おしゃれな店舗デザインは、それだけでお客様を集客するほどの力を持っています。人は視覚から得る情報はとても多く、感情に大きく直結します。
人はどんな部分をおしゃれと感じるのか?その謎を紐解いていくと、おのずと店舗デザインもおしゃれに仕上がっていきます。弊社が手掛けた店舗デザインの事例とともに、おしゃれにするポイントについて紹介していきます。
私達にデザインをお任せいただいた方々の声をこちらでご紹介しております。私たちは、お客様の最も身近なパートナーとして、企画段階からオープンまで全力でサポートいたします。私たちのデザインへの姿勢やお客様との関係性をご確認ください。
人が「おしゃれ」と感じるポイントとは?
人がおしゃれと感じる理由はさまざまです。しかし、冒頭でも触れたように視覚から得る情報は多く、その量は約80%といわれています。人の心を動かすほどの「おしゃれ」とはどのようなものなのか、5つのポイントを紹介します。
統一感がある
人は統一感があるとおしゃれと感じます。統一感には2つのポイントがあり、1つは色調です。清潔感のある白を基調としたものやモノトーンといった色味を抑えた色調は、ごちゃごちゃした印象を与えません。
もう1つは素材が統一された場合です。店舗でいうと木材がわかりやすいと思います。床や壁、家具などを1つの素材でそろえることで統一感が生まれ、人はおしゃれと感じます。
ユニークなデザイン
個性的なデザインを取り入れているのも、人はおしゃれだと感じます。個性的でユニークなデザインはほかの店舗が真似できない独創性が生まれるため、オンリーワンのデザインを構築します。自分にはない世界観を感じると、人はおしゃれだと感じてしまうのです。
空間の使い方
窮屈な空間はあらゆるものが散らばって見えるため、おしゃれさを感じません。狭い店舗であっても空間をうまく使ったデザインだと、それだけでおしゃれ度が増します。
また、空間の使い方が上手な店舗は、インテリアや装飾もうまく活用しており、視覚から感じとる情報でおしゃれさを体感しています。
居心地がいい
人がおしゃれと感じるのは、居心地の良さも関係しています。居心地が良いということは、五感から感じる情報が自分にとってちょうど良いスペースだということ。
今まで紹介した統一感やデザイン、空間の使い方を総合して居心地の良さが生まれます。「いつまでもこの場所にいたい」と感じられる場所に出会えると、人はおしゃれだと感じます。
非現実を味わえる
普段、生活していて体感できない場所に出会うことも、おしゃれだと感じられます。例えば、ラグジュアリーな空間が代表的な例です。人は生活している中で、ぜいたくな体験は多くありません。たまに訪れる非現実を経験することで、見るものすべてがおしゃれだと感じてしまいます。
店舗デザインをおしゃれにするポイント
人がおしゃれと感じるポイントを見てみると、店舗デザインに活かせそうなものばかりです。上記を踏まえて、店舗デザインをおしゃれにするポイントを紹介します。
店舗のコンセプトと合致したデザイン
店舗デザインを考える上で、コンセプトに合ったデザインを取り入れなければいけません。コンセプトが明確に決まっていれば、中心となる色調や素材、空間も自然に決まってきます。
「コンセプト=デザイン」が決まると、お客様にとって居心地のいい店舗へと仕上がっていきます。
統一感をもたせたデザイン
店舗デザインをおしゃれに作るのにおすすめなのが、色調の統一です。色調を統一するだけで店舗のデザインが引き締まり、それだけでおしゃれに見えます。
色調で注意したいのは、壁や床などの広い面に使う色を2~3色に抑えることです。多くの色を使ってしまうと、お客様は疲れてしまいます。
メッセージ性のあるデザイン
シンプルなデザインを取り入れた場合でも、メッセージ性のあるデザインをワンポイントとして置くことで、グッとおしゃれ度が増します。もちろん、メッセージ性のあるデザインは店舗のコンセプトに合っていなければいけません。
居心地の良さを感じる空間
集客のうまくいっている店舗では、空間の使い方がとても上手です。狭い店舗であっても、余裕のある広さを見せる工夫をしてみてください。
空間がたくさん生まれることで、お客様は居心地の良い店舗だと感じます。
弊社が手掛けたおしゃれな店舗デザインの実例を紹介
弊社では飲食店を中心に、おしゃれな店舗デザインを数多く手掛けてきました。今回はその中でも、店舗デザインを9つ紹介します。飲食店以外の店舗デザインもあるため、ご自身の業種に当てはめてイメージしてみてください。
熟成飛騨牛焼肉【GYU-SUKE】の店舗デザイン
隣席にも配慮したデザインになっている「GYU-SUKE」。間仕切りをしてしまうと空間がさえぎられてしまいますが、簾を利用することで隣席との程よい仕切りが出来上がりました。店内は明るめの茶色で統一しており、大きな窓ガラスの影響で窮屈さを取り除いています。
イタリアンレストラン【Trattoria san】の店舗デザイン
無機質でありながら、木のぬくもりを感じられる「Trattoria san」。使われている素材はコンクリートや木材など統一はありませんが、店内の色調を同じトーンにそろえているため統一感が生まれています。どこか懐かしいん雰囲気も、居心地の良さを演出しています。
古民家改築【wine&sake ZON.masu】の店舗デザイン
外観からは想像もできないサービスを提供している「wine&sake ZON.masu」。店名の通り、古民家を改築して日本酒とワインを提供している店舗です。
お寿司を堪能した後に立ち寄ってもらうことを想定し、店内は照明の明るさを落とした大人の雰囲気を演出しました。お酒をゆっくり楽しめる空間は、まさに大人の隠れ家といえます。
ペットサロン【Dog salon& spa Furufuru】の店舗デザイン
「ここはカフェ?」と見間違うような店内になっている「Dog salon& spa Furufuru」。高級感×かわいらしさがコンセプトのオーナーだったため、調和させるような色調を取り入れました。また、天井の六角形から延びたガラス張りを作ることで、店内全体が見渡せるような造りになっています。
美容室【Frog hair】の店舗デザイン
木のぬくもりを全面に出し、癒やしの空間を提供している「Frog hair」。あえて仕切りを作らないことで、広々とした空間を演出できました。施術席は緩やかなカーブを描いているため、隣のお客様の視線も気にならない構造になっています。
尾張旭市の歯科クリニック【あさい歯科医院】の店舗デザイン
デザインオフィスのような外観が印象的の「あさい歯科医院」。院内はヌードカラーを基調とした明るい雰囲気を演出しました。特徴的なのが、各診察台が閉鎖的に作られていないことです。
格子状の間仕切りや大きなガラス張りを使うことで、広々とした空間を感じられます。和の要素をプラスすると、ここまでイメージが変わる見本のようなデザインです。
まとめ
おしゃれな店舗デザインは、コンセプトがとても重要です。コンセプトが明確であれば、オーナーの世界観も自然に作られていきます。
今回紹介している弊社の事例を見てもわかるようにどの店舗も色調がそろっているため、全体的に引き締まった統一感が生まれています。
おしゃれな店舗デザインを作るなら、色調を統一してみてください。また、意外性のあるデザインを置くことで、独創的な空間が誕生します。
弊社では、紹介したデザイン以外にもさまざまな事例があるので、気になる方はHPをチェックしてみてください。