持続可能なお店づくりを一緒に考えましょう

コロナ禍で「続けていける店」と「閉店する店」の2極化が進み、街は変わりました。いま、店舗デザインは変革期を迎えています。これまでの「売れる」のみを目的としてきた店づくりから、「在り方」を考え、持続可能を目指す店づくりに変わってきています。私たちは、一過性の流行にとらわれない、長く続けていける店づくりを施主様と共に徹底的に考え抜きます。

TOのお店づくりの詳細はこちら
バー・キャバクラのデザイン建築工事の基礎知識

【カウンター】ガールズバーの店舗デザインのポイント徹底解説!キャバクラやクラブとは違います!

バー・キャバクラのデザイン
この記事は約7分で読めます。
「ガールズバーの開業を考えているんだけど、ガールズバーの店舗デザインで気をつけるべきポイントはあるのかな?」
「ガールズバーの内装デザインで押さえるべきポイント知りたい」

このように、ガールズバーの開業を考えているけど、ガールズバーの店舗デザインの決め方について悩んでいるオーナーの方は、多いのではないでしょうか。この記事では、ガールズバーの店舗デザインのポイントを

  • ガールズバー全体
  • ガールズバーの客席
  • ガールズバーの厨房

の3つに分けて詳しく解説していきます。ガールズバーの店舗デザインは、キャバクラの店舗デザインなどと同じようにすればいいと考えるのは間違いです。

ガールズバーの店舗デザインをキャバクラの店舗デザインと一緒にしてしまうと、お客さまのリピート率が下がる可能性があります。ガールズバーの集客を成功させる店舗デザインを作るためにも、この記事をチェックしてみてください。

こちらの記事で掲載している店舗の画像は、すべて私たち株式会社TOでデザインいたしました。気になるデザインがございましたら、お気軽にお問い合わせください

ガールズバーの店舗デザインがキャバクラの店舗デザインと違う理由

ガールズバーの店舗デザイン

ガールズバーは主にお客さまがカウンター席に座って、従業員が立って話す形態のお店です。一般的にキャバクラに比べると単価が低くなります。カウンター越しのやり取りとなるため、ガールズバーでは以下に焦点を当てて店舗デザインを考えます。

・カウンター選び
・バックバーのデザイン
・従業員の動線の確保
・入りやすい雰囲気の内装

一方キャバクラは、主にお客さまと従業員が座ってやりとりをするお店です。一般的にガールズバーより単価が高くなります。キャバクラの場合は、キャバクラは以下のポイントに焦点を当てて店舗デザインを考えます。

・高級感のある雰囲気作り
・お客さまとキャストが話しやすい配置・動線

ガールズバーはカウンター越しのやりとりがメインになるため、お客さまに長期滞在してもらうというより、何度も通ってもらう店舗作りが必要になります。一方、キャバクラは非日常感のある雰囲気作りをし、お客さまの滞在時間を長くする内装作りがメインです。ガールズバーとキャバクラは、コンセプトや集客の方法が大きく異なります。

ガールズバー全体の店舗デザインで意識すべきポイント

ガールズバー

まずは、ガールズバーの店舗全体のデザインで意識すべきポイントを見ていきましょう。ガールズバーの店舗全体のデザインで意識すべきポイントは以下3つです。

  • 照明選び
  • 壁の素材選び
  • 床の素材選び

「高級店」もしくは「大衆店」のどちらにするかで店舗デザインの仕様が変わるので、併せて解説していきます。

照明選び

大衆店のガールズバーにする場合は、高級感のある照明にする必要はありません。スポットライトやシーリングライトなどにを活用するといいでしょう。

明るさも大衆店では暗くしすぎずカジュアルで楽しい雰囲気を出すようにしてみてください。敷居の高さを感じさせない来店しやすい雰囲気を作り出すことが重要です。一方、高級店の照明はシャンデリアなどを用いるといいでしょう。

照明がシャンデリアになるだけで高級感が増します。明るさはバーの高級店のように少し暗めにするといいでしょう。落ち着いた非日常感のある雰囲気を作り出すことができます。

壁の素材選び

大衆店のガールズバーで人気の高い壁の素材は、木材(無垢材)やレンガです。明るい色の木材やレンガは、カジュアルな雰囲気を作り出すことができます。

最近では、コンクリート打ちっぱなしのデザインも増えてきており、おしゃれなデザインで内装の差別化を図る動きがみられます。高級店では、濃い色の無垢材や大理石などが最適でしょう。

