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飲食店の内装デザインを失敗しないために知っておきたい最も基本的なこと|空間作りのコツを解説

飲食店の店舗デザイン
飲食店の店舗デザイン

飲食店を開業・移転しようと考えたときに、重要になってくるのが内装デザインです。集客にもつながるためしっかりと計画しましょう。

しかし、「内装デザインの考え方がわからない」「デザインするコツを知りたい」と思う人も多いのではないでしょうか。内装デザインについて悩んでいる人のために、内装デザインの基本やコツ、考え方をまとめました。

お店づくりのポイントを詰め込んだので、ぜひ参考にしてみてください。

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長く愛される店舗づくりのコツをYouTubeでもご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。

飲食店における内装デザインの役割

まず、飲食店における内装デザインの役割を考えてみましょう。

  • 食事のしやすい空間にする
  • 居心地の良い空間にする

以上のような役割を思いつくのではないでしょうか。しかし、内装デザインの役割はそれだけではありません。

  • 「映え」の相乗効果を狙う
  • 特別な体験や感動を与えられる

このように、空間を体験するという役割を持たせるとさらに内装をデザインする意味合いが強くなります。この「体験」を軸に、解説していきます。

「映え」の相乗効果を狙う

「映え」の相乗効果を狙う

昨今のSNSブームで「映え」という言葉が多く使用されるようになりました。飲食店もSNSに取り上げられる機会が増え、映えを意識したメニューを発案している人もいるのではないでしょうか。

流行を意識したメニューをさらに引き立たせるのが内装デザインです。どんなにおしゃれなメニューを開発しても、背景として写る内装がおしゃれでないとSNS映えせずに紹介してもらえなくなる可能性があります。

SNSから人気に火のつく店舗が多いいま、撮影に耐えられるデザインを考案することが大切といえるでしょう。

特別な体験や感動を与えられる

特別な体験や感動を与えられる

店舗では日常から切り離した空間を演出することができます。そのため、コンセプトに合わせて世界観をつくり込めば、そのお店でしか味わえない特別な体験や感動を与えられます。

店内に一歩足を踏み入れた瞬間に、思わずワクワクするような非日常的な空間を考案してみましょう。非日常的だからといって、落ち着かない空間というわけではありません。ほっとくつろげる空間でも、日常生活との境目がはっきりしていれば非日常を味わえます。

考え抜いた内装デザインで、自分の店舗でしか体験できない空気感を演出できるよう模索してみましょう。

失敗しない!飲食店の内装デザインでおさえたい基本とコツ

飲食店の内装デザインで失敗しないためのコツを紹介します。すべて内装デザインをする上での基本となるポイントです。デザインを考えるときはこのコツを頭に入れながら考えてみてください。

コンセプトをしっかりと決める

コンセプトをしっかりと決める

お店づくりで一番大切なのがコンセプトです。どんなお店にしたいか、どんな雰囲気にしたいかをコンセプトとして提示します。

コンセプトと聞くと、キャッチコピーのようなものを想像するかもしれませんが、お店づくりの構想なのでキャッチーな単語を盛り込む必要はありません。「旬の野菜を一番おいしい調理方法で楽しんでもらう」などのお店の目的を盛り込んだ構想を練ってみましょう。

ターゲットを絞る

ターゲットを絞る

コンセプトを踏まえて、ターゲットとなる人のイメージをはっきりとさせておきましょう。年齢や性別、利用目的などを想定してターゲット像を鮮明にすると、店づくりに役立ちます。

たとえば、居酒屋でターゲットを仕事帰りの30代〜50代男性とするか、デート中の20代〜40代男女とするかでは、内装の雰囲気も大きく変わることが想像できるのではないでしょうか。

このようにターゲットからお店の雰囲気を導き出せます。デザインをする上での手がかりとしてターゲットを洗い出す作業を取り入れてみましょう。

導線やレイアウトにもこだわる

導線やレイアウトにもこだわる

内装デザインを考えていると、どうしても装飾的な部分が気になって力を入れがちですが、導線やレイアウトもしっかり考える必要があります。

とくに導線は、来店者の移動やスタッフの料理提供のパフォーマンスに影響します。客席からトイレまでの導線がややこしいと来店者にとってストレスになったり、キッチンから客席への導線が入り組んでいると提供のパフォーマンスが下がったりするでしょう。

こういった細かなところも、実際に使用したらどうなるかを想像しながら考えると使い勝手のいい店舗に仕上がります。

配色や照明の計画を効果的に

配色や照明の計画を効果的に

特別な装飾物を置かないシンプルなデザインでも、配色や照明を個性的に計画することでほかにはない空間を演出できます。

配色は、最初にコンセプトカラーなどを決めておくと内装にもポイントとして使用できる上、ロゴマークなどと統一感を持たせることができるので便利です。空間の中にポイントとなる色が入ると、自然とその部分に目がいきます。視線の動きを想定しながらどこにカラーを入れるかを考えるといいでしょう。

照明は、空間をよりドラマチックに演出したり、見せたいところを象徴的に演出したりする効果があります。空間を明るくする意識に加えて、空間を「魅せる」イメージを持って計画すると印象的な空間に仕上がります。

飲食店で取り入れたいデザインの考え方

飲食店の内装デザインで取り入れたい考え方は以下の3つです。

  • 提供する食事が映えるデザイン
  • コンセプトを表現するデザイン
  • 体験できるデザイン

この3つすべてを満遍なく表現するデザインを考えるのもいいですが、どれかひとつを選んでとくに注力する方法もあります。店舗にとってどれが一番大切かを考えて、残る2つの考え方も取り入れると考えやすくなるでしょう。

提供する食事が映えるデザイン

提供する食事が映えるデザイン

飲食店は食事がメインですが、その食事をより引き立てる内装デザインを考えましょう。提供する料理がテーブルに置かれたときに、空間が完成するイメージを持つとデザインしやすいかもしれません。

店内全体の雰囲気などを想像するのが難しい場合は、提供した料理に近い部分から考えていくのもひとつの方法です。たとえば、寿司を提供する店舗で寿司が映えるカウンターにこだわりたいなど、空間を小さく区切って考えはじめると考えやすいです。

それをきっかけに、デザイナーと話し合いながら膨らませていくと理想のデザインに近づきやすいでしょう。

コンセプトを表現するデザイン

コンセプトを表現するデザイン

コンセプトを全面に出せるようなデザインを考案するのもいいでしょう。コンセプトは自分の店舗のアイデンティティにもなる構想です。他店との差別化をはかりたい場合は、コンセプトを重視してデザインに取り組みます。

コンセプトの表現の仕方はさまざまありますが、色で表現したり壁画を用いたりするほか、木の質感などにこだわることで表現できる場合もあります。どんなデザインがコンセプトを引き立てるか考えてみましょう。

体験できるデザイン

体験できるデザイン

空間を体験することをメインにすることも、内装の考え方として持っておきたい部分です。近年では、体験という部分に特化した飲食店として、テーマパークのような雰囲気のエンタメ性の強いお店も人気を集めています。

エンタメ性を追求しないにしても、「この店でしか味わえない雰囲気がある」と思わせるようなデザインは大切です。自分の店でしか体験できない料理と空間を提供できるように、デザインを練っていきましょう。

まとめ

飲食店の内装デザインのコツ

飲食店の内装デザインについて解説しました。基本的な部分や考え方を参考にして、ぜひ自分の理想とする店舗をつくってみてください。

わたしたちTOでは、お客様のご要望に合うほかにない内装デザインを考案します。特別な体験を提供できるような店舗を一緒につくりましょう。ご相談お待ちしております。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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