このように「日本酒」の販売を考えているオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では「日本酒」販売店の設計で気を付けておくこと4選をご紹介いたします!
日本酒の販売店はまずはサイズを理解しておくことが重要です!それぞれの高さに合わせた棚の魅せ方や、日本酒を目立たせるポイントを合わせてご紹介いたします。興味のある方は是非最後までご覧ください。
私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。私たちTOのデザインの強みに関しましては、こちらのページにて詳しく解説しています。ぜひこちらもわせてご参照ください。
「日本酒」販売店の設計で気を付けておくこと4選
1.棚の高さを揃えて見栄えのよい店内を目指しましょう!
日本酒の店舗では、陳列を行う棚の高さが一番重要とも言えます。日本酒販売店でよく売られているサイズは四合瓶(よんごうびん)と一升瓶(いっしょうびん)の二種類が主に販売されています。
「四合瓶(よんごうびん)」は高さ29.5㎝、横幅8㎝、容量720㎖です。「一升瓶(いっしょうびん)」は高さ39.5㎝、横幅10.5㎝、容量1800㎖です。サイズの種類によって高さや横幅も異なるため各サイズを把握しておきましょう!日本酒のサイズを把握したうえで、造作棚の高さを設定していきます。
四合瓶(よんごうびん)の場合は、瓶がh29.5㎝なので、棚の間隔はh30㎝以上空いているのが望ましいです。一升瓶(いっしょうびん)の場合はh39.5㎝であるため、棚の間隔は40㎝以上となります。
2㎝程度余裕を持って高さを設置しておくと見栄えもよくみえるので高さを意識して棚の設計をしましょう。
2.日本酒のラベルを魅せて販売促進を狙いましょう!
日本酒はボトルのラベルがしっかりと見えていることが重要です。ラベルが見えていることで商品の‟銘柄”が一目でわかりやすくなります。また、店内の売っているものが外にもみえるように、部分的に開口をつくりスリットのガラス越しにみえるような演出をしておくとさらに販売促進にも繋がります。
3.販売ブースはお酒の種類別に決めて置きましょう!
日本酒販売店でも、日本酒のみに限らず、焼酎や洋酒などお酒に関連するあらゆる種類のお酒を販売することも多いです。その場合はお客様にとって商品が見やすく、わかりやすいことが大切なため、できる限り設計段階でどの場所になにを置くかを相談しておくことで、各商品に合わせた陳列方法を考えることができます。
4.ライン照明を用いて「日本酒」を目立たせる
商品の陳列に欠かせない照明計画では、こういった同じサイズのボトルを並べる場合に合うのがラン照明です。商品の背面の天井から降りてくるような間接照明や什器自体にライン照明を埋め込むことも可能です。ライン照明を入れることで商品を目立たせ、お客様を引き寄せる店舗を目指しましょう!
まとめ
今回は「日本酒」販売店の設計で気を付けておくこと4選をご紹介いたしました。「四合瓶(よんごうびん)」=h29.5㎝、「一升瓶(いっしょうびん)」=h39.5㎝など各寸法についてや日本酒の銘柄を見えるような工夫などお客様を引き寄せる方法についておわかりいただけたかと思います。ぜひ本記事を参考にすてきな日本酒店をつくってみてください。
株式会社TOは、飲食店やオフィスなど、商業施設の店舗デザインを得意とするデザイン設計事務所です。今回ご紹介した日本酒の店舗設計も行っております。
私たちは役に立つデザイン設計事務所をモットーにお客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。何かお困りの際はお気軽にご相談ください。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。