【店舗設計】受付カウンターやレジ台の高さや仕上げの方法をご紹介いたします!

店舗設計受付カウンター 建築設計デザインの基礎知識
建築設計デザインの基礎知識

店舗設計に置いてお客様をお迎えする場所として、また会計を行う場所として受付カウンターは必要不可決ですが、レジ台に事務用品を置いたりパソコンを置いたりと使い方は様々です。

各店舗の受付カウンターやレジ台の使い方、収納内容に合わせてオリジナルの受付カウンターやレジ台を製作しましょう!

そこで今回は受付カウンターやレジ台の高さや仕上げの方法をご紹介いたします!「オリジナルの受付カウンターを作りたい」「レジ周りの収納をしっかりと決めたい」とお考えのオーナー様は是非最後までご覧ください。

受付カウンターやレジ台の高さについて

受付やレジカウンターの高さ(寸法)受付カウンターやレジ台は2段カウンターになっていることが多く、その全体の高さは1mが基本です。そこからパソコンを置くことをみこして立ち上がりを約15㎝確保します。天板の高さや置くものによって高さを調整します。

また、主に作業する天板の高さまでは80㎝程度が基本となってきます。それから、受付カウンターではパソコンのキーボードを置く方もいらっしゃるかと思います。その場合はキーボードの収納する場所の確保として4㎝程度空間をつくるもしくは、使いやすいようにスライドレールを取り付けてスライドさせます。

また、受付やレジ台にはお金をしまうドロワーというものを入れることが多いため、各店舗のサイズに合わせてその分寸法を確保しておきましょう!

受付カウンターやレジ台のオススメな仕上げ方についてご紹介いたします!

1.メラミンフラッシュで木目や石目に仕上げる

メラミンフラッシュ店舗レジ台

メラミンフラッシュは無地のものから木目や石目のものまで多く取り扱っています。比較的安価なものも素材としてもよく知られており、受付カウンターやレジ台などの家具で使用されやすい素材となっています。

空間に合わせた木目のカラーや模様を選定することができるため、木目だけでも様々な種類から選ぶことができます。また、石目調のものに挑戦してみるのも良いでしょう!

2.クロスで壁と一体化したように魅せる

クロス仕上げ受付カウンター

受付カウンターやレジ台は表面をクロスで仕上げることも可能です。レセプションの壁で使用しているクロスと合わせて仕上げることで壁とつながり一体感があるようにみせ、レセプション全体に統一感を与えます。

天板や内部はメラミンフラッシュやポリで仕上げることでメリハリをつけることができます。また部分的にデザインとして、目地を掘り込んだり、ステンレス角棒、木の角材などを用いてデザインするのも良いかと思います!

3.左官の漆喰で無機質に魅せる

左官漆喰受付カウンター

無機質に魅せたいという方は受付カウンターやレジ台に左官の漆喰を用いると良いでしょう!漆喰は質感があり、見栄えもかなり良くなります。その分コストはクロスやメラミンフラッシュに比べてかかってしまいます。

費用面も考えながら天板だけメラミンフラッシュで計画するなどしていくと価格を少し抑えながら無機質で品のある空間に仕上がると思います!

まとめ

店舗設計受付カウンターレジ台

今回は受付カウンターやレジ台の高さや仕上げの方法をご紹介いたしました。受付カウンターやレジ台の基本的な高さについて、またクロスやメラミンフラッシュ、左官など様々な仕上げ方についてお判りいただけたかと思います。是非本記事を参考に店舗の受付デザインをしてみてください。

株式会社TOは、飲食店やオフィスなど、商業施設の店舗デザインを得意とするデザイン設計事務所です。今回ご紹介した受付カウンターやレジ台の高さについてのご相談やデザイン設計も行っています。

私たちは役に立つデザイン設計事務所をモットーにお客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。何かお困りの際はお気軽にご相談ください。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。