【人気急上昇】アジアンモダンな店舗デザイン!アジアンスタイルを取り入れてオシャレな空間を演出しましょう!

店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント
「アジアンモダンって最近よく目にするけど、どんなデザインなんだろう」
「アジアンスタイルの店舗デザインで取り入れるべきポイントを知りたい」

このように、飲食店の店舗デザインを決める際、アジアンモダンの店舗デザインに興味を持たれているオーナーの方は、多いのではないでしょうか。アジアンモダンの店舗デザインは、非日常感を演出するため近年人気が高まっています。

しかし、アジアンスタイルのポイントを間違えてしまうと、怖くてあやしいお店になってしまう可能性が。この記事では、アジアンモダンの店舗デザインにするさいに、取り入れるべきポイントについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までお読みください。

株式会社TO(ティーオー)は、飲食店の設計を得意とするデザイン設計事務所です。これまで様々な業態の飲食店様のデザインを承って参りました。私たちのデザインしたデザイン事例はこちらのページをご参照ください。

アジアンモダンの店舗デザインとは

アジアンモダン

アジアンモダンは、東南アジア(タイ、インドネシアのバリ島、ベトナムなど)のエキゾチックな雰囲気と現代のスタリッシュな雰囲気をかけ合わせたスタイルです。タイ料理レストランや雑貨店などに用いられ、リゾートに来た気分になるようなデザインがアジアンモダンの特徴です。

アジアンモダンの店舗デザインは、取り入れるアジアン家具やインテリア、什器によって、雰囲気が大きく変わります。お店のコンセプトと一致するように、適切なアジアン家具とインテリア、什器を選ぶようにしましょう。

アジアンモダンの店舗デザインで意識すること

アジアンモダンの店舗

アジアンリゾートを意識するといいでしょう。アジアンリゾートを基盤として店舗デザインを考えることで、何を取り入れれば、アジアンモダンな空間を作り出すことができるかが、明確になります。

また、お客さまがお店に入った瞬間、異空間に来たように感じられる雰囲気を作り出すのも重要です。非日常感を意識して、日常の生活を忘れさせることができる空間作りをするといいでしょう。

アジアンモダンの店舗デザインで個性を出すのは必要なことですが、お客さまが入店しづらくなっては意味がありません。お店の外観にはアジアンスタイルを主張しすぎないなど、主張する場所と抑える場所の適度なバランスを意識してみてください。

すべてのアジアン調に統一させる必要はない

アジアンモダンを意識した店舗デザインで重要なことは、店舗全体でちょうどよいバランスのアジアン感を出すことです。全てのインテリアや什器を東南アジア風のものにする必要はありません。色合いや部材の質感など、店舗全体で統一感を出しつつ、際立せたいポイントにアジアン調のインテリアや什器を使うことで、コテコテ過ぎない、ちょうどよい雰囲気が生まれます。

例えば、テーブルや椅子、ソファなどは近代的(モダン)なデザインのものがおすすめです。卓上の観葉植物や食器をアジアンなものにするだけで、アジアンモダンの雰囲気が生まれます。アジアン調のアイテムは個性が強いため、お店のコンセプトを崩さない範囲で使用しましょう。バランスが重要です。

お店の一角にアジアンを感じる箇所を採り入れる

先程の話に付随しますが、お店の一部分にアジアン雑貨や東南アジア原産の観賞植物を配置することもおすすめです。一角のみに特徴的な箇所をつくることで、お店全体の雰囲気を変えずに、アジアンモダンの雰囲気を作ることができます。また、そのワンポイントがお客様の印象に残ります。

お店の区画ごとに雰囲気を分けることも面白いでしょう。客席はシックでモダンな雰囲気にまとめた上で、お手洗いをアジアン調にするなどです。また、お店の中でも特に印象に残りやすいカウンターのみをアジアン調にしてみても面白いかもしれません。店主のこだわりとお客様が利用しやすいお店の雰囲気(怪しすぎない雰囲気)を両立させることが重要です。

アジアンモダンで取り入れたいポイント

アジアンモダンな店舗デザインで取り入れたいポイントは以下5つです。

  1. エキゾチックな南国ならではの雑貨を取り入れる
  2. 家具やインテリアは天然素材で揃える
  3. 南国特有の観葉植物を置く
  4. 内装をシックで落ち着いた色で統一する
  5. 照明は複数灯にする

上記の5つを取り入れることで、アジアンリゾートを彷彿とさせ、非日常感のある空間を作ることができます。アジアンモダンな空間作りを成功させるためにも、ぜひポイントを取り入れてみてください。

家具やインテリアは天然素材で揃える

アジアンモダンのインテリア

店内で使用する家具やインテリアはすべて天然素材で統一しましょう。天然素材といっても、東南アジアの雰囲気を出す木材やウォーター、ヒヤシンスなどがベストです。木目がはっきりした大自然を連想させるモノだと良いです。

