【依頼者目線】テナント契約をする際、気をつけるポイント3選!よくある依頼者のトラブルを踏まえてわかりやすく解説します

デザイン事務所に相見積もりをする時に気をつけること 店舗テナント契約時のポイント

住宅の賃貸契約と違うテナント契約。初めてテナント契約する方は知らないことも多く、トラブルも付き物です。テナント契約は費用が高いことはもちろん、オーナーや不動産との相談が不可欠。しかしどんな点に注意したらいいのかわかっていないと、相談すらできませんよね。

この記事ではテナント契約するときの注意点を紹介。テナント契約で内装工事を伴う方は、そちらの注意点も挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。また、店舗設計に関するもっとも基本的な基礎知識は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらの記事も合わせてご参照ください。

テナント契約で注意すべき3つのポイント

テナント契約で気をつける点は、大きくわけて3つあります。どれも契約には重要なことで、曖昧にしているとトラブルに発展しかねません。オーナーや不動産と良好な関係を保つためにも、これから紹介する3つのポイントはしっかり押さえておきましょう。

賃貸借契約書は細かくチェックする

物件を契約するときは、オーナーや不動産から以下の書類について説明があるでしょう。

  • 重要事項説明書
  • 賃貸借契約書

これらは大切な書類なのですがどちらも莫大な量なので、口頭で説明を受けるときは特に重要な部分しか説明されません。

重要事項説明書や賃貸借契約書には、

  • テナントの詳細情報
  • 家賃や保証金などの費用
  • 引き渡しに関する規則
  • 契約解除

などが盛り込まれており、契約に関する必要なものがすべて掲載されています。そのため面倒でも記載内容は細かくチェックし、不明点はその都度オーナーや不動産に確認するようにしましょう。

テナント契約でどのくらいの費用が必要なのか確認する

テナント契約するにあたり、どのくらい費用が必要なのかも確認しなければいけません。一般的に必要な費用は以下の通りです。

  • 保証金(敷金)…家賃の5~10ヵ月が相場
  • 礼金…家賃の1~2ヵ月が相場
  • 共益費・管理費…物件によって異なる
  • 前家賃…入居月の日割りと翌月分の家賃
  • 仲介手数料…家賃の1ヵ月分
  • 保険料…テナントの規模により異なる

とくに保証金は人気物件だと15ヵ月以上必要なものもあり、契約する時点でかなりの費用がかかります。予算と合わせて費用を確認してみてください。

退去時に必要な原状回復の範囲を確認する

退去時に必要な原状回復

テナントを退去するときは、原状回復といって入居時の状態に戻して退去しなければいけません。原状回復費用は、基本的に借りているテナント部分だけが借主側の負担として請求されますが、中には共有部分も一緒に請求されてしまうことがあります。

また、入居時の状態に戻すはずがスケルトン工事といって、壁材や床材なども撤去し骨組みの状態を要求されることも。原状回復はテナント契約でもトラブルの多い案件なので、どこまでの範囲が対象なのかしっかり確認しましょう。

原状回復の内容は賃貸借契約書に明記されています。細かく記載されていない場合は契約時にオーナーや不動産に確認し、共通認識を持っておいてください。

気をつけたいのが原状回復を行う業者は、あらかじめ決められているということ。借主側が安い業者へ依頼することはできません。もし知人や付き合いのある業者を使いたい場合は、契約時に相談してみましょう。

テナント契約で内装工事が入る場合の注意点

テナント契約で内装工事が入る場合

テナント契約する方の中には、内装工事が必要な場合もあります。飲食店や美容関係などは内装工事によって集客が左右されてしまうほど大切なことです。

テナント契約とは別に費用がかかる内装工事も、少し知識を入れておくだけで安心して契約できます。ここでは内装工事に関する費用について詳しく説明します。

実績がない場合は融資も視野に入れる

テナント契約と知っても使い道はさまざまです。オフィスであれば内装工事が不要なこともありますが、店舗経営となるとそうはいきません。ある程度まとまった資金が必要になりますが、そんなときに心強いのが融資です。融資と聞くと銀行で借りることを想像すると思います。

しかし銀行の融資は実績がない店舗へは原則行っていません。そこで頼りになるのが日本政策金融公庫です。日本政策金融公庫は、銀行から融資を断られた方が頼る場所です。新規で店舗経営する方は、初めから日本政策金融公庫へ相談してみてください。

内装工事費は現金払いが一般的

テナントの内装工事は、テナント契約とは別に依頼しなければいけません。決して安くない内装工事費ですが、基本的にローンは組めず現金払いです。テナント契約時も高額な費用が必要ですが、内装工事を伴う場合は工事費も視野に費用を計算してください。

また、こちらの記事では居抜きのメリットデメリットを詳しく解説しております。実際に物件契約をされる前に、こちらも合わせてご一読ください。

まとめ

内装に使う素材

テナント契約はトラブルも多いですが、あらかじめ確認しておけば未然に防げます。とくに重要事項説明書と賃貸借契約書は納得するまで内容を確認してください。テナント契約する前に不明点を解消しておくと、トラブルも少なくすみます。必要な費用も予算と相談しながら決めるのがおすすめ。予算的に厳しい場合は、契約前に交渉してみるのもいいでしょう。

株式会社TO(ティーオー)は、店舗設計を得意とするデザイン事務所です。お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。まずはお気軽にご相談くださいませ。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

正式に依頼する前に、相見積もりを行うという選択肢もあります。ただし建築デザイン相見積もりに関しては、様々な諸注意があります。こちらの記事も是非ご参照ください。

タイトルとURLをコピーしました