落ち着いた雰囲気を出すにはオークやチークなどの焦茶色の木材が最適です。大理石は非日常感を出すのにぴったりな素材ですが、価格が高く酸性で変色してしまう特性があるので、部分的に使用するのがいいでしょう。

床の素材選び

床の素材選びは壁の素材と合わせるといいでしょう。壁の素材が無垢材なら床の素材も無垢材にすると相性がいいです。壁の素材がレンガの場合は床をレンガにすると足元が不安定になってしまうので、木材もしくはタイルにするといいでしょう。

タイルはカジュアルな雰囲気を出すものや、高級感のある雰囲気をだすものなど種類が豊富にあります。また、タイルは水を弾くのでお酒を提供するガールズバーには最適な床の素材といえるでしょう。高級店の場合は大理石の選択肢が出てきますが、雨の日などすべりやすくなるので、工夫が必要です。

ガールズバーの客席のデザインで意識するべきポイント

ガールズバーの客席

ガールズバーで最も重要となるのが客席のデザイン。客席のデザインでは以下2点に焦点を当てます。

  • カウンター選び
  • イス選び

上記2つは、お客さまのリピート率に大きく関わるといっても過言ではないでしょう。それでは解説していきます。

カウンター選び

ガールズバーはカウンター越しの接客になるため、カウンター選びが店舗の勝敗を分けます。カウンターは、一般的なバックバーを見せるI字型やコの字型、L字型かガールズバーなどで頻繁に取り入れられるキャストを囲うカウンターに分けられます。

店舗の形状に合わせてカウンターの種類決めをするといいでしょう。また、カウンターの素材次第でお客さまに与える印象が大きく変わります。カジュアル感を出すなら明るい色の無垢材(ウレタン塗装仕上げ)、高級感を出すなら深い色の無垢材や大理石などがいいでしょう。

イス選び

カウンターとセットになるのがイス選び。イスのデザイン性を意識することはもちろんですが、座り心地やカウンターの高さとのバランスを考える必要があります。一般的にカウンターに合わせるイスは、ハイチェアになります。

ハイチェアのなかでもクッション性があり背面と座面に高級感のあるデザインが最適です。店内の雰囲気がカジュアルな感じだとしても、イスも安っぽくしてしまうと大衆の居酒屋みたいになるので注意してください。

ガールズバーの厨房で意識すべきポイント

ガールズバーのバックバー

ガールズバーの厨房で意識すべきは以下2つです。

  • バックバーの見せ方
  • 動線の確保

上記2つはお客さまの印象と運営の効率を左右するポイントです。しっかりと押さえておきましょう。

バックバー見せ方

バックバーはガールズバーの顔と呼ぶべき部分。ガールズバーはカウンター越しの接客になるため、バックバーのデザインがお客さまの印象を大きく左右します。バーのようにお酒をディスプレイ代わりに置いて、落ち着いたデザインにする。

キャバクラのように什器に高級感を出して華やかなデザインにするのもいいでしょう。バックバーは他店舗と差別化できる部分でもあるので、他店舗のバックバーのリサーチをして決めてみてください。

動線の確保

お酒の提供やキャストの入れ替えをスムーズにするために重要なのが動線の確保です。I字型やコの字型、L字型のカウンターの場合は、バックバーとカウンター間の幅をキャスト二人がすれ違える広さ(最低でも80cm)にすべきでしょう。

キャストを囲うタイプのカウンターの場合は、3人がすれ違える幅(最低でも200cm)の確保が必要になります。キャストのストレスがたまらないかつ効率のいいお酒の提供ができる動線の確保を考えた配置をしましょう。

まとめ

ガールズバーの店舗デザインのポイント

この記事では、ガールズバーの店舗デザインのポイントを詳しく解説してきました。この記事の重要ポイントは以下です。

  • ガールズバーはキャバクラよりカジュアルな空間作りをする
  • ガールズバーではカウンターの種類と素材選びが最も重要なポイント
  • バックバーのデザインがお客さまの印象を大きく左右する
  • イスはハイチェアのなかでもクッション性があり背面と座面に高級感のあるデザインが最適
  • 大衆点の壁と床は明るい無垢材やレンガ、タイルが最適
  • 高級店の壁や床は深い色の無赤材や大理石が最適
  • 大衆点では照明をスポットライトやシーリングライトを取り入れると良い
  • 高級店ではシャンデリアを取り入れると良い

ガールズバーはリピーターの増減が売上に大きく関わります。上記のポイントを参考にして、リピーターを増やせる店舗作りを目指してみてください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインの流れについてはこちらのページをご参照ください。

タイトルとURLをコピーしました