加えて、メタル素材やプラスチック素材を内装の壁や天井などにミックスすると、アジアンモダンな雰囲気になります。東南アジアの家具やインテリアは、高温多湿の環境でも快適に暮らせるように厳選された素材で作られています。吸湿効果や通気性に優れていいるものが多いため、店内が快適な空間になるでしょう。

東南アジアの雰囲気を出す家具やインテリアの代表的な素材は以下です。

  • ウォーター
  • ヒヤシンス
  • バンブー(竹)
  • ラタン
  • ヤシ
  • ヘンプ(麻)

エキゾチックな南国ならではの雑貨を取り入れる

エキゾチックな店舗

南国ならではのエキゾチックな雑貨を取り入れると、アジアンリゾートの雰囲気を簡単に出すことができます。幾何学模様の雑貨や民族雑貨、木彫りや石彫りなどが、東南アジアをイメージさせる代表的な雑貨です。

ポイントは、エキゾチックな南国雑貨を多く取り入れすぎないこと。多く取り入れすぎてしまうと、雑貨の主張が強くなってしまい、居心地の悪い空間を作り出してしまいます。モダンのスタイリッシュなイメージも残すために、内装のアクセントとしてエキゾチックな南国雑貨を置くようにしましょう。

南国特有の観葉植物を置く

アジアンモダンの観葉植物

南国をイメージさせる観葉植物を置くことで、アジアンスタイルの雰囲気を出すことができます。加えて、観葉植物のグリーン効果で、快適な心地よい空間を作り出すことができるでしょう。

南国をイメージさせる観葉植物といっても種類がさまざまあります。理想のアジアンモダンに合う観葉植物を取り入れてみてください。以下にアジアンモダンに合う観葉植物をまとめておきます。

  • モンステラ(リゾート気分を高めるのにバツグン)
  • オーガスタ(大きい葉が特徴的。南国リゾート感を演出する)
  • ストレリチア(花が咲くまではモダン感。花が咲いたらリゾート感を演出する)
  • アレカヤシ(アジアンモダンのお店にアクセントとして映える)
  • シュロチク(アジアンモダンに高級感を出すのに適している)
  • テーブルヤシ(南国リゾート定番の観葉植物)

内装をシックで落ち着いた色で統一する

アジアンモダンな内装

アジアンモダンな空間を実現するには、内装をブラウンやベージュ、モノトーンなどの落ち着いている色をベースにしましょう。自然に存在する色を多く使用することを意識するとより良いです。

南国の花の色は赤や黄色、白がメインとなるため、多く置きすぎてしまうとモダン感が失われてしまいます。花の咲く植物は、落ち着いたカラーに加えるアクセントとして取り入れるようにしてみてください。

照明は複数灯にする

エスニックな内装

アジアンモダンを演出する照明のポイントは以下3つです。

  • ペンダントライトの使用
  • フロアスタンドライトの使用
  • 暖色系の光を使用

ペンダントライトとフロアスタンドライトは、東南アジアのリゾートで頻繁に使用されているため、アジアンモダンな雰囲気を出すのに最適な照明です。特に、電球をヤシや竹、麻、ラタンなどの素材で囲んでいる照明は、アジアンモダンな店舗デザインに欠かせません。

間接照明を使用することで、お店の空間に立体感が生まれるため、落ち着いた空間を作ることができます。加えて、暖色系の光を使用することも重要なポイント。癒し効果をもたらし、お客さまをリラックスさせます。

まとめ

タイ料理店の店舗デザイン

この記事では、アジアンモダンの店舗デザインにするさいに、取り入れるべきポイントについて詳しく解説して来ました。この記事の重要ポイント以下です。

  • アジアンモダンはエキゾチックな雰囲気と現代のスタリッシュな雰囲気をかけ合わせたスタイル
  • アジアンモダンな店舗デザインはアジアンリゾートを基盤として考える
  • 店内で使用する家具やインテリアは天然素材で統一する
  • 内装のアクセントとしてエキゾチックな南国雑貨を取り入れる
  • 南国をイメージさせる観葉植物を置くことでアジアンスタイルの雰囲気をだせる
  • 内装には自然に存在する落ち着いた色を中心にする
  • アジアンモダンな店舗デザインの照明は「ペンダントライト」と「フロアスタンドライト」を中心に取り入れ、「暖色系の色」にする

アジアンモダンな店舗デザインは、東南アジアの独特な主張が強くなりすぎなりように計算する必要があります。上記のポイントを抑えて、アジアンモダンな店舗デザインの設計を成功させましょう。

デザインコンセプトの決め方はこちらのカテゴリーで詳しく解説しています。ぜひこちらもご参照ください。