店舗の現場確認(打ち合わせ)のときに持っていると便利なものは?意外と知らない知識についてご紹介いたします!

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店舗を完成させるまでには様々な打ち合わせが存在します。工事が始まるまでは基本的に室内で行いますが、工事が着工すると現場で打ち合わせをする機会が増えてきます。また実際に出来上がるまでに現場の様子を見に行かれる場合も多いと思います。

今回はその際に持っておくと便利なものをご紹介いたします。もちろん現場監督の方や、デザイナーの方も持ち歩いているものなので、基本的に用意する必要はありませんが、参考にご紹介いたします。

「初めて店舗を改装するので、頻繁に現場の様子を見に行きたい」
「現場で気が付いたことをすぐ確認したい」

などとお考えの方は是非参考にしてみて下さい。

現場で持っていると便利なもの

現場で持っていると便利なもの

工事が着工すると、定期的に現場で施主、現場監督、職人の方々、デザイナーなど関係者が集まって「定例会」を開きます。この際に現場の進捗状況や質問事項などを確認して工事を進めていきます。

基本的にこの「定例会」の際は現場の方々が全て用意しているので、何も用意する必要はありません。しかし改装規模が小さく定例会がない、現場が近いので定期的に一人で見に行くといった方はこれから紹介するものを持っていると便利かもしれません。

①メジャー

メジャー

メジャーは現場で働く方やデザイナーは必ず持ち歩いているものになります。ものの高さや、壁の幅を確認するなど用途は様々です。家で使用するような小さなタイプでも什器の高さ関係などで使用する場合は十分ですが、5m以上を測れて、目盛り部分がしっかりとした素材で出来ているものがオススメです。

実際に現場でメジャーを使用して確認してみると、想像よりも狭く感じたり、反対に広く感じるなどイメージと異なる場合があります。そのため実際にサイズ感や高さ関係を確認するために持っておくと非常に便利です。

②レーザー

これはメジャーでは測れないような長距離を測る機械になります。メジャーが届かない天井部分や、壁の端から端までを一瞬で計測することが可能です。そのため規模が大きい物件などでは役立つアイテムです。しかしメジャーと比べると施主の方が使用する頻度は少ないと思います。

③三角スケール

三角スケール

これは図面と実際の寸法を確認する際に用います。図面は大抵A3サイズで印刷がされ、どこかに「S=1:100」「scale/1:50」など表記がされています。そのためその縮尺と合わせて三角スケールを使用することで、寸法が入っていない部分も簡単に数字を読み取ることが出来ます。

④マスキングテープ

貼って剥がすことが可能なテープです。これは解体の際や、引き渡しの際などに用いられることが多いです。解体の際は残すものや撤去するものなどの印として使用して、引き渡しの際は補修してほしい部分や、直してほしい部分などをチェックするのに用います。

⑤鉛筆(芯が太めのシャープペンシル)

鉛筆(太めのペン)

現場では仕上げを行う前の場合、実際に壁や床に形状を書いてサイズ感を確認することが多いです。そのため鉛筆や芯が太いシャープペンシルがあると書き込んで確認をする際に便利です。

まとめ

今回は現場で持っていると便利なものについてご紹介いたしました。現場での確認の際は基本的にこちらで資料やご紹介したものは用意しているものなので、用意して頂く必要はありません。しかし現場で確認を頻繁に行うかたなどは一つの参考にして頂けると幸いです。

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