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建築工事の基礎知識

【店舗運営】低圧電力と高圧電力の違いメリットデメリット|飲食店運営で知っておきたい電気の知識を解説します

建築工事の基礎知識
この記事は約6分で読めます。

飲食店を運営する上で、ランニングコストとして毎月支払い続けている「電力」。電力を削減するのは、売上を上げるために必要な取り組みで、見直さなければ無駄に料金を払い続けている可能性もあります。しかし、コスト削減を見直すためには、まず「低圧電力」と「高圧電力」について学ぶ必要があります。

本記事は、低圧電力と高圧電力の違いやメリット・デメリットを解説していきます。少しでも、毎月の電気料金を抑えたい飲食店経営者は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

株式会社TO(ティーオー)では、店舗運営に関する基礎知識を多くご紹介しています。建築に関する基礎知識について学びたい方は、こちらの記事をご参照ください。

低圧電力と高圧電力の違い

工事区分

低圧電力と高圧電力の違いについて解説していきます。

  • 電力の大きさの違い
  • 供給方法
  • 初期費用
  • 電気料金

低圧電力と高圧電力の違いは、大きく4つの違いに分けられます。それぞれの特性や違いを見ていきましょう。

電力の大きさの違い

電力の大きさによって、低圧電力と高圧電力に分けられています。電力の多さは、「電気設備に関する技術基準 (電圧の種類等)第二条」により分けられています。それぞれの大きさは、下記の通りです。

  • 低圧電力:直流750V以下・交流600V以下
  • 高圧電力:直流750V超~7000V以下・交流600V超~7000V以下

そのため、日常で使っている照明やコンセントは低圧となります。ちなみに、直流と交流の違いですが、「直流は乾電池などの電気」「交流はコンセントなどの電気」と覚えておくと良いでしょう。

供給方法

低圧電力と高圧電力には、供給方法の違いがあります。一般的に、発電所から電柱や地中を通って電気は送られてきます。店舗付近までの電気の送り方は同じですが、店舗に入る際の供給方法が異なるのがそれぞれの違いです。。

低圧電力の場合、契約電力が50kW(キロワット)未満と定められており、柱上変圧器(トランス)によって100Vや200Vまで電圧が下げられ供給されます。そのため、住宅や小規模の店舗などに適している供給方法です。

高圧電力の場合、契約電力が50KWと定められており、多くの電力を直接店舗内に送り込めます。そのため、飲食店やスーパーマーケット、工場などに適しています。

しかし、高圧電力は変圧しなければ使えないため、受変電設備(キュービクル)を独自に設置する必要があるため注意しましょう。

初期費用

初期費用

初期費用が違うのも、低圧電力と高圧電力の違いの1つです。供給方法の項目で説明したように、低圧電力の場合、柱上変圧器(トランス)によって電圧を落とします。柱上変圧器は、電力会社が配置している機器のため、初期費用は必要ありません。

しかし、高圧電力の場合、敷地内に独自の受変電設備(キュービクル)を設置しなければいけません。そのため、初期費用と維持費などのコストがかかります。

電気料金

低圧電力と高圧電力の電気料金も、それぞれが違う特徴の1つです。1kW(キロワット時)にかかる料金が異なり、低圧電力の方が高圧電力に比べると費用が高くなります。そのため、長期間使用した時に、高圧電力の方が使用料は安くなる可能性が高いです。

低圧電力のメリット・デメリット

低圧電力

ここでは、低圧電力のメリット・デメリットについて解説していきます。低圧電力のメリットとして、初期費用がかからない点が大きなメリットでしょう。

電力会社との契約後に電力会社の柱上変圧器(トランス)から電力供給をするため、初期費用がかかりません。また、工事期間も比較的短く済むメリットもあります。

それに対し、デメリットは料金単価が高い点です。1kWh(キロワット)あたりの単価が高圧電力より高いため、使用料が増えるほど料金が高くなってしまう可能性があります。

高圧電圧のメリット・デメリット

高圧電圧

高圧電力のメリット・デメリットについて解説していきます。高圧電力のメリットは、低圧電力よりも料金単価が安い点です。そのため、長期間同じ電力量を使用した場合、かなりの差が開いている可能性があります。

また、独自の受変電設備(キュービクル)を設けているため、停電作業などを電力会社との連絡を取らずに行えるのもメリットの1つです。

デメリットとしては、初期費用がかかる点です。受変電設備を設けるには、本体料や設置料などがかかり、本体料と設置費合わせた相場は200万~600万前後になります。また、制作を行うに対して期間もかかるため、早めの発注が必要となります。

低圧電力と高圧電力の見分け方

低圧電力と高圧電力の見分け方

低圧電力と高圧電力の違いなどについて解説しましたが、現在使っている電力の見分け方についてご紹介していきます。

  • キュービクルがあるか確認する
  • 電気代の明細書を確認する

主に上記の2つの方法があり、それぞれを知っておくと簡単に見分けられます。

キュービクルがあるか確認する

まず、現在の敷地内に高圧受変電設備(キュービクル)が存在しているかを確認する方法です。キュービクルとは、金属製の箱となっており、扉部分に「高圧受電盤」「高圧配電盤」と書かれている場合が多いです。また、屋上や店舗の裏側に設置しています。

高圧電力を供給する場合、敷地内のどこかに必ずキュービクルが設置しています。もしなければ、低圧電力での電力契約をしています。

電気料金の明細書を確認する

電気明細

電気料金の明細書にも、低圧電力と高圧電力の見分ける方法があります。明細書内に「契約種別」欄があるため、確認してみてください。「高圧」と記載されている場合、高圧電力での契約を行っています。

しかし、電力会社によっては記載していない場合があるため、その場合は、供給電圧を確認しましょう。供給電圧の数値が「6kV以上」であれば、高圧電力となります。

電気料金のコスト削減の方法

電気料金のコスト削減の方法

ここでは、電気料金のコスト削減の方法についてご紹介していきます。

  • 現在のプラン料金と他のプランを確認する
  • 電力会社の契約会社を変更する

飲食店を運営する上で、ランニングコスト削減はかなり重要です。少しでも削減したい経営者は、以下の項目を参考にしてみてください。

現在のプラン料金と他のプランを確認する

電気料金を削減する方法として、現在のプランを確認しておきましょう。電気料金は、使用している電圧によって料金が異なります。

そのため、現状の使用料や必要最低限の電圧で良いかなどを確認する必要があります。その中で、現在契約しているプラン料金も確認しましょう。他のプランと比較して、少しでも安ければプランの変更をおすすめします。

電力会社の契約会社を変更する

電気料金を削減するには、契約している電力会社を変更する方法もあります。現在の電力の契約は、全て自由化となっており、さまざまなサービスや料金を提供している会社が多く存在しています。現在の使用料金はもちろん、その他サービスを含めて見直してみても良いでしょう。

低圧電力と高圧電力の違いを知りコスト削減に努めよう

低圧電力と高圧電力の違いを知りコスト削減に努めよう

電力には、低圧電力と高圧電力の2つに分かれています。それぞれの特性やメリット・デメリットを学んでおくと、コスト削減につながります。

本記事は、低圧電力と高圧電力の違いについて解説していきました。飲食店運営に必要な電気の知識を身に付けて、ランニングコスト削減に努めていきましょう。

株式会社TO(ティーオー)では、持続可能なお店作りをコンセプトにデザイン設計を行っています。数々のデザイン設計のノウハウと経験を活かし、潰れない長く続けられるデザイン設計を提供していきます。もし、新規出店や店舗改装に関しての疑問や悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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