【居心地でリピーターアップ】人気エステサロンの店舗デザインのポイントを解説します

建築設計デザインの基礎知識
建築設計デザインの基礎知識
「エステサロンの開業を考えているけど、どのような店舗デザインにするか悩んでいる」
「エステサロンの店舗デザインで意識すべきポイントを詳しく知りたい」

このように、エステサロンの店舗デザインが決まらなくて悩んでいるオーナーの方は多いのではないでしょうか。この記事では、エステサロンの店舗デザインで意識すべきポイントを詳しく解説していきます。

近年、男性向けエステサロンの増加など、エステサロンの需要が高まってきています。しかし、何も計画せずむやみやたらにエステサロンを始めてしまうと、リピーターが付かず集客の獲得・売上の獲得に苦労し、廃業に追い込まれてしまう可能性があります。

集客の獲得・売上の獲得に苦労しないためにも、この記事をチェックして、エステサロンの店舗デザインのポイントを押さえてみてください。

エステサロンの店舗デザインを決める前にするべきこと

エステサロンの店舗デザインを決める前にすべきことは、開業するエステサロンのコンセプトを決めることです。コンセプトを決める際によく用いられる5W2H(何を、なぜ、いつ、どこで、誰に、どのように、いくらで)を活用して、エステサロンのコンセプトを明確にしましょう。

特に重要なのは「どこで」「誰に」「いくらで」です。開業する立地は集客を左右しますし、ターゲットにする人と提供する価格によって、エステサロンの内装の雰囲気を変える必要があります。コンセプトを決めることが、エステサロンの店舗デザインを決める一歩目です。店舗デザインを決める上で一番重要と言っても過言ではないので、時間をかけて深掘りしましょう。

エステサロンの店舗デザインで意識すること

エステサロンの店舗デザインを決める際に意識することは、主に以下4つです。

  • 清潔感
  • ラグジュアリー感
  • 落ち着ける雰囲気
  • 非日常の空間

上記4つを意識することで他店舗と差別化でき、集客に苦労しない店舗デザインにすることができるでしょう。

清潔感

エステサロンの店舗デザインには、清潔感が必要不可欠。清潔感がないと新規のお客さま・リピーターのお客さまの獲得は難しいでしょう。エステサロンの来店されるお客さまは、美しくなりたい・綺麗になりたいという思いで、いらっしゃいます。

しかし、店舗に清潔感がないと本当に美しく・綺麗になれるのかと、不信感を与えかねません。お客さまに安心感や希望を与える上でも、清潔感のある店舗デザインがエステサロンでは求められます。

ラグジュアリー感

集客を成功させる上で重要になってくるのが、ラグジュアリー感を出すことです。他店舗との差別化にも有効です。ラグジュアリー感を出すことで、お客さまのモチベーションを上げることができ、かつ一段間上の施術を提供しているように感じさせる、安心感を与えることができるでしょう。ラグジュアリー感を出す方法はさまざまですが、ターゲット層に合った雰囲気を作ることがポイントです。

落ち着ける雰囲気

エステサロンは落ち着ける空間であることも大切です。お客さまは、エステサロンにリラックスできる環境を求めています。ごちゃごちゃした忙しない空間は、敬遠されてしまいます。時がゆったりと進んでいるかのように感じる空間を作ることが重要です。特に、待合室で落ち着ける空間を演出できると、リピーターになるお客さまが増えることでしょう。

非日常の空間

日常の生活では味わえない、非日常の空間を提供することも他店舗と差別化する一つのポイントなります。たとえば、店舗内に流れる人口の滝を設置したりして、非日常感を出すのもいいでしょう。非日常感を出す方法は数多くあります。ターゲットのお客さまに好まれる非日常の空間を作り出してみてください。

エステサロンの店舗デザイン5つのポイント

エステサロンの店舗デザインは、これから紹介する5つのポイントに焦点を当てながら決めるといいでしょう。エステサロンの集客・売上を左右する重要な5つのポイントを解説します。

エステサロンの内装の色

清潔感を全面に出したいエステサロンであれば、白色を中心とした内装にするといいでしょう。白色は、人に清潔感のあるイメージを与えます。ただし、白色を中心とするのであれば、汚れに気を遣う必要があります。

落ち着きのある空間を作り出したいのでれば、緑色や茶色、グレーなどのアースカラーを中心とするといいでしょう。アースカラーを中心に、南国のような非日常空間を作りだすデザインはよく使われます。色が人に与える影響力は強いです。組み合わせる色も考えながら、内装に取り入れる色を決めてみてください。

エステサロンの内装の素材

店舗デザインに使用する素材は、統一感を持たせることが大切です。たとえば、高級感のある店舗デザインにする場合は、大理石やガラスなどの光沢感のある素材を組み合わせて使用する。リラックスできる空間を作り出すなら、木の素材で統一するなどです。

素材を統一することで内装がまとまり、ごちゃごちゃしていない安心できる空間を作りだすことができます。また、使用する素材の良し悪しで、内装の見栄え(高級感があるかないかなど)が決まってくるので、安っぽく見えない素材を選びましょう。

エステサロンの内装の照明

エステサロンの店舗デザインの雰囲気を左右するのが、照明といっても過言ではありません。なんの照明を使用するのか、明るさはどのくらいにするのかによって、店内の雰囲気が大きく変わります。

たとえば、ラグジュアリー感のある店内にする場合は、シーリングライトやペンダントライト、シャンデリアなどの照明を付け、光と影をミックスするといいでしょう。落ち着いた雰囲気を出したい場合は、店舗全体の照明を暗めにして、テーブルランプやフットライトなどで灯りを作るといいでしょう。

ロウソクやスポットライトを使用するのも効果的です。照明の種類は豊富にあるので、店舗のコンセプトにあった照明を取り入れてみてください。

エステサロンの内装のインテリア

非日常感のある空間にするには、何のインテリアを選ぶかが重要になってきます。南国のような空間を作り出したのであれば、東南アジア雑貨などを中心に取り入れるといいでしょう。

落ち着いた空間を意識したのであれば、自然素材などを取り入れるのがおすすめです。高級感を出す場合は、インテリアをあえてなにも置かないのも一つの手段になります。店舗のコンセプトを意識しながら、インテリアを選びましょう。

まとめ

この記事では、エステサロンの店舗デザインで意識すべきポイントを詳しく解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。

  • エステサロンの店舗デザインは、「清潔感」「ラグジュアリー感」「落ち着ける雰囲気」「非日常の空間」を意識して作る必要がある
  • 高級感は白色、落ち着いた空間にしたのであれば緑や茶色などのアースカラーを使用する
  • 店舗デザインに使用する素材は、統一感を持たせることが需要
  • 高級感を出す場合は照明で、光と影をミックスさせると良い
  • 落ち着いた雰囲気を出す場合は、店舗全体を暗めにして、テーブルランプやフットライトなどで灯りを作るといい

エステサロンは、他店舗と差別化させることが人気店になる一つの方法です。他店舗と差別化させるには、開業するエステサロンのコンセプトを明確にすることが重要になります。人気店にするためにも、上記のポイントを参考にして、取り入れてみてください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。お客様と「持続可能なお店」を作り上げることを理念として、店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインしたデザイン事例はこちらのページをご参照ください。