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お客様の声・オーナーインタビュー
秀和興産㈱しげグループ代表取締役 茂山 光夫 さま
2022-06-09

グループ代表取締役 茂山光夫 さまのインタビューの様子をご紹介します

しげグループ代表取締役茂山光夫さまインタビュー

担当デザイナー西口:愛知県内で「焼き鳥 しげ」などを展開されている秀和興産様は、栄店のリニューアルの時からお付き合いが始まりました。今回の案件はコロナ禍を乗り越える一手としてご相談がありました。相談を受けたとき即座に、高級業態が良いと思います。と進言させていただきました。

社長と専務は、初めての高級業態にチャレンジすることへのリスクを考え、相当悩まれていました。少し待ってほしいと言われ、1週間ほど過ぎた日、連絡をいただき、高級業態で行きます!と覚悟の決まった言葉を今でもはっきり覚えています。そこから、このプロジェクトは始まりました。

秀和興産㈱しげグループ代表取締役 茂山光夫さま

秀和興産㈱しげグループ
代表取締役 茂山 光夫 さま

高校を卒業後、名古屋マハラジャウエスト、テイジンメンズショップで働き、父親の会社、秀和興産に入社、居酒屋勤務後、カラオケバー店長、その後、部長となり、有名焼鳥店で修行後、炭火焼鳥しげ栄本店、しげ伏見店、しげ泉店、しげ知立駅前店、茂東桜をオープンしました。

開業のきっかけや経緯を教えて下さい

茂山様:父親が飲食業をしていたので、将来、自分も飲食業と決めていました。父親の居酒屋に入社しましたが、店長との人間関係が合わず、私が悪くもないのに父親から店長に謝れと言われ、飲食業は理不尽な世界なのかと思い退社しました。

その後、経理学校に行きながらアパレルで働いていましたが、2年後に父親から経理で働いて欲しいと頼まれ、事務所で経理で働きましたが、そこでも理不尽がありました。結局、その時の店長も経理部長も父親の足元を見て不正も含め仕事をしていたので、私を毛嫌いしたと思います。その店長、経理部長は退社してもらい私が経理を担当しました。

その後、カラオケバーの店長を得て、営業部長になり、その時に飲食業である限り私も専門料理、特に焼鳥の腕を磨きたいと決め、有名焼鳥店2店舗で2年間修行をしました。そしてお洒落な内装でモクモクしない、女性でも楽しめる焼鳥専門店として「炭火焼鳥しげ栄本店」をオープンしました。今は「焼き鳥茂東桜」を含めて5店舗になります。

カウンターがある高級焼き鳥店に決めた理由はなんですか?

カウンターがある焼き鳥店のデザイン

茂山様:コロナ渦ではありましたが、焼き鳥店に適した良い物件を見つけて契約することが出来ました。既存業態の「炭火焼鳥しげ」か高級焼鳥にするかで悩みました。西口さんより高級業態が良いと提案を頂き、初めての高級業態にチャレンジすることへのリスクを考えましたが、コロナ禍であることをチャンスに変えるため、念願だった焼手の目が届く、カウンターがメインの高級焼鳥店にすることに決めました。

開業に踏み切るまで悩みや不安はありましたか?

飲食店オーナーが開業に踏み切る前の不安

茂山様:コロナ渦で既存店が休業要請や時短営業で、会社の資金繰りが圧迫する中、オープンのタイミングにはかなり悩みました。コロナ禍ということもあり、これからどのような規制がかかるか不安だったからです。しかし、逆にコロナ渦でも完全予約制のお店は、お客様の情報も把握出来ているのか、安心して飲食をされるお客様で繁盛されている情報知りました。その予測通り、コロナ禍の規制の中でも沢山のご予約を頂き安心して営業出来ました。

オープンから今まで世間は色々な変化があったと思います。その間、お店の客層や売上などに変化はありましたか?

飲食店開業後の不安と変化

茂山様:オープン当初は私の繋がりの経営者の方々に多くのご予約を頂き、特にトラブルもなく、スムーズにオープンできました。おかげさまで予約で満席状態になり、すでに何度もリピートしていただいているお客様もいます。コロナによる営業時間短縮などもありましたが、ある程度予想していたので、その期間は、お弁当やテイクアウトの販売を行いました。規制も終わり、今でも多くのご予約を承っています。

TOを知ったきっかけは?

