オフィスにはご自身が働くメインのスペース以外に、休憩するスペースやミーティングを行うスペース、収納スペース、給湯室、応接室など様々な共有スペースがあります。その他にも企業によっては身体を動かすことが出来るジムスペースや、食堂、カフェテリアなど社員が快適に過ごせるような空間が用意されています。
しかし面積的、コスト的に上記に挙げたような空間を設けることが難しいとお考えの方も多いのではないでしょうか?今回は小規模なオフィスでも快適な共有スペースを設けるポイントについてご紹介いたします。
などとお考えの方は是非参考にしてみて下さい。
共有スペースについて
ミーティングルームや休憩室など社員が共有して使用するスペースを意味します。広いオフィスであればミーティングルームはミーティングルーム、休憩スペースは休憩スペース、セミナー室はセミナー室とそれぞれ部屋を分けることが望ましいです。今回は小規模な空間でそれらの要素を兼用するポイントについてご紹介いたします。
①フレキシブルナレキシブルなレイアウトにする
様々な用途で使用するのであれば、家具等を固定せずにシチュエーションによってレイアウトを変更することがオススメです。そのためテーブルや机等は移動可能なキャスター付きのものや軽いものを使用しましょう。
またあまり壁を設けずにパーテーションを使用して、パーテーション移動させることで簡易な単独スペースを設けてミーティングを行ったり、休憩スペースとしての使用が可能です。
②組み合わせ可能なテーブルを用いる
単独でも組み合わせても使用できるオフィス家具を利用することで、柔軟に場面に対応が出来ます。例として一つ一つは台形型で、2つ組み合わせることで六角形、4つ組み合わせて四角形、6つ組み合わせて大きな六角形になるテーブルがあります。
少人数でミーティングを行う際は二つのテーブルの組み合わせで、セミナーを行う際は各自一つずつのテーブルを並べて使用などシチュエーションに応じた対応が可能です。台形テーブル以外にも三角形のテーブルや、半円など様々な形状のものがあり空間の雰囲気に合ったものを選択しましょう。
また、これらの形状のテーブルは組み合わせ可能なだけでなく、斜めに向かい合って座ることが出来るので、真正面での対話より緊張感を緩和してリラックスしてコミュニケーションをとることが出来ます。
③用途に応じた椅子を選定する
オフィスでは一般的なキャスター付きのオフィスチェア以外に、スツールと呼ばれる背もたれや肘掛のない椅子、積み重ねて収納が可能なスタッキングチェアなどがよく用いられます。この場合その共有スペースでの優先度を考えることが大切になります。
長時間のミーティングが行われることが多い場合は、背もたれがあり座り心地の良いオフィスチェアがオススメです。反対に短時間のミーティングや、社員の休憩場所として利用したい場合はスツールの方がオススメです。特にスツールにも台形や半円型など組み合わせ可能な家具があるので、組み合わせにより部屋をグループ分けすることが出来ます。
またスツールは移動が手軽に出来るので、ちょっとした会話や報告をする際に相手に対して立ったまま上から見下ろすかたちになったり、こちらが膝立ちで見上げる必要がなく快適にコミュニケーションをとることが可能です。
またセミナーなどで空間の使用人数が大きく変動する場合は積み重ねて収納が可能なスタッキングチェアがオススメです。
まとめ
今回はオフィスの共有スペースのポイントについてご紹介いたしました。今回挙げた以外にも空間の大きさや形状により工夫出来るポイントはたくさんありますので、何かお困りの際は是非お気軽にご相談ください。
株式会社TOは店舗やオフィスなどの商業施設のデザインを多く取り扱っています。「お客様が望まれていること」さらに「お客様のお客様が望まれていること」を実現できるように誠心誠意取り組んで参ります。店舗改装や、新規出店、それ以外のことでも何かお困りのことございましたらご気軽にご相談下さい。皆様の理想を叶えるために尽力させて頂きます。