【5分でわかる】地鎮祭とは?当日の流れと必要なもの、費用を徹底解説します。

デザイン事務所にある住宅模型 建築工事の基礎知識

住宅を建てる前に行う地鎮祭は、工事着工に欠かせない行事です。いざ自分が店舗や家の建築をするとなると、地鎮祭がどんなものなのかわからない方も多いと思います。

この記事では地鎮祭の概要から当日どのように実施されるのかまとめてみました。当日慌てないためにも、必要なものや地鎮祭の費用相場もしっかり確認しておいてください。

地鎮祭とはどういうもの?

地鎮祭とは

地鎮祭とは、土木工事や建築工事をする前に催行する行事です。

地鎮祭には

  • 氏神様に土地利用の許可を取る
  • 工事の安全を祈る
  • 住民の繁栄を祈る

という意味が込められています。通常、地鎮祭を段取りするのは建築会社です。建築会社によっては、顧客(住宅や店舗を建てる人)に依頼されることもありますが、その確率は低いと思っていいでしょう。

地鎮祭の参加者

地鎮祭に加わるメンバーはある程度決まっています。

  • 神主
  • 顧客の家族(その住宅に住む人や店舗を運営する人)
  • 工事関係者

地鎮祭後に宴会を開くこともありますが、規模によっては親せきや司会者を集めることもあります。

地鎮祭で縁起のよい日

地鎮祭では冠婚とは違った暦注で日にちを確定します。私たちのなじみの深い六曜を用いたときは「大安、先勝、友引、先負」が縁起がよい日とされています。

「大安、先勝」は午前中、「友引」はお昼以外、「先負」は午後と、日にちによっては時間帯も異なるでの注意してください。

もう一つ、建築業界で用いられるのが十二直という暦注。こちらは「建、満、平、定、成、開」がベストな日にちです。十二直を取り入れたときは、午前中に地鎮祭を実施するのが主流です。

地鎮祭をするときの服装

地鎮祭するときの服装

地鎮祭をするときの服装は、フォーマルが望ましいです。神様に失礼のないような服装を用意しておきましょう。

地鎮祭の当日の流れを確認

地鎮祭の当日の流れ

それでは、当日の地鎮祭がどのような手順で実施されるのか見ていきましょう。地鎮祭では12の工程にわけて実施されます。ただし、最後の宴会は建築会社により開催されないこともあるので、覚えておいてください。

番号 儀式 内容
1 開会の儀 神主がお供え物と参列者をお祓い
2 降神の儀 神主が神様を招く
3 献饌(けんせん)の儀 神主が奉献酒とお水、お供え物を神様に捧げる
4 祝詞奏上の儀 神主が氏神様に安全祈願する
5 四方祓いの儀 お米とお塩、白紙で土地を清める
6 鍬入れの儀 メイン行事。顧客が砂を崩す
7 玉串拝礼 メンバー全員が玉串を祭壇に置く
8 撤饌(てっせん)の儀 神主がお供え物を下げる
9 昇神の儀 神主が神様を送り返す
10 神酒拝戴 献杯
11 閉式の辞 神主が退場
12 直会 メンバーで食事会をする

工程が多いのでかなり時間がかかる印象ですが、通常は30~40分で閉式の辞が終わります。その後は食事会になるので、1~2時間はみておいた方がいいでしょう。

地鎮祭で用意するべきもの

地鎮祭で用意するべきもの

基本的には建築会社がすべて用意してくれるので、顧客側は何もしなくてもいいです。ただし顧客に依頼されることもあるので、用意ものはここでしっかり確認しておいてください。

初穂料やお供え物

初穂料は神主に謝礼として支払うものです。金額はのちほど説明しますが、建築会社が用意してくれるのが通常。請求は建築会社から顧客にされます。

もし初穂料を顧客側が用意する際は、のし袋も用意します。のし袋は「蝶結びの水引」もしくは「淡路結びの水引」が主流で、紅白の紐を使ったものを用意してください。

お供え物で用意するのが

  • 野菜

などです。お供え物は顧客が用意するケースも多いので、どんなものを用意したらいいか建築会社の方と相談してみてください。

地鎮祭を催行する日にち

地鎮祭の日にちは、1~2週間ほどの期間に限定していきます。先ほど紹介した暦注を参考に日にちを確定しますが、日程は建築会社と相談して決めましょう。

また覚えておいてもらいたいのが天候。地鎮祭は雨でも関係なく実施されます。日にちが決まれば神主への依頼が欠かせません。こちらも建築会社の方がアポイントを取ってくれます。神主もスケジュールがあるため、地鎮祭をする1ヵ月前には依頼しなくてはいけません。

ご近所への粗品

地鎮祭を催行するとき、終了後にご近所へあいさつ回りをします。このとき粗品と一緒にあいさつ回りしますが、粗品も建築会社が用意してくれることがほとんどです。

もし用意されていなければ顧客側が用意しなければいけません。あいさつ回りの粗品はタオルが主流ですが、品物は建築会社と相談して決めるのもいいでしょう。

地鎮祭の費用相場

地鎮祭の費用相場

それでは、気になる地鎮祭の費用について説明します。先ほども説明したように、建築会社が段取りしてくれることが多いため、地鎮祭の費用も建築会社が立て替えてくれます。建築会社がすべて用意してくれた際は現場諸経費として請求されますので、相場を覚えておくと安心ですね。

あとから顧客に請求が回ってきますが、覚えておきたいのが初穂料の相場。通常は2~5万円内で収まることが多いです。
また、お供え物は数種類ありますが、全部合わせても1万円程度。もし自分で用意する際も、この金額を覚えておくといいでしょう。
ご近所へのあいさつ回りで大切な粗品は、1つにつき2千円前後のものを選ばれることが多いです。

地鎮祭とは建築に関わるすべての人の安全を祈るもの

地鎮祭の用意

建築会社の方が基本的にはすべて用意してくれるので安心ですが、地鎮祭の知識を入れておくと住宅や土地への思いも深くなるのではないでしょうか?

地鎮祭は建築が安全に行われること、そこに住む人が安全に暮らせることをお祈りする行事です。実施時間は短いですが神様にしっかりお祓いしてもらい、安全な工事をお願いしましょう。

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