茂山様:西口さんとは同じ経営者の会合で知っていました。西口さんの飲食店のデザインを見る中で、いつかTOの西口さんにデザインを依頼したいと思うようになり、「炭火焼鳥しげ栄本店」の内装リニューアル時に、ここだと思い、デザインを依頼しました。私の描いた形や、従業員さんの導線や働きやすさなど、デザインだけでなく機能性も考えて頂きました。

炭火焼鳥しげ栄本店のデザイン
株式会社TO西口宗希

お会いした時の第一印象はいかがでしたか?

茂山様:西口さんと知り合った当時はあまり接点はありませんでしたが、西口さんのデザインした店舗を見るうちに好感を持ちました。初めてデザインを依頼した時の感想は、相手の思いを形にする天才だということ。(笑)そしてどんな状況下でも「出来ない」ではなく「どうしたら出来るか」を考えてくれることです。逞しいデザイナーです。

数ある会社の中から弊社をお選びいただいた決め手は何でしょうか?

茂山様:お店を作って終わりではなく、そこからが私たちの始まりになるところがTOさんの素晴らしいところです。開業からお店の営業が始まり、お店の仕様、設備関係で問題が生じた時でも素早く対応してくれるのは安心感と信頼が持てるところです。

株式会社TOの打ち合わせの様子

店舗デザインで特にこだわった箇所はどこですか?

焼き鳥店のL時カウンター

茂山様:ゆったりとした12席のカウンター。焼手、スタッフの動きもお客様に美味しく感じて頂くスペースになりました。

高級店舗の岩のモニュメント

茂山様:カウンタ越しの岩のモニュメント。どうしても高級業態で白木が主体になると寿司屋的になりがちですが、岩のモニュメントを置く事により、石の重みが、焼鳥の演出と美味しさに繋がっていると思います。

高級居酒屋の個室

茂山様:落ち着いた完全個室。この物件が元が足袋の卸問屋と言う事もあり、敬意をしめしてデザインにも足袋を模様を西口さんに依頼しました。

 

伝統工芸を用いた店舗のガラス窓

お店が完成した時の感想はいかがでしたか?

茂山様:物件の柱や防音などの問題がありましたが、全て上手に解決してくれて最高の高級焼鳥店にふさわしいお店になり感動しました。

実際に働いてみていかがでしたか?

茂山様:焼鳥はどうしても掃除が難しい業態です。高級店なので、清潔感は欠かせません。掃除をしやすいように排水設備などを整えていただいたので、いつでも清潔を保つことができています。キレイだし新しくて、従業員も新鮮な感じがするみたいで活き活きして働いています。その環境と同じく味と接客に精進します。

カウンターで働く料理人の感想

お客様からの反響で印象に残っているストーリーがあれば教えてください。

茂山様:一番嬉しかったのは、コロナ禍のオープンでしたが、大家さんを初め、ご近所の方々のご予約を頂いたことです。その後は沢山の経営者の方が色んな用途でご予約を頂いた事です。この地域に高級焼鳥店が必要とされていると確信しました。

高級店舗のファサードデザイン

「TOに頼んでよかった」と感じた瞬間やエピソードがあれば、教えてください。

茂山様:TOさんの良いところは、何事もスピードが早いこと。そして「出来ない」ではなく「どうしたら出来るか」の提案力です。これは依頼する側にとっては信頼と安心感があります。これからも弊社の頭脳として一緒に成長できたら嬉しいです。

株式会社TOに店舗デザインを依頼した感想

最後に、今後のお店の展望などを教えてください。

茂山様:今後もより焼鳥業に特化して愛知県で店舗展開をします。炭火焼鳥しげを主体に、高級焼鳥店の茂東桜、そして大衆焼鳥店の計画もしています。この業態はフランチャイズも行っていきます。地域の財産になれるように、今も、これからもお客様に必要とされる焼鳥店になれるように従業員一同頑張ります。

名古屋の高級焼き鳥の外観のデザイン

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