物件名 : 熟成飛騨牛焼肉 GYU-SUKE
面積 : 1F 117㎡ 2F 121㎡ 合計238㎡
客席数 : テーブル席 84席 VIP席 10席
工期 : 計画期間105日 施工期間46日
請負業務: デザイン設計業務
物件状態: 居抜き→ほぼスケルトンに解体
躯体構造: RC造
竣工 : 2022年6月22日
住所 : 岐阜県高山市花里町5丁目20-3
お店情報: https://www.gyu-suke.com/
弊社が高山でコロナ前にデザイン設計をさせていただいた駅前店舗が、コロナの影響でやむなく退店をされたのが2年前。偶然、この店舗の後にこの場所をかりられたのが、このGYU-SUKEのオーナーでした。
後々お聞きしたのですが、この場所に決められた理由が空間デザインが気に入ったからということでした。このご縁で、今回問合せをいただき、高山という場所でお仕事をさせていただくことになりました。
駅のホームから、駅のエスカレーターからすぐに視界に入る立地です。立地上、こじんまりと知る人ぞ知るという業態の立地ではないので、サイン看板で業態をアナウンス。そうすることで、飛騨牛の焼肉店ということを周知する目的で設置した。
隣はチェーン店や地元のお土産屋さん。そこで、ファサードデザインで多店舗と差別化をはかりました。その際気を付けたのが、消防法と高山の景観条例です。駅前という法規的に厳しい条件と高山という観光地ならではの条例の厳しさふまえ、スマートにコストを抑えながらデザインをしています。
駅からの見上げのアングルを考慮し、1Fと2Fの客席が一つの切妻屋根の建物に見えるようにレイアウトから意識しています。
その見え方の中に不規則な曲線のチューブライトがくねくねと室内をてらし、その光は、外部への動きとして取り入れました。変幻自在のチューブライトは、今後期待の照明器具です。
2Fのベンチ席やテーブル席の紐カーテンで個室感を作り出しています。VIP個室は、2組バージョンと1組バージョンで使い分けができ、仕切り建具の収納方法も工夫しました。
「当初、地元業者への分離発注で工事を進めようとしていたのだが、うまく進まなかった際、TOさんが施工業社を取り纏め、再度別の業者にも見積を取り直し金額を精査してくれたので、金額調整もうまくできました」
「また、地元業者では、工期が全くまとまらなかったのが、その業者さんで短縮してまとめることができ、なおかつ当初のご提案頂いたように店舗が完成したので、とても感謝しています」
GYU-SUKEオーナーよりコメントを頂きました。大変ありがたいお言葉です。どうもありがとうございます。
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