【東京都版】店舗デザイン設計事務所の選び方を徹底解説!失敗しない選び方のポイント、依頼前に確認しておきたいポイントとは

東京都の店舗デザイン関連トピック
東京都の店舗デザイン関連トピック

SNSの発達により、店舗デザインが気軽に見られるようになり、デザインの多様性が広く知れ渡ってきています。実際に店舗のデザインをしているのは、店舗デザイン会社に所属する建築家やデザイナーなどの人たちです。

開業を成功させる最初のステップは、自分好みの空間を作り出せる人に出会うこと、と言っても過言ではありません。そこで今回は、東京におけるデザイン設計事務所の選び方について考えてみます。

私たち株式会社TOは、施主様と徹底的に向き合い、持続可能な長く続くお店づくりをミッションとしています。私たちがデザインした飲食店の生存率と受賞歴はこちらからご参照ください。

デザイン設計事務所とは?

店舗デザイン設計事務所の選び方

デザイン設計事務所とは、建築士法で定められた建築士事務所のことで、建物などの設計や監理をする建築家(デザイナー)が所属しています。一人の建築家が自分で運営している場合や、代表者がいて数人の建築家がいる場合など、規模はさまざまです。

建物の設計や監理などの業務を受けるには、「建築士事務所」として登録しなければなりませんので、建築家本人か関係者が「建築士」という国家資格を保有している必要があります。建築士事務所の中には、設計や監理のみを専門とする「デザイン設計事務所」のほかにも、建設などまで実施するハウスメーカーや工務店なども登録しています。

建築家(デザイナー)とは?

(建築家=デザイナー)とは、明確な定義があるわけではなく、アトリエ系と呼ばれる個人のノウハウや作家性を反映したデザイン設計事務所を主催する建築士のことを指すことが多いです。設計事務所の中で、設計を担当する人だと考えてもいいかもしれません。

美術館など多くの人の目に触れる建物の作品性や芸術性を追及する建築家の方たちが有名ですが、住宅や店舗のデザインをメインとしている建築家も多いです。これらの建築家は、普段の生活の中での暮らしやすさや、店舗の機能性などの「実用性」を追及した設計をメインとしています。

デザイン設計事務所選びのポイント

デザイン設計事務所選びのポイント

前提を踏まえて、ここからはデザイン設計事務所の選び方のポイントを解説して参ります。

真剣に話せるかどうか

デザイン設計事務所を探す最初のステップは「相談」から始まります。とりあえず近場のデザイン設計事務所に連絡して話を聞いてみるという手もありますし、インターネットで調べて複数社に連絡し相談してみるという方法もあります。

最初の相談で高圧的な態度で話されたり、こちらの要望をあまり聞いてくれないような場合では、不明点や質問などもすることができず、最終的に納得のいかない出来になってしまいます。このようなことを防ぐためにも、自分たちのライフスタイルや、好きなもの、嫌いなもの、理想、お金のことなど腹を割って話せる関係性づくりがとても大切です。

まずは、これらの話に真剣に耳を傾けてくれるデザイナーを選ぶようにしましょう。また、気になったことや要望などは遠慮せずに伝えるようにしましょう。フラットにコミュニケーションが取れるデザイナーを見つけることが、最初の鍵になります。

信頼できる相手(会社)かどうか

真剣に話せるかどうかにもつながる部分はありますが、オンライン、オフラインに限らず、丁寧に対応してくれたり、連絡(返信)が速かったりする会社は、いい仕事をしてくれる可能性も高いです。これらはデザイン設計事務所だけではなく、お店に関わるすべての業種選びに言えることですね。

また、相談や対応の中で、不安要素があれば、施主側から打ち明けて相談し、相手の反応を見てみましょう。信頼に足るデザイナーであれば、それらの質問にも誠実に実直に答えてくれます。施主自らがデザイナーと積極的にコミュニケーションをとり、信頼できるかどうかを見極めてみてください。

作風・デザインが好みかどうか

デザインが好みかどうか

デザイン設計事務所は、ホームページ等で、過去のデザイン事例を紹介していることが多いです。実際に依頼したいイメージと同じような設計をしているかどうか確認してみてください。デザインを見るときのポイントは、全体の世界観やストーリー、空間構成、素材使い、間取り、細部のデザインなど様々ですが、施主自身がどの部分に魅力を感じるのかを明確にしておくと、比較もしやすいと思います。

また、環境に配慮した施工をしている、それぞれの地域に根付いた素材を使っている、周辺環境との調和を大切にしている、動線に配慮し働きやすい工夫がされているなど、デザイナーのベースとなる考え方と施主の希望がマッチしていれば、より納得のいくものが出来上がることでしょう。

過去の実績があるか

デザインが好みかどうかにつながる部分もありますが、こちらが望むデザインを実現してくれるかどうかを見極めることも重要になってきます。基本的に、デザイナーはヒアリングの結果をもとに設計していきますので、ある程度は望むものができあがます。

しかし、自宅兼店舗を作りたい、倉庫を改造したい、古民家を改築したい、騒音に配慮したい、昇降機やエレベーターを備えたい、などの珍しい要望があったり、強いこだわりがあったりする場合には、同じような要望を取り入れた店舗をデザインしたことのあるデザイン設計事務所に依頼するのが無難だと思います。また「東京」で実績があるデザイナーはより安心ですね。

対面で対応してくれるかどうか

対面で対応してくれるかどうか

現在では、オンラインでのミーティング技術が発達したこともあり、デザイン設計事務所の所在地を気にする必要がなくなってきました。しかしやはり、現実での顔合わせに重きをおいているデザイナーは信頼に足る可能性が高いと思います。

実際に施主とデザイナーが現実で顔を合わせることで共有できる情報はたくさんあります。また、物件が決まっている場合や、建物を建てる予定の土地が決まっている場合は、実際にその物件に足を運んでもらいましょう。相談を初めた初期段階で、これらに快く対応してくれるデザイナーを選ぶようにしましょう。

まとめ

東京でデザイン設計事務所を選ぶ際のポイント

今回は、東京でデザイン設計事務所を選ぶ際のポイントについて説明してきました。今回紹介したものは、東京都に限らず当てはまる内容だと思います。店舗デザインの依頼先が、その後のお店の成功に大きく関わります。だからこそ、費用などで安易に決めずに、信頼できるデザイン設計事務所や建築士を選ぶようにしてください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。愛知県名古屋市を拠点に、東京の案件にも多数対応させていただいております。店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインの流れについてはこちらのページをご参照ください。皆様からのご連絡をお待ちしております。