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実績紹介
Restaurant
すし昇

■施工事例概要

物件名 : すし昇
面積  : 17坪
客席数 : 9席
工期  : 計画期間60日 施工期間40日
請負業務: デザイン設計業務、ブランディング業務、ロゴデザイン、名刺デザイン(会社用、店舗用、テイクアウト用パッケージ etc.)
物件状態: スケルトン(店舗の内装設備がない状態のこと)
躯体構造: RC造(鉄筋コンクリート構造)
竣工  : 2020.03.20
備考  : ミシュラン掲載店
受賞  : 2021JCD中部商空間賞銀賞、審査員特別賞をダブル受賞

■お客様との出会い

「初出店から2年たち業務拡大のための移転拡張出店をしたい」とご相談いただきました。それにあたり、自分のこだわりを理解してくれるデザイナーと仕事がしたいという事でお仕事をいただきました。

たまたまですが、2年前の出店の際、ある方から大将にご紹介を受けており、初対面と思って出向いたプロジェクト初顔合わせのときに、お互い再開に気づくという不思議なご縁からの始まりでした。

■施工のポイント

まずは、大将の「あの店のここがいい」「店はこういう部分にこだわりたい」という想いを丁寧にお聞きしました。その後、店舗デザインの方向性を決めるプレゼンテーションで一発OKをいただき、大絶賛をいただきました。

このプロジェクトで一番の悩みどころだったのが、カウンターの高さ関係(大将とお客様の目線)と店舗全体の天井高です。すし屋というのは、目線の高さとカウンターとつけ台の高さが非常に重要です。

大将にとって、カウンターはステージであり、そのパフォーマンスをより一層更なる高みへ導く空間になります。そのために、躯体(建築物)のRC(鉄筋コンクリート)の大梁(オオバリ)の存在、設備の配置や配管の経路など、ステージに必要のないものを隠す必要がありました。

しかし、この物件は、床上げをし大梁を隠そうとすると満足のいく天井高がとれず、また天井高を摂ろうとすると、大梁を隠せないという問題がありました。さらには、排水設備や空調換気設備の計画に問題が生じるという、制約が多い物件でした。これらの課題を解決する方法として、下記の方法をデザイン(解決策)として採用しました。

施工のポイント①大梁は、魅せる!

魅せる大梁にするために、疑似大梁をもう一本つくり、バランスを調整しました。さらにそれを、店内のデザインアクセントとして成り立たせるために、大梁を間接照明の光で際立たせるようにしました。

施工のポイント②特性のミドルチェアを制作

目線やカウンターの高さを確保するため、特注のミドルチェアを製作いたしました。

施工のポイント③天井デザインの面積は必要最低限に

余分な空調換気機器等を隠すため、天井は必要最低限設け、大梁の見え方とのバランスを取りました。

施工のポイント④天井フードを天井内に埋め込みフラットに

焼き場の天井フードを天井内に埋め込み、存在を天井とフラットにしました。

– 大梁(オオバリ)とは –

梁(ハリ)とは、建築物の骨組みのなかで、天井や床などに水平方向に渡された部材をいいます。 建物の荷重を柱に伝えて建物を支える役割を担っています。柱と直接連結して支える梁を「大梁(オオバリ)」柱に直接つながっていない梁を「小梁(コバリ)」といいます。

■デザインのこだわり

すし屋の格は、カウンターで決まると言われるほど重要です。大将の本物志向の意向をくみ取り、カウンター材は、樹齢400年の木曽ヒノキを採用。そのほかすべての壁材には、漆喰の磨きをあしらい、つややかであり、奥行きのある自然素材の光が、やさしく反射しながら空間を包み込むようになっています。

■竣工後のお客様の声

「エントランスの通路のレイアウトの仕方、カウンター席のレイアウトや高さ、素材感、 ドリンクカウンターの見せ方、トイレのデザイン全てが考えつくされていて、さらに自分の意見も尊重してくれているところに感動した。」「現在、半年以上先の予約も取れないほど繁盛しているのも、この店のおかげです」というありがたい言葉をいただきました。

今回の空間デザインにとどまらず、今も継続して店舗のトータルのブランディングをさせていただいております。通年を通して、TOのディレクションのもと、おせち、節分、花見、お盆、お月見など、季節のイベントごとに、パッケージやノベルティーのデザインをお手伝いさせていただいております。

物件名:すし昇
竣工:2020年3月20日
業態:すし専門店
クライアント:株式会社イート
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すし昇
2020-07-30
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