【3分でわかる】店舗ができるまでのスケジュール。店舗デザインの流れを徹底解説します。

木材を使った居酒屋のデザイン 建築デザインイメージの伝え方

店舗の開店を考える際に、従業員の確保や営業許可の申請などだけでなく、物件の確保から店舗デザインの依頼を進めていく必要があります。

しかし、店舗デザインの流れを把握せずにスケジュールを設定することは困難であり、トラブル無くスケジュール管理を行うには、店舗デザインの流れを把握する必要があります。本記事では、そんな店舗デザインの流れについて解説致します。

なお、前提として順番や時期・期間に関しては、設計と施工を一括で依頼する場合と別々で依頼する場合で異なります。一括で依頼する場合、比較的短期間での店舗デザインが可能です。

しかし、期間は業者によって様々であり、一概に述べることはできません。そのため、本記事での知識をもとに、依頼予定の業者にまずご相談していただくことを推奨します。

店舗デザインの流れ

本記事では設計と施工を別々に依頼する場合の店舗デザインの流れについてご説明いたします。一括で依頼する場合においても、その内容は基本的に同じです。

1.構想・コンセプト

構想・コンセプト

まず初めに店舗の構想やコンセプトを考えます。頭の中のイメージを店舗として形にしていく際には、金銭面や法律など様々な条件の下で考えていかなければなりません。

そのため、一般的には店舗デザインを行う設計事務所などに相談しながら、店舗の構想やコンセプトを練っていく、という流れとなります。

ご自身で構想が実現できるかどうかの判断を行ってしまう前に、まずはデザイナーに想いの丈をそのままお話ください。

また、思うように伝わらなかったことや異なった認識になってしまったことから、後々のトラブルが生じてしまうことも少なくありません。

そのため、店舗デザインのイメージとなる事例の写真やお客様のターゲット等を事前に整理し、共有していただくと円滑な認識合わせが可能です。

2.物件探し・現地調査

次は店舗を構える物件探しです。物件を探す際にも、周辺環境や設備等の諸条件のもと、店舗デザインの構想が実現できるかどうかの判断を行う必要があります。

そのため、こちらに関してもデザインナーとのご相談の元、メリットデメリット踏まえたうえで、物件を決めることを推奨します。

物件が予め決まっている場合には、現地の状況や寸法・依頼主の構想などをデザイナーが把握した上で、店舗デザインの基本計画を制作していくという流れになります。

3.設計監理契約

基本構想、物件が固まった段階で、設計監理契約を行います。この契約を行ったということは、依頼を確定したということです。

この契約の後に設計事務所は基本設計・見積もりを行っていきます。設計事務所のなかには、基本設計・見積もりの後に設計管理契約を行う事務所もあります。

ですので事務所に依頼を検討する際には、各順序に関してお聞きすることを推奨します。

4.基本設計・見積もり

基本設計・見積もり

基本設計とは、構想をや諸条件を踏まえたうえで店舗デザインの概要や意図を大まかに図面上に示したものです。

基本設計では、依頼主とデザイナーの間で何度も検討を重ねて、色や素材、配置などを十分時間をかけて決めていきます。

基本設計を繰り返し検討していく際に、その都度設計料が加算されることがありますので、意図を性格に伝えるよう意識する必要があります。

5.実施設計

検討を重ね、確定した基本設計をもとに工事の発注ができる図面をデザイナーが制作します。

新築の場合には、確認申請書類が必要となり、それらに関しての実施設計図と並行して作成し、諸官庁へ提出するという流れとなります。

6.施工業者に見積もり依頼

施工業者に見積もり依頼

実施設計図が制作し終えると、今度は施工業者に見積もりを依頼するという流れとなります。

施工業者の選定は設計事務所との相談の元行うことで、信頼できる業者に依頼することができます。工事請負契約は施工業者と依頼主との契約となりますので注意が必要です。

設計事務所と施工業者、依頼主の間で施工料の調整を行うことや、工事請負契約の監理を設計事務所が請け負うことなど、三者の関係性が築かれる場合がほとんどです。

7.着工

店舗が着工されます。

施工業者との契約が決まると、いよいよ店舗が着工されます。着工とは、建築などの工事が開始されることをいいます。

着工し始めた段階では、意思疎通を図るために、設計事務所と施工業者、依頼主の三者の間で密なコミュニケーションが必要となってきます。

8.竣工

建築の工事が完了することを竣工といいます。店舗が竣工した段階では、施主となる依頼主の竣工検査が必須です。竣工検査とは、内装などの不具合がないかどうかを確認することをいいます。

竣工検査は、汚れなどの確認の他に建具や設備の動作や収まりを隈なく確認していきます。

事の期間中、設計事務所と施工業者、依頼主の間で多くの打ち合わせを行うので、互いの人柄を知っている状態となり、ある程度の信頼関係が築かれていると思います。

とはいえ、もし適切な工事がなされているか心配である場合には、第三者機関に検査を依頼することを推奨します。

9.開業

竣工検査が終わり是正工事が施された後、ついに開業

竣工検査が終わり是正工事が施された後、ついに開業となります。開業以降に不具合箇所が生じた場合には、店舗デザインを依頼した業者に対して再度連絡し、メンテナンス対応をしてもらう流れとなります。

店舗ができるまでだけでなく、できた後にも店舗デザインを依頼した業者との継続的な関係性を築くことができると、様々な不具合が生じた際に円滑に対応することが可能です。

店舗デザインのスケジュール

店舗デザインのスケジュール

店舗ができるまでのスケジュールは約半年から、少なくとも3か月の期間を要することとなります。

物件選びや基本設計の期間、店舗デザインを依頼する業者によって、その期間は大きく異なりますので、最初に述べたとおり、まずは依頼予定の事務所や業者に期間のご相談をしていただくことを推奨します。

店舗デザインの設計スケジュール

店舗デザインの設計スケジュール

店舗デザインの設計にかかる期間は、事業を構想する期間も含め、約3か月です。

店舗選びが約2週間、構想や店舗が依頼主と設計事務所の話し合いの元決まった後、基本設計を形にすることが約1~2週間、その後、工事が可能となるまでの実施設計に1か月程度の期間を要します。

物件選びに要する期間や構想・基本設計の検討の繰り返しなどによって、より多くの期間が必要となります。また、設計に要する期間は設計事務所の忙しさや技術によっても異なってきます。

店舗デザインの施工スケジュール

店舗デザインの施工にかかる期間は、その大きさによって異なります。店舗の大きさが100坪以下の物販店は約一か月、厨房防水工事を要する飲食店の工事は約1.5か月となります。

この期間は居ぬき工事と呼ばれる、建物の構造がむき出し状態のテナントの改修工事に要する期間です。さらに大きな店舗や新築の場合には、より多くの期間が必要となります。

おわりに

店舗デザインの流れ、店舗ができるまでのスケジュールに関して解説致しました。依頼先との円滑な意思疎通を実現するためには、イメージを具体的に示すことやこまめな連絡を行うなどの工夫が重要となります。

また、金銭面の交渉や要望の実現のためにも、複数の業者に見積もりを依頼し、事業の成功に大切な店舗デザインの際に間違った判断を行わないようにしましょう。

弊社では、拘りぬいた店舗デザインを多数ご依頼頂いております。「店舗デザインを拘りたい」「競合他社に負けない、おしゃれな空間にしたい」とお考えのお客様は、ぜひご連絡ください。

 

タイトルとURLをコピーしました