【店舗リフォーム】役割別!店舗の壁紙(クロス)のオススメの選び方|目的に応じた機能、店舗の雰囲気を損なわい色などポイントが沢山あります!

店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント
「店舗の壁紙はどれを選べばいいんだろう?」
「クロスに違いってあるのかな?」

このように、店舗デザインを考える上で重要なクロスの違いが分からず、どれを選べばいいか迷っているオーナーの方は多いのではないでしょうか。この記事では、店舗に使用されるクロスの種類からクロスを選ぶポイント、店舗別のクロスの選び方を詳しく解説していきます。

クロスは店舗の雰囲気や印象を大きく左右する重要な部分です。クロスの選び方を間違えてしまうと、店舗デザインがまとまらず集客や売上の獲得に苦戦してしまう可能性が。統一感のある店舗デザインにするためにも、この記事をチェックしてみてください。

店舗に使用されるクロスの種類

クロスの種類

店舗に使用されるクロスの種類は大きく分けて以下3つです。

①ビニールクロス
②紙クロス
③織物クロス

3つそれぞれ異なった特徴を持っています。それぞれの特徴を理解すると、開業・運営する店舗に最適なクロスを選ぶ判断基準が分かるようになるでしょう。

①ビニールクロス

ポリ塩化ビニルが主な原料でできています。クロスの中でも安価で色柄が豊富です。水拭きでキレイになるため、お手入れもかんたんです。通気性や吸水性は劣ります。

②紙クロス

紙を主な原料としているのが紙クロスです。天然素材なので環境に優しい特徴があります。和紙や輸入紙などデザイン性の高いものが多いです。ただし特殊なデザインのものは、施工に手間がかかり選ぶ種類によっては価格が高くなります。

③織物クロス

表面が麻や綿などの布で裏面が紙なのが織物クロスです。模様が独特で高級感があります。また、汚れにくく耐久性に優れているのが特徴です。ビニールクロスより価格が高いのがデメリットになります。

店舗のクロスを選ぶポイント

店舗改装

店舗のクロスを選ぶ際は、以下3つのポイントに焦点を当てる必要があります。

①機能性
②床や天井の素材や色に合わせて
③料金

3つのポイントをすべて考慮すると、クロス選びをスムーズに進めることができるでしょう。

①機能性

クロスが持つ機能性は様々あります。たとえば、耐久性がある、汚れが付きにくい、消臭効果があるなどです。必要な機能が備わっているクロスを選ぶことで、業務の手間を省くことができるでしょう。

②床や天井の素材や色に合わせて

店舗の内装の統一感を出すためには、床や天井に合わせてクロスを選びましょう。天井や床の素材が木材なら紙クロスや織物クロスが最適です。床がクッションフロアの場合は、ビニールクロスにして統一感を出すといいでしょう。床や天井の素材と色に合わせてクロスを選ぶことが、統一感のある空間を作る最適な手段です。

③料金

クロスは種類によって料金もさまざまです。クロスにお金をかけられるのであれば、紙クロスや織物クロスを検討するといいでしょう。一方、内装の費用を抑えたい場合は、ビニールクロスが最適です。内装にかけられる予算を考慮しながらクロスを選んでみてください。

店舗別クロスを選ぶポイント

店舗ごとに求められるクロスの種類が異なります。間違った部分に焦点を当ててクロス決めてしまうと、店舗の雰囲気を壊しかねません。店舗別にクロスをなにに焦点を当てるべきかを理解しておきましょう。

①飲食店のクロス

飲食店のクロス

飲食店のクロスは機能面を重要視して選ぶといいでしょう。飲食店は清潔感が求められます。消臭や防カビ、抗菌、汚れが付きにくい、キズ防止などの機能を持っているクロスが最適でしょう。和風居酒屋や寿司屋など「和室」がある飲食店は、吸保湿性のあるクロスを取り入れると湿気対策が可能です。色や素材は、業態やターゲットに合わせたものを選ぶといいでしょう。

②美容室・エステサロンのクロス

美容室・エステサロンのクロス

美容室・エステサロンのクロスは、素材や配色をメインに考えるといいでしょう。美容室・エステサロンは、非日常感や高級感のある空間にする必要があります。デザイン性を重視するなら紙クロスが最適です。高級感をだすのであれば、織物クロスを選ぶといいでしょう。色の種類は数多くあるため、店舗の床や天井と一体感が生まれるように配色を考えてみてください。

③小売店のクロス

小売店のクロス

小売店は商品を目立たせる必要があります。素材や色はシンプルかつ落ち着いた雰囲気になるクロスにするといいでしょう。派手な色や柄にすると商品が安っぽくなりがちです。店舗内もごちゃごちゃした空間になりかねません。

また、汚れが付きにくくキズ防止の機能があるクロスを選ぶといいでしょう。商品の搬入は搬出が頻繁におこなわれる小売店は、壁に汚れやキズが付く可能性が高いです。汚れやキズが目立つと汚い印象をお客さまに与えてしまいます。

まとめ

店舗に使用されるクロスの種類

この記事では、店舗に使用されるクロスの種類からクロスを選ぶポイント、店舗別のクロスの選び方を詳しく解説してきました。クロスは店舗の雰囲気や印象を大きく左右するポイントのひとつです。店舗のクロス選びを失敗しないためにも、この記事を参考にしてみてください。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください