このように、店舗デザインに曲線を用いるか悩んでいる、オーナーの方は多いのではないでしょうか。曲線を用いた店舗デザインは柔らかい印象になるなどの魅力があります。
しかし、何も意識せずにただ曲線を用いた場合、安っぽい印象の店舗になってしまう可能性が。そこでこの記事では、曲線を活かした店舗デザインの魅力とポイントについて、解説していきます。
曲線を最大限に活かした店舗デザインにするためにも、この記事をチェックしてみてください。
こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください
曲線を活かした店舗デザインの魅力
曲線を活かした店舗デザインの魅力は以下3つです。
- 柔らかい印象を与える
- 開放感や広がりを感じさせる
- 個性やオリジナリティを演出できる
それぞれの魅力を把握するとともに、店舗デザインに活かせるかを考えてみてください。
柔らかい印象を与える
曲線は柔らかい印象を与えます。優しく温かみのある空間になります。ただし、曲線を取り入れすぎると安っぽい印象になる可能性があります。部分的に曲線を取り入れるのが最適です。
開放感や広がりを感じさせる
曲線を店舗デザインに用いると、奥行きが生まれます。店舗が広く感じられるでしょう。開放感のある空間は、居心地がよく長居してもらうのに最適です。客単価を高くしたい高級店に曲線のデザインは有効的でしょう。
個性やオリジナリティを演出できる
曲線を用いたデザインを取り入れている店舗は少ないのが現状です。曲線を取り入れると、個性やオリジナリティのある空間を演出できるでしょう。競合店との差別化に効果的です。また、曲線を用いた店舗は非日常感を味わえる空間になります。SNS映えにも期待できるでしょう。
曲線を活かすための店舗デザインのポイント
曲線を活かした店舗デザインのポイントは以下3つです。
- 曲線の形状や大きさを統一する
- 曲線の配置する場所を限定する
- 曲線と直線の組み合わせを考える
それぞれを押さえた上で、曲線を店舗デザインに取り入れてみてください。
曲線の形状や大きさを統一する
曲線を用いる際は形状を統一しましょう。一体感が生まれ、居心地のいい空間になります。人は形や大きさが統一されていると安心感を得ます。
一方、形状や大きさがバラバラだと違和感を覚える可能性が高いです。よって居心地のいい空間を作るには、曲線の形状や大きさの統一をする必要があります。
曲線の配置する場所を限定する
あらゆる場所に曲線を配置すればいいわけではありません。部分的に用いると曲線の魅力を十分に引き出せます。たとえば、トイレや天井のみに使用するなどです。
部分的に用いると他のデザインとのメリハリが生まれ、オシャレなデザインに見えます。また、目につきやすい天井に用いると、温かみのある店舗の印象をお客さまに与えられるでしょう。曲線の魅力を最大限に引き出すためにも、場所を限定して取り入れてみてください
曲線と直線の組み合わせを考える
曲線と直線を上手く組み合わせると、独自性のある新たなデザインを作り出せます。曲線のみのデザインは変わり映えがなく、つまらない印象になります。
しかし、直線と組み合わせることで、落ち着きがありながら高級な印象を与えられるでしょう。デザインにもアクセントが生まれ、他にはない斬新なデザインにもなります。つまらないデザインにしないためにも、曲線と直線を上手く組み合わせたデザインにしてみてください。
曲線を用いた店舗デザインの実例
曲線を用いた以下3つの店舗デザインの例を紹介します。
- 新しい世界観のパーテーション
- 丸まった印象のトイレ
- 柔らかな空間の印象を与える天井
3つのデザインを参考にして、新たな曲線を用いたデザインを考案してみてください。
新しい世界観のパーテーション
パーテーションに曲線を用いたデザインです。曲線を目につきやすい高さに配置しているため、店内に温かみが感じられます。また、形状と大きさがすべて同じになっており、統一感のあるオシャレな空間を演出しています。
丸まった印象のトイレ
トイレにもユーモアを取り入れた例です。トイレは殺風景になりやすいです。曲線を用いると、トイレに行くことが楽しくなるデザインができます。トイレは汚い印象を抱きやすいですが、曲線を用いるとオシャレな空間を演出できるでしょう。
柔らかな空間の印象を与える天井
天井に曲線を用いると開放感のある広々とした空間を演出できます。同時にやわらかい印象も与えられるでしょう。店内に入った瞬間に、非日常感も感じられます。曲線の魅力を最大限に引き出せるデザインです。
まとめ
曲線を用いた店舗デザインは集客や売上の獲得に大きく貢献するでしょう。しかし、曲線のみのデザインだとつまらない印象になるため、注意が必要です。
曲線と直線、他のデザインを上手く組み合わせると、曲線の魅力を最大限に引き出せます。曲線を用いた店舗デザインを検討している場合は、弊社TOまでご相談ください。
私たちTOは木材を使ったデザインにこだわりを持っています。木材に対する想い・木を使用したデザインの強みはこちらの特集ページでも詳しくご紹介しています。建材としての木材には、デザイン性の他にも様々なメリットがあります。木がお店に与えるデザイン的な効果と、部材としてのメリットを解説します。