「飲食店を運営しているけど、どのようにコロナ対策をすればいいのか悩んでいる」
「店舗の運営で求められている、非接触設備について詳しく知りたい」
このように、飲食店などの店舗運営で現在求められている、コロナ対策の非接触設備について、詳しく知りたいと思っている、オーナーの方は多いのではないでしょうか?この記事では、コロナ対策で重要な非接触設備の事例を詳しく紹介していきます。
コロナが流行る昨今の店舗では、どのようにして集客をして売上を上げるかが、課題となっています。現在の店舗の課題を打開するキーポイントが、非接触設備の導入です。
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非接触設備が重要視されている理由とは?
コロナウイルスが流行る前までは、手動のオーダーや手渡しなど、コミュニケーションを頻繁に取ることが、当たり前とされていました。しかし、コロナウイルスが流行ってから、コミュニケーションを保ちつつ「できるだけ接触しない」が求められるようになっています。
「できるだけ接触しない」店舗の環境づくりに欠かせないのが、非接触設備の導入です。非接触設備を導入することで、店舗でのコロナ感染を防ぎ、お客さまに安心感を与えることができるため、注目を集めています。
コロナ対策の非接触設備の実例
店舗でのコロナ対策として、導入されている非接触設備の実例以下8つを、これから紹介していきます。
- 手動水洗→自動水洗
- 手動スイッチ→手をかざすだけでのスイッチ
- 手動検温→AI検温システム
- 現金決済→キャッシュレス決済の導入
- 従業員のサーブ→ロボットのサーブ
- 手渡しのテイクアウト→ロッカー渡し
- 手動の消毒→自動消毒
- 手動オーダー→タブレットオーダー
上記8つのうち、運営している店舗の導入しやすいものや合うもを選ぶといいでしょう。
手動水栓→自動水栓
店舗のトイレなどに設置すべき非接触設備が、自動水栓。手をかざすだけで水が出てくる水栓です。蛇口のレバーやハンドルをひねらなくても水が出てくるため、蛇口での接触を防ぐことができます。
不特定の人が使用する場所でのトイレなどで有効な非接触設備です。また、手動水栓より、節水効果もあるので一石二鳥でしょう。
手動スイッチ→手をかざすだけのスイッチ
入口のドアやトイレなどに取り入れるといいのが、手をかざすだけのスイッチ。手をかざすだけでドアが開いたり、トイレが流れたりします。
ドアの取手やトイレを流すボタンに触れなくていいため、接触を防ぐことができます。入口のドアを手をかざすだけの自動ドアにすると、費用がかさみますが、お店へ入る心理的ハードルが下がるので、集客のプラスに働くこと間違いないでしょう。
手動検温→AI検温システム
手動での検温が、多くの店舗で用いられている検温方法でしょう。しかし、手動の検温は、対面でおこなうため、スタッフとお客さまの距離が近くなったり、接触したりすることが多いです。
AI検温システムを導入することで、お客さまとスタッフの検温での接触を防ぐことができるため、お客さまに安心感を与えることができるでしょう。AI検温システムの導入費用は、高額ではないので、取り入れやすい非接触設備になります。
現金決済→キャッシュレス決済の導入
簡単に取り入れることができるのが、キャッシュレス決済の導入。キャッシュレス決済の会社に申し込むだけで、取り入れることができます。会計時のお金のやりとりは、お客さまとスタッフが接触するため、嫌がるお客さまも多いです。
簡単かつ接触を防ぐ会計方法として、キャッシュレス決済は、最適でしょう。キャッシュレスを活用する人口も増えてきているので、会計方法の幅を広げるという面でも効果的です。
手渡しのテイクアウト→ロッカー渡し
料理の注文からお渡しまでを接触しないでおこなうのが、ロッカー渡しにすること。テイクアウトのお渡し専用のロッカーを設置して、お客さまとの接触を防ぎます。ロッカーの後ろに厨房を配置することで、作った料理をそのままロッカーに入れることができます。
会計もインターネット上でできるため、誰とも接触しない効率のいいテイクアウト方法です。ロッカーの導入となると、店舗のデザインや配置を変更しなければならなくなるので、検討した上で取り入れてみてください。
手動の消毒→自動消毒
コロナ対策で欠かせなくなったのが、消毒液の設置。一般的な消毒液は、ポンプ型のものが多く、他のお客さまが使用したポンプを押さなければなりません。そこで、最近導入されているのが、足でレバーを踏むことで消毒液が出てくる設備です。
足であれば、感染や菌との接触を防ぐことができるでしょう。安価で導入できるのもメリットの一つです。また、価格は少し高くなりますが、AIが検知して自動で消毒してくれるものもあります。足で踏むレバーの部分の手入れをしなくていいのがメリットでしょう。
手動オーダー→タブレットオーダー
飲食店の対面接触を防ぐ方法として、一番に思いつくのが、タブレット端末でオーダーを取ることではないでしょうか。タブレット端末でオーダーを受けることによって、スタッフがお客さまのところへ出向く必要がないですし、お客さまが声を出す必要もありません。
オーダーの管理も簡単になり、料理の提供が早くなるメリットもあります。導入に関しても難しくなく、IT導入の補助金を活用すれば、少ない費用で取り入れることができるでしょう。
株式会社TOでは、店舗の開業・改装・運営に関する補助金の取得補助を行っております。開業・リニューアルの際には、補助金の申請から建物の完成、受給までを一貫してサポートいたします。補助金取得の流れや過去の採択事例に関してはこちらのページをご参照ください。
従業員のサーブ→ロボットのサーブ
飲食店の配膳は、お客さまとスタッフが接触しやすい部分。人を使わず、ロボットを活用して料理をお客さまに届けるのも、最近注目されている非接触設備の一つです。
ロボットの導入は、初期費用とメンテナンス面では高くつきますが、人件費と比べると安くなる店舗もあるので、計算してみるといいいでしょう。話題性で集客も見込めるのもメリットの一つです。
まとめ
この記事では、コロナ対策で重要な非接触設備の事例を詳しく紹介してきました。この記事の重要ポイントは以下です。
- コロナウイルスの影響で「できるだけ接触しない」店舗の環境づくりが求められている
- 自動水栓は蛇口をひねらなくていいため、不特定対数が使用する手洗い場の設置に適している
- 手をかざすだけで開いたり・流れたりするスイッチは、入口のドアやトイレに向いている
- AI検温システムを導入することで、対面の検温で接触することを防ぐことができる
- 一番簡単な非接触設備は、キャッシュレス決済の端末の導入
- 配膳での接触を避けるためには、ロボットを活用して配膳するようにする
- テイクアウト専用のロッカーを導入することで、対面接触を防げる
- レバーを足で踏むタイプの消毒設備やAIの自動消毒を使用することで、不特定多数の接触を防ぐことができる
- タブレットオーダーを導入することで、対面での接触を防げるほか、注文管理が簡単になる
店舗のコロナ対策は、日に日に重要度を増しています。できるだけ早く導入することが、集客や売上の獲得に繋がるポイントといっても過言ではありません。上記のポイントを参考にして、店舗の合う非接触設備の導入をしてみてください。
株式会社TO(ティーオー)は、飲食店の設計を得意とするデザイン設計事務所です。これまで様々な業態の飲食店様のデザインを承って参りました。私たちのデザインしたデザイン事例はこちらのページをご参照ください。