名古屋では喫茶店が有名ですが、お店に入った際、つい長居してしまうお店ってありますよね?それは照明のせいかもしれません。照明器具の種類や明るさ、色は空間に大きな影響を与え、人の居心地の良さを左右する重要な要素です!今回はそんな照明について徹底解説いたします。
照明に関する専門用語一覧
照明にはいくつか知っておくと役立つ用語があります。基本用語について解説いたします。
照度
照らされる面の明るさで、照明の基本となるものです。
光束
ランプから放たれる光の量をさします。
光度
光の強さをさします。
輝度
ある方向から物を見た時の輝きをさします。
色温度
光の色を表す尺度のことです。この数値が低い程赤みがかった温かい色の光になり、高いほど青みがかった涼しげな色となります。
専門用語は難しくわかりづらいですよね。しかし知っておくことが重要なのでよくわからなくても問題ありません。ゆっくり学んでいきましょう。
店舗でよく使われる照明器具一覧
照明器具には種類が多くあります。皆さんの家でも使われているものや、店舗でよく使われるものなど、代表的なものを紹介いたします!
①シーリングライト
室内の天井に直接取り付けて、全体を照らす照明をシーリングライトと言います。皆様の家でも使われている方が多いのではないでしょうか?最近はデザイン性の高いものもあり店舗に使用されることもあります。
②ペンダントライト
天井や梁などから吊り下げる照明です。高い位置に設置して全体を照らす照明として用いるものと、低い位置で吊るして部分的な照明として用いるものがあります。手元に影が出来てしまったり頭にぶつかったりと設置する位置には注意です。しかし照明器具の本体が視界に入る分空間の印象を変えることが可能です。
③ダウンライト
天井に穴を空けて埋め込む照明器具です。埋め込まれているため天井がフラットに見せることが出来ます。一つの照明で照らせる範囲は広くないのでいくつか並べて使用する必要があります。
④ブラケットライト
壁に直接取り付けることが出来る照明器具です。トイレやエントランスなどのアクセントの照明として用いられることが多いです。
⑤スポットライト
部分的に当てたいものがある際などに重宝する照明器具です。天井に直接設置するものもありますがダクトレールを用いることもあります。用途によって使い分けを行いましょう。
名古屋の店舗照明のデザイン事例
名古屋の店舗照明のデザイン事例①古民家改築ワインバー
こちらの事例では色温度の低い温かみのある色の照明を用いた店舗です。ペンダントライトの温かみのある色味と明るすぎない照明が居心地の良さと高級感のある空間を演出しています。またワイングラスを置く棚に間接照明を用いることで、ワイングラスがぼんやりと照らされオレンジ色に輝くようになっています。
名古屋の店舗照明のデザイン事例②シュミレーションゴルフ
こちらの事例ではシュミレーションゴルフのスクリーンがしっかりと見えるように色温度の高いダウンライト用いています。またこちらの照明はスマートフォンのアプリと連動しており、アプリ操作で光の色を変えたり、明るさを調節することが可能です。
まとめ
いかがでしょうか。事例でも紹介した通りに照明により店舗の雰囲気は左右されます。そのためお店の目的に応じた照明を選びましょう。
このようにお店それぞれで目指すものが違うと思います。そのため照明にこだわって経営者の目標とお客様の需要が一致するような素敵な店舗造りを行いましょう。
今回は照明の用語や器具の種類についてご紹介しました。株式会社TO(ティーオー)は、店舗デザインを得意とするデザイン事務所です。お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。
お客様のご要望にピッタリな空間設計をいたしますので、何かお困りの際はお気軽にご相談くださいませ。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。
名古屋で繁盛する店舗デザインのポイントです。店舗のリニューアルや新規オープンのをご検討中の方は、ぜひこちらの記事もご参照ください。