デザインという抽象的な形のないものを扱う私達だからこそ、
お客様に寄り添い、話を聞き、共有することを大切にして、コツコツとそれらを積み重ねる必要があります。
それは、私の根の部分に、
役に立っていると思うと、とても幸せな気持ちになれます。
どんどんアイデアを出そうと思います。
いろんなプランを考えようと思えてきます。
これが、いい空間づくりにつながっていくんだと思います。
私は、施主様の強いところも弱いところもそばで感じ、それを踏まえてどうしたいのかを
考慮し、条件と照らし合わせ最良のプランを形にしていきます。
こんなことを大切にして,これまでやってきましたし、これからもやっていきます。
どんなつらいことがプロジェクト中にあっても、最後にお客様から「ありがとう」と言っていただくと
すべてが報われるんです。
次、また頑張ろうと思ってしまうんですよね。(←バカ)
こうやって、毎回お客様とかかわらせていただいて次へつながっています。
これまで、500店舗以上の出店に関わり、
お店にとって私達が大切にしていることは、
私達は、施主様からお仕事を依頼され空間デザインをしています。
私達のお客様は、お金を払ってくださる施主です。
しかし、店(飲食店、クリニック、オフィス、アパレル等、住宅以外すべて含む)というのは、そこに来られるお客様がいます。
そうすると、施主の先にいるお客様が喜んでくれる空間を提供しなければ、施主は幸せになれないんです。
つまり、お客様の先のお客様を幸せにすること、店に来てくれたお客様の幸せな状態を計画の最初からイメージして
設計をすることが、その店が繁盛したり、長く続くことにつながるんです。
これが、住宅設計と店舗設計の大きな違いかなと思います。
空間というものは、様々なもの同士の間隔で構成されています。
この間(ま)というのは、人間の感覚に大きく影響を与えています。
それぞれの間(距離感)で、居心地が良くも悪くもなりますし、客単価が高くも安くもなります。
その業態にあった適正な間(距離感)を提供することにより、そこに来られるお客様の安心感につながり、
居心地の良さになり、またお店に行きたいな。と思っていただけるきっかけ作りになります。
私達の仕事は、お店を繁盛させるためのきっかけ作りです。
空間の間は、空気感(間)なんだと思います。
次回は、なぜTOのお客さんたちは生き残れるのかをテーマに書きたいと思います。
では。
店舗デザイン、開業に関するご相談は、お問い合わせフォームまたは、お電話(052-414-4224)にて、お気軽にご連絡ください。私たちは、施主様の想いを汲み取るために「施主様から直接お話を聞く」というフェーズを大切にしております。まずは、施主様の想いを、ありのままにお話頂けますと幸いです。持続可能な店舗を一緒にデザインしていきましょう。