賃 → 1ヶ月〜3ヶ月分を先に支払うことが多い(契約によっては半年も)
  • 敷金・保証金 → 家賃の3ヶ月〜10ヶ月分(物件によって異なる)
  • 礼金 → 家賃の1ヶ月〜3ヶ月分(最近では礼金なしの物件も多い)
  • 仲介手数料 → 家賃の1ヶ月分相当が相場

上記4つをトータルすると、家賃の6ヶ月分〜12ヶ月分ほどになります。物件ごとに異なるので、家賃の1年分を用意しておくと安心でしょう。

内装・外装工事費

外観から内装の壁や床、天井、トイレ、空調、電気・ガス、什器のディスプレイなど、お店を作り上げる費用が、内装・外装費です。建築デザイン設計事務所などに依頼して、予算と調整しながら、デザインをつめていきます。内装・外装費の相場はもっとも振り幅が大きく300万〜1000万ほどです。店舗の大きさやどのくらい内装に手を加えるかで費用が変わります。

什器費

テーブルやイス、カウンター、棚などが什器費用です。什器の費用はピンキリで、素材にこだわれば費用が高くなります。10席ほどのカウンター席だけであれば30万〜100万程度。カウンターとテーブル席で15席〜20席にする場合は、150万〜200万ほどをみておくといいでしょう。

厨房の設備費

厨房の設備費は、業務用冷蔵庫・冷凍庫や製氷機、茹で麺器、食洗機、ガステーブル、炊飯器、冷凍ストッカーなどさまざまあります。10席〜15席ほどのお店では、200万〜300万と考えておくといいでしょう。厨房設備は、中古で購入したりリースで借りたりすることで、初期費用を抑えることができます。

備品類費用・その他

食器やその他調理器具、パソコン、レジなどが備品類・その他になります。100万〜150万で考えておくといいでしょう。食器や備品は都度買い替えが必要になるので、高価なものを使用する必要はないです。

ラーメン店の運営費用の相場

ラーメン店の運営費用

ラーメン店の運営費用は、大きさにもよりますが平均相場は、10席〜15席で月に150万〜200万ほどです。内訳は以下5つになります。

  • 店舗の家賃
  • 食材費→おおよそ原価率25%〜30%で計算する
  • 光熱費→10席〜15席ほどだと月に15万〜20万
  • 人件費→売上の25%〜35%が妥当
  • 広告宣伝費 等

10席〜15席でラーメン屋を開業するのであれば、利益が出る一日の目標金額(1日10万など)を設定し、逆算して考えるようにしましょう。

ちなみに、25日営業の1日10万目標だとすると、10万×25日で1ヶ月の売上が250万。家賃20万、食材費75万、光熱費20万、人件費75万、広告宣伝費10万、雑費5万を差し引くと、45万程が残る計算になります。

利益を出すための集客・売上獲得をどのようにしていくか、店舗の内装(動線など)にも焦点を当てて運営するといいでしょう。

まとめ

ラーメン店のカウンター

この記事では、長く続くラーメン店にする考え方から、ラーメン店の開業費用相場・運営費用相場を詳しく解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。

  • 長く続けるには「ターゲット・立地の選定」と「他店舗との差別化」が重要なポイント
  • ラーメン店の開業費用相場は、1000万〜1500万ほど。居抜き物件は500万以内。
  • 物件取得費は、家賃の6ヶ月分〜12ヶ月分ほど
  • 内装・外装費の相場が300万〜1000万ほど。居抜き物件は300万以内。
  • 什器費は、10席ほどのカウンター席だけであれば30万〜100万程度で、カウンターとテーブル席だと150万〜200万をみておく
  • 厨房設備の費用は、10席〜15席ほどのお店では、200万〜300万
  • 食器やパソコン、レジなどの備品類は、100万〜150万ほどをみておく
  • ラーメン店の運営費用は、10席〜15席で月に150万〜200万ほどかかると考えておく
  • 利益を出すための集客・売上獲得をどのようにしていくか、店舗の内装(動線など)にも焦点を当てて運営する

ラーメン店の開業は、他の飲食店に比べて敷居が低く開業しやすいです。一方、開業しやすい分競合も多いので、開業資金を渋らず競合店との差別化をするようにしましょう。上記のポイントを参考にして、ラーメン店を成功に導いてみてください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインの流れについてはこちらのページをご参照ください。

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