【三重県版】飲食店の独立開業の流れをわかりやすく解説!効率的に開業を進めるポイントとは

店舗独立開業のポイント
店舗独立開業のポイント
「三重県で飲食店の独立開業を考えているけど、どのように進めればいいんだろう?」
「三重県で飲食店の独立開業を効率的に進めるポイントを知りたい」

このように、飲食店の独立開業を考えているけど、どのように進めていけばいいか悩んでいるオーナーの方は多いのではないでしょうか。この記事では、三重県で飲食店を独立開業する際の手順と効率的に進めるポイントを詳しく解説していきます。

飲食店の独立開業は少なくとも1年ほど前から計画的に進めていくことが望ましいです。しかし、なにも考えずに飲食店の独立開業を進めてしまうと、抜けや漏れが発生したり1年以上の日数がかかってしまう可能性が。三重県で飲食店の独立開業を効率的に進めていくためにも、この記事を参考にしてみてください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインの流れについてはこちらのページをご参照ください。

三重県で飲食店を独立開業する流れ

三重県で飲食店を独立開業する流れ

飲食店の独立開業する場合は、以下の手順で進めていきましょう。三重県ならではのルールやポイントを踏まえて、詳しく解説していきます。また目安となる期間も解説します。

①飲食店のコンセプトの策定

②飲食店の収支予測の策定

③出店立地の選定と契約

④融資や資金の調達

⑤店舗の内装工事・外装工事

⑥厨房機器や家具などの購入

⑦各種機関への届出や申請の提出

①飲食店のコンセプトの策定(開業予定の12ヶ月以上前が望ましい)

飲食店のコンセプトの策定

店舗の雰囲気やターゲット層、メニュー、予算、営業時間など、どんな飲食店にしてくのかを明確にしていきます。店舗の開業で頻繁に使用される5W1H(What、Where、Who、When、Why、How)を活用して深掘りをするといいでしょう。飲食店のコンセプトが開業後の売上や集客を左右します。時間をかけてじっくり考えてみてください。

②飲食店の収支予測の策定(開業予定の10ヶ月前)

飲食店の収支予測の策定

融資をしてもらうための収支予測を策定します。飲食店の開業では、以下を明確にする必要があります。

・年間と月の売上予測
・年間と月にかかる固定費と変動費の割り出し(家賃や人件費、光熱費、開業にかかる費用など)

収支予測を立てる際は年間と月のどちらも黒字にする必要があります。売上予測から立てることで、家賃や人件費などにかけられる費用が決まるでしょう。立地選定や融資に利用する大事な計画書になるため、現実的な予測をするようにすることが重要です。

③出店立地の選定と契約(情報収集10ヶ月前〜8ヶ月前/ 契約完了5ヶ月前)

出店立地の選定と契約

どこに出店するかは店舗の集客と売上に大きく関わってきます。都市にこだわりがなく、幅広い層をターゲットとする場合は、三重県でも住んでいる人口が多い四日市市や津市、鈴鹿市、松坂市、桑名市の出店が確実です。

また、観光客をターゲット層とする場合は、伊勢神宮や伊勢市駅の周辺がピッタリです。人の流動が多い場所ほど競合が多く家賃が高くなりやすいため、開業する店舗のコンセプトに合った立地を選びましょう。

④融資や資金の調達(融資相談10ヶ月前 / 融資契約5ヶ月前)

融資や資金の調達

店舗の収支計画をもとに開業・運営で必要な資金を融資してもらうために、銀行などに出向きます。創業融資が通りやすいのは日本政策金融公庫や地元の信用金庫です。必要な融資額を明確にした上で相談してみてください。

⑤店舗の内装工事・外装工事(物件の契約が決まり次第)

店舗の内装工事・外装工事

店舗デザインの相談から内装・外装の工事の日程を物件の契約が決まり次第進めていきます。日程には余裕を持って計画するようにしましょう。予定している開業の直前に工事をすると不備が見つかった場合に対応が難しくなります。

⑥厨房機器や家具などの購入

厨房機器や家具

開業する飲食店に必要な機器や器具、備品などを揃えます。購入するのかリースで借りるのかなど、開業に使う資金で収まるように調整が必要です。また、厨房機器は必要な電圧などが物件に備わっているかのチェックを忘れずに。

⑦各種機関への届出や申請の提出

各種機関への届出や申請の提出

飲食店を開業するには各種機関に届出を出したり許可証を取得する必要があります。飲食店の開業で必要な主な届出と許可証は以下になります。

・食品衛生責任者
・食品営業許可
・防火管理者
・防火管理者選任届
・防火対象物開始届
・防火対象物工事等計画届書
・深夜における酒類提供飲食店営業開始届出書
・個人事業の開廃業等届出書
・労働保険加入
・社会保険加入※深夜に営業をしない場合は、深夜における酒類提供飲食店営業開始届出書の提出は必要ありません。

届出や許可証が提出されていないと営業停止になる可能性が高くなるため、注意が必要です。抜けや漏れがないように一つひとつ確実に提出するようにしましょう。

⑧開業手続き完了、オペレーションの最終チェック

開業手続き完了、オペレーションの最終チェック

以上で開業までの準備は整いました。店舗が完成し、各種届けが完了した時点で営業が可能ですが、プレオープンなどを行いオペレーションの最終確認を行いましょう。

独立開業を効率的に進めるポイント

独立開業を効率的に進めるポイント

今回は最低限の必要な行程を端的に解説しています。実際には前述の項目以外にも細かな作業や調整が多々あります。独立開業を効率的に進めるには、サポートしてくれるパートナーを見つけて、早い段階で相談を始めることがポイントです。プロのアドバイスを聞くことで、失敗の可能性を減らし、より確実に開業することができます。

弊社TOでは、三重県の飲食店の開業計画や収支計画から店舗のデザイン設計・監理、店舗のブランディング、プロダクトデザイン、開業後のメンテナンスまでを一貫してサポートしています。お気軽にご相談ください。

まとめ

飲食店の開業は、開業までの計画を明確に立てることが重要です。また、開業準備を効率よく進めるためには、プロのサポートを活用して、抜かりのないようにしましょう。三重県で飲食店を開業する際は、持続可能なお店作りをモットーとしている弊社TOまでお気軽にご連絡ください。