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アートとデザインの違い
2021-11-10

 

アートとデザインの違い

こんにちは。

TO代表の西口です。1週間って早いですね。もうブログ更新がやってきました(💦)

今回は、アートとデザインって何がちがうの?ということを私の視点でまとめてみようと思います。

①アートは問題提起、デザインは問題解決

アーティストは、世の中に対して様々なそれぞれ異なる表現方法を使い、問題を提起し、訴えを主張し、受け取る側に問いかけます。

そして、その表現の仕方や発想の斬新さ、その技術に対して評価を受けます。

デザイナーは、人の意向や、対峙するものから情報を得て、それの問題を発見し、それを改善したいとき、その知恵と発想でそれを解決します。

問題を投げかけるのか、解決するのかという大きな違いがあると私は考えています。

 

株式会社TO

②アートは、クライアント不在。 デザインは、明確なクライアントが存在する。

アートは、誰かに頼まれてするものではなく、アーティスト自身が表現したい方法で表現したいものを世の中に生み出している。

それに対し、デザインは、必ずクライアントが存在し、その依頼内容によって表現するものが変わり、世の中に生み出している。

両者とも人を幸せにするのは同じだが、だれを幸せにするかが明確なのが「デザイン」、不明確なのが「アート」だと私は思う。

よく我々は、プロジェクトのコンセプトワークや商品開発など、プロジェクトを推進させるとき、5W1Hを考え、ターゲットを決める。これは、デザインをしているからこの作業が必要なのです。アートの場合は、こんなもの必要ないのである。

 

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③コストが関係するデザインとそうでないアート。

デザインには、必ずコスト(予算)がある。それに対しアートは、無い。

④アートは、製作するためにお金を集め、製作したものの値段を自分で決める。

    デザインは、製作する前に値段を決め、製作したものにその対価が支払われる。

つまり、アートは製作前に自腹で製作活動をする。また、出資者や補助金などを利用して製作したりするケースもあり、製作活動のための費用があるし、そのお金を集めなければならない。そして、できたものに対して、製作者が値段を決め、そのものと金額が購買者に認められると対価に変わる。デザインは、製作しようとする者に対し見積を算出し、それの金額をクライアントと協議をし、決定してから製作を行う。出来上がったものに対しては、見積通りの対価が支払われるのです。

これらから、「デザイン」と「アート」の大きな違いわかりますか?

 アートは、問いかけであり、主張するもの。

 デザインは、解決であり、協調するもの。

なのかな。と私は思います。

私は、アーティストにはなれないけど、アーティストの方に手伝ってもらって、クライアントが作りたい世界を形にはできるかな。

いつもどの物件でも、いろんな素材のアートを取り入れようと考えています。

アートは、必ず必要なもので、デザインも必要なものです。

世の中の大半の方々に、「デザイン=装飾」と勘違いされていることが、我々の力不足だなーと痛感しています。

デザインは、いろんな悩みを解決できる特効薬なんですよー^^

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