知っておくべき店舗改装・リノベーションの注意点。失敗しないようにする3つのポイントとは?

店舗のリノベーション 店舗リニューアルのポイント

店舗の改装・リノベーションをすることはコストもかかり大きな工事になるので注意しておくべき点があります。この記事では店舗改装の注意点や失敗しないためのポイントを3つご紹介します。

また、店舗をリフォームするにあたり、店舗設計とデザインに関する基礎知識もおさらいしておきましょう。以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。

店舗改装・リノベーションのメリット

店舗改装・リノベーションのメリット

売上アップに繋がる

店舗改装で一番のメリットはやはり、居心地の良い空間を再生することで、来店客の顧客満足度アップが期待できる点です。

また、店舗をリフォームして内装や外装にこだわりのデザインを作ることで、近くを通るお客様の興味を引くことにも繋がり、新規顧客の獲得にも貢献してくれるでしょう。結果的にお店全体として売り上げの向上が期待できます。

従業員も働きやすい環境を作ることができる

店舗の改装・リノベーションはお店とっての金銭的なメリットだけでなく、従業員にとってもメリットがあります。働き手にとって動きやすいスペース作りや働きやすさを考えて改装することは、従業員のロイヤリティ向上作業効率向上によるお客様へのサービスの向上にも繋がります。

老朽化した部分の改善ができる

長い期間使っている設備はどうしても時間と共に老朽化してきます。そういった設備や古くなった箇所を新しいものに変えることで、エネルギー効率が上がりランニングコストが低下したり、従業員の作業時間の短縮に繋がります。

また、老朽化した設備以外にも、従業員にとって不便に感じていた設備も変えることで作業効率の向上を図ることができます。

店舗改装・リノベーションの注意点

建築基準法を確認する

当たり前ですが、建物の安全性を確保するため、建築基準法に従った工事を行わなければいけません。例えば、リノベーションで大きく内装を一新するために室内の仕切りとなっている柱や壁を撤去することについて、柱を撤去することで建物自体の耐久性に影響する場合は、その柱を撤去することができません。

スケジュールは余裕を持って組む

もし店舗の改築・リノベーション工事を行っていて、その工期が延期した場合、店舗には様々な影響を与えます。店舗のリニューアルオープンの日が延期になると、店舗イメージが悪くなったり新規顧客を取りこぼすことにも繋がります。

こういったトラブルを起こさないように、リノベーション工事のスケジュールは設計事務所と相談し、あらかじめ余裕を持って組んでおくことを強くおすすめします。

確認申請をしておく

店舗リノベーションを行う上では「確認申請」をする必要があります。建築基準法の第6条によって、たとえ新築でなかったとしても「大規模の修繕若しくは大規模の模様替をしようとする場合」は確認申請が必要になるということが定められています。

建築基準法第6条:https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000012/12116/6-1hyou.pdf

建設する地域の取り決めによっては確認申請が不要な場合もあるので、施工前に行政に確認申請をしておきましょう。(業態転換などでも200㎡以下の改装は不要。)名古屋市の確認申請状はこちらになります。店舗の改装を行う前にかならず確認しておきましょう。

名古屋市の確認申請情報:https://www.city.nagoya.jp/jigyou/category/39-6-3-2-7-0-0-0-0-0.html

店舗改装・リノベーションの相場

店舗改装やリノベーションにかかる費用は、店舗の大きさや内装の状態、業種によって大きく変動します。そのため、一概にも相場を出すことは難しいです。相場を見極めるには、実際に見積もり依頼を出してみるほかはありません。下記、大まかな相場観になります。あくまでも大雑把な目安としてお控えください。

飲食店のリノベーションの相場

飲食店のリノベーションの相場

元々の設備に手を加えず、一部の客席の改装のみであれば坪単価10~20万円程度でも可能な場合もあります。ただ飲食店では、厨房の設備、水回りの設備を改築する場合は一気に費用が高くなります。

デザイン事務所に依頼し、設備などを全て刷新、デザイン性と機能性をもった店舗に改装する場合、坪単価は50~80万円ほどかかります。特に飲食店では、厨房機器や水回りの設備が高額なため、その分工事費用も高くなります。

美容室/サロンのリノベーションの相場

設計・工事費用で知っておくべきこと

美容室は造作が特徴的な店舗が多く、設備も多いため、比較的高額になります。デザイン事務所に依頼し、シャワー台など水回りや衛生設備も含めて改装する場合、坪単価40万円~、より高級感のある素材を使用する場合は坪単価~80万円と考えておくと良いでしょう。

物販店のリノベーションの相場

物販店のリノベーションの相場

雑貨・衣類の小売店などの小規模店舗であれば、約20万円程度でも可能です。デザイン事務所に設計を依頼し、デザイン設備共に満足できる店舗にリフォームしたい場合は、坪単価30~40万円と考えておきましょう

ローンを組めないことが多い

店舗改装やリノベーションにかかる費用はローンを組めないことが多いことが多いです。費用の支払いは、着工前、工事中、工事完了後の3回に分けて行うことが多いです。着工前、工事完了後の2回の場合もあります。いずれにせよ費用は決して安くないので、工事前から余裕を持って資金調達をしておきましょう。

助成金が使えることがある

店舗のリノベーションや改装では、助成金の申請が可能なものが多くあります。補助金は助成金はタイミングによって募集時期が異なりますので、店舗リノベーションを考慮したタイミングで一度調べてみましょう

基本的に、各自治体のホームページで告知されています。また、店舗の設計費用に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。こちらも合わせてご参照下さい。

店舗改装・リノベーションを失敗しないためのポイント3つ

店舗の改装、リノベーションを失敗しないためのコツ

1.店舗コンセプトを明確にする

一番大切なことがコンセプトを明確にすることです。工事を行う前にコンセプトの部分は時間をかけて決めておきましょう。お店のコンセプトを決めることで、ターゲットは誰なのか、価格帯はどのくらいなのか、雰囲気はどのようにするのかが決まってきます。

同じ業種のお店が周りにあったとしても、コンセプトが違えばお店のイメージも変わってきます。自分のお店らしさを出すためにコンセプトをしっかり明確にしておきましょう。

2.コストとリスクを見極める

店舗改装の工事は安く済むものではありません。さらに、改装期間中はお店の売上に影響を与えます。あまりにもコストと時間をかけすぎるとその後のお店の売上でなかなかカバーしきれないということになる可能性もあります。改装にかかるコストだけではなく、休業している間のコストも考慮しましょう。

3.清潔感を保てるデザインにする

いくらお洒落な雰囲気のお店を作ることができたとしても、掃除がしにくい内装であると、お店の清潔感を保つことが難しくなります。お店の清潔感は、お客様にとって目に入りやすい部分であって料理の美味しさや雰囲気よりも大切なことになります。外壁に汚れが付きにくい塗料を選んだり、掃除のしやすいレイアウトを考えましょう。

まとめ

リノベーション後の和モダンな照明

いかがでしたでしょうか。店舗の改装・リノベーションは良いこともありますが、注意すべきポイントもあります。今回紹介したポイントを抑えて失敗しない改装・リノベーションをしましょう。

株式会社TO(ティーオー)は、店舗のリノベーションを得意とするデザイン事務所です。お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、最適なプランニングをしております。

これまでも店舗の改装やリノベーションの案件を多数受け持たせていただきました。ご相談にももちろん対応いたしますので、ぜひ一度弊社TOにご連絡下さい。また、こちらの記事では店舗デザインのイメージの伝え方を詳しく解説しています。これからデザイナーを探される方は、こちらの記事も合わせてご参照ください。

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