鉄材と木材を組み合わせた高級鮨屋【鮨かわ村】

■デザイン・設計（施工）事例概要

物件名　：　鮨　かわ村
面積　　：　56.68㎡
客席　　：　カウンター7席、個室6席
工期　　：　計画期間　62日　施工期間43日
請負業務：　デザイン設計業務
物件状況：　スケルトン
躯体構造：　RC造5階建　改装
竣工　　：　2024.3

■施主との出会い

今回のご縁は、ウェブサイトを通じての出会いから始まりました。場所探しの段階から関わらせていただき、施主様がさまざまなご検討の末、現店舗の出店を決められました。親族の方々にとって、新しいステージを創り上げる一助となることができ、大変光栄に思っております。
 

■設計のポイント

①鉄を生業とする施主様の特徴を活かす。

鉄の加工を主に社業の中心とされている施主なので、店内に鉄の加工した仕上げを採用するよう心掛けました。日本製鉄のフェリーチェと呼ばれる材料を使い、それと、桟（黒）を組み合わせることで、新しい素材の使い道と見せ方を考えた案件でした。
 

②カウンターの高さとサイズ感

お鮨屋さんにおいては、カウンターの座り心地と大将との適度な距離感が非常に重要です。その座り心地に大きく影響するのが、カウンターと椅子の高さ関係です。この点については、毎回特にこだわりを持って設計しております。
 

■竣工後の施主の声

「フェリーチェをうまく使ってくれてありがとう。」という感謝のお言葉を頂きました。

「鉄と、木をうまく使ってくれたので、本当にいい感じです。あとは、お店の味とサービスを充実させるだけです」とおっしゃってくださいました。

お店の成功を心よりお祈りしております。ありがとうございました。