【流動客アップ】ファサードにこだわった店舗デザインで店舗経営を成功させましょう

木彫り看板 店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント

通りすがりの人にお店に入ってもらう大きな決め手となるものは、店舗の外観です。たまたま通りかかった人が入りたくなる店舗とはどのようなもので、何故その店舗に入っていくのでしょうか。

本記事では集客に重要な外観について、店舗経営者が知っておくべきポイントをまとめました。店舗デザインの実例ををもとに解説していきます。なお、こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください

ファサードとは

ファサードにこだわった店舗

ファサードとはフランス語の”façade”からきた言葉で、建物を正面から見た外観デザインのことです。店舗デザインにおいては、外観、外装、エントランスの意味と捉えてよいでしょう。店舗及びオフィスのエントランスは外観の中でも特に重要な意味を持ちます。

店舗の外観デザインは何故重要なのか

外観が工夫された店舗デザイン

店舗ファサードのデザインは、お店の前を通る人々を集客する上で一番重要な役割をもちます。「人は見た目が9割」というのは、人が人を印象付ける際に言われますが、これは店舗の外観においても変わりません。店舗の外観(ファサード)はその店舗のイメージの第一印象になります。

その為、お店の魅力である「らしさ」が伝わり、インパクトと共に記憶に残ることが大切です。お店の「顔」として外観をデザインすることで顧客のミスマッチが起きず、売上を伸ばすことが出来ます。重要なだけに、どんなデザインにするのかをとことんこだわりましょう。

外観デザインで大切なこと

店舗の外観デザインで何を表現するか

プロが作る内装デザイン

店舗の外観デザインで一番大切なことは、何を表現するかです。店舗のコンセプトをしっかりと体現したデザインが表現されているかが重要です。外観を通して「何を提供しているのか」「ここにしかないものは何か」「顧客に何を伝えたいのか」などをどれだけファサードで表現できるでしょうか。

物質的豊かさが満たされている現代で求められているのは、商品・サービスを購入したことで得られる「体験」がメインになってきているといっていいでしょう。店舗が持つワクワクするような物語性を是非ファサードでアピールしてみてください。

一目でどのような店舗かが分かること

一目でどのような店舗かが分かること

流動客(道行く人)をターゲットとした場合は、どの様な商品・サービスを提供しているのか一目でわかることも大切です。人は入ったことのない店舗に入る前に、何を扱っているのか、価格帯はどの程度だろうかといった情報を得ようとします。

何が売っているか分からない店舗には、フラッと入ろうとは思いませんよね。後述するポイントをおさえて、顧客が分かりやすい外観デザインにしましょう。

魅力的な店舗ファサードをつくるうえでのポイント

看板

人を引き寄せる看板デザイン

看板を設置する場合に大切なことは視認性です。一目でその店だと分かるような、顧客にとっての分かりやすさを第一に考えてください。狭い通りにある店舗では突き出し看板も有効です。徹底解説

動線を意識する

動線を意識する

店舗の立地によっては、道路の動線を意識した外観デザインにすることも必要になってきます。例えば、駅が南方面にあるなら、ファサードを南で設計する。それが無理でも、南に向けて看板を見やすく設置するなど、道行く人に店舗を認識してもらう工夫をしましょう。

外壁

人が集まってくる外壁

外壁は外装の多くの部分を占めます。そのため外壁は、店舗の全体的な雰囲気を決めてしまいます。外壁の素材や色使いを工夫し、店舗のコンセプトに合わせつつ人々の注意をひく外壁にしましょう。

外壁部分を減らし、代わりにガラスを張るという方法もあります。これはコンビニエンスストアで使われる手法で、ガラス張りにすることで店内の様子が分かりやすく、またガラス張り面に雑誌を置くことで顧客が入っている様子を見せることができます。

こうすることによって入店へのハードルを最大限下げることができます。ガラスを用いた店舗デザインに関してはこちらの記事で詳しく解説しております。こちらも合わせてご参照下さい。

外観デザインの評価軸

最後に外観デザインを評価するチェック項目をご紹介します。必ずしも以下の評価でファサードの完成度が決まるわけではありませんが、標準的な店舗で必要な準備が出来ているか確認してみましょう。

確認するポイントは沢山ありますので、建築デザイナーや施工会社などプロに相談しながら、準備を万全に整えましょう。また物件選びの際もこちらの評価軸をご参考ください。

  • ファサードを見て一目で店名と業種が分かるか
  • 客観的にみて顧客が入りやすい外観か
  • 店頭に営業日、営業時間の案内はあるか
  • 雨の日は傘立てを用意しているか
  • 店舗が分かりにくい場所にあるなら突き出し看板を設置しているか
  • ファサードはきれいに掃除されているか
  • 駐車場が近くにあるか、あるならそれを顧客が認識できるようになっているか

外観デザインは集客に重要な要素

外観デザイン(ファサード)は店舗の第一印象を決める大切な役割を持っています。最近ではインターネットで情報収集してから店舗に訪れるといった人も増えてきました。

それでもやはり外観のインパクトや印象は、集客に大きな影響を与え続けるものです。外観にはこだわって、唯一無二の店舗を構築しましょう。本記事で解説したことが少しでも役立てば幸いです。

株式会社TO(ティーオー)は、店舗の設計を中心に活動しているデザイン事務所です。飲食店はもちろんのこと、物販店やその他サービス施設など様々な設計を手がけてきました。

弊社TOではお客様のご要望に合わせて、最適な設計を行います。店舗の外観設計に疑問点等がございましたら、我々にお気軽にご相談ください。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

看板のデザインに関してはこちらの記事で詳しく解説しております。こちらも合わせてご参照下さい。