窓サッシ素材の種類とは?コストを抑えたサッシの選び方をご紹介いたします!

店舗ファサード仕上げ 店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント

窓サッシ素材にも様々な種類が存在し、素材によって価格も異なります。今回は店舗で良く使用される窓サッシ素材の種類とコストを抑えたサッシの選び方をご紹介いたします。「サッシの種類を知りたい」「サッシでコストを抑えたい」とお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

店舗で良く使用される窓サッシの素材の4種類をご紹介

窓サッシの素材の種類も様々ありますが、今回は店舗で良く使用される窓サッシの素材の4種類をご紹介していきます。

1.アルミサッシ

アルミサッシ

アルミサッシとは、アルミニウム合金で作られたサッシのことです。サッシの中で一番スタンダードなものです。強度が強いため、耐候性防火性に優れています。また、腐食しにくく、サビにも強い素材となっています。

軽量な素材なため、開閉する時に操作がしやすいのが特徴的です。熱伝導率が高いので、断熱性に劣っていることがデメリットとしてあげられます。デザインとしても、カラーのバリエーションも豊富なため店内に合うお好みの色選定することができます。店舗では黒を使用することが多いです。

2.スチールサッシ

スチールサッシ

スチールサッシとは、鋼(はがね)という金属の一つであるスチールで作られたサッシのことです。何よりも耐火性に強いというメリットがあります。

反対にデメリットとして、アルミサッシに比べて開閉が重いことや耐候性が悪いことが挙げられるます。そのため、住宅には不向きですが、防災設備を重視することや自動ドアの利用が多い商業施設や公共施設によく使用されることが多いです。

3.木製サッシ

木製サッシ

木製サッシは、木材で作られたサッシのことです。木材の質感温かみが魅力なため、木材を活かした店舗の場合に使用することもあります。しかし、デメリットとして腐食磨耗などの耐久性が劣ります。デメリットも含めて検討しましょう。

4.複合サッシ

複合サッシ

複合サッシとは異なる素材を組み合わせたサッシのことです。たとえば、室外側にアルミサッシ、室内側に木製サッシと組み合わせるなどしたものがあげられます。組み合わせ方は自由ですが、それぞれの特徴を理解した上で室内向きか、室外向きかを検討し設計を行いましょう!

コストを抑えたサッシの選び方をご紹介

上記の窓サッシの素材種類の紹介を踏まえてコストを抑えたサッシの選び方をご紹介いたします。

低コストを選ぶ場合はアルミサッシを選びましょう!

アルミサッシ

アルミサッシはスチールサッシに比べてコストを抑えることができます。しかし、アルミサッシに比べて、スチールサッシの方が高い分見栄えも良くかっこよく仕上がります。店舗の内装で見え方を気にするようであれば、お客様が良く利用する出入口等をスチールサッシで仕上げ、飲食店の厨房等のみえにくい場所の窓サッシはアルミサッシを用いることで、少しでもコストを抑えることができます。窓サッシの位置とその場所の利用者を考えて素材を変えてコストを調整していきましょう!

見せ方とコストを考えて複合サッシを取り入れましょう!

複合サッシを取り入れましょう

木製サッシはどうしても高くなってしまう傾向があります。その場合は、それぞれの素材の特徴を生かして室内、室外と違う素材を用いる複合サッシにしましょう!室外にはアルミサッシ、室内には木製サッシを持ってくることで両側に木製のサッシを持ってくる場合よりもコストを調整することができたり、内観と外観のイメージを変化させることもできます。

まとめ

窓サッシ素材

今回は店舗で良く使用される窓サッシ素材の種類とコストを抑えたサッシの選び方をご紹介していきました。窓サッシの4種類それぞれのメリットとデメリットやサッシのコストの抑え方について理解していただけたかと思います。ぜひ、参考にしていただけますと幸いです。

株式会社TOは、飲食店やオフィスなど、商業施設の店舗デザインを得意とするデザイン設計事務所です。役に立つデザイン設計事務所をモットーに、お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、最適なプランニングをしております。

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