明るく開放的な店舗へ!自然光を利用したエコロジカルな店舗デザインのポイントを解説します

店舗デザインのポイント
店舗デザインのポイント
「店舗デザインは自然光を活かした方がいいのかな?」
「自然光を活かした店舗デザインのポイントを知りたい」

このように、店舗デザインの自然光の活かし方について詳しく知りたいと思っている、オーナーの方は多いのではないでしょうか。自然光を活かした店舗は、居心地の良さをアップさせるなどのメリットをもたらします。

しかし、自然光を店内に入れるだけを意識しすぎると、店舗デザインがまとまらなくなる可能性が。そこでこの記事では、自然光を活かした店舗デザインのメリットと自然光を活かす店舗デザインのポイントについて解説していきます。自然光を店舗デザインに上手く活用するためにも、この記事をチェックしてみてください。

私達にデザインをお任せいただいた方々の声をこちらでご紹介しております。私たちは、お客様の最も身近なパートナーとして、企画段階からオープンまで全力でサポートいたします。私たちのデザインへの姿勢やお客様との関係性をご確認ください。

自然光を活かした店舗デザインのメリット

自然光を活かした店舗デザインのメリット 自然光を活かした店舗デザインのメリットは、主に以下3つです。

  • 明るく開放的な空間を演出できる
  • 電気代を抑えられる
  • 商品やサービスの魅力を引き立てる

それぞれどのようなメリットがあるのかをみていきましょう。

明るく開放的な空間を演出できる

自然光で店内を明るくすると空間に開放感をもたらします。店舗を広く感じさせることもできるでしょう。開放的な空間になると窮屈感がなくなり、居心地が良くなります。リピート率の向上や新規客の獲得に繋がるでしょう。

電気代を抑えられる

電気代を抑えられる

自然光が日中に入ると店内が暖かくなります。電気代の節約に繋がるでしょう。冬に自然光が入らないと店内の温度が上がらず、暖房をつけ続けなければなりません。

しかし、自然光が入ると日によっては、日中に暖房を付ける必要がなくなります。ただし、夏は注意が必要です。夏に自然光が入ると店内の気温が高くなり、冷房代がかさみます。ブラインドを利用するなど、自然光が入らないようにする対策が必要です。

商品やサービスの魅力を引き立てる

自然光は照明よりも料理や商品の魅力を引き立てます。素材そのものの色を楽しめるのがポイントです。照明は設置する電球の色によって、料理や商品の色が変わります。

たとえば、店内の居心地をよくするためにオレンジ色の電球を使用すると、料理や商品がオレンジがかって見えるなどです。料理や商品そのものの色で魅力を引き出すには、自然光を活用すべきでしょう。

自然光を活かすための店舗デザインのポイント

自然光を活かすためのポイントは以下の3つです。

  • 立地の特徴を活かした店舗作りにする
  • 窓の位置や大きさを工夫する
  • 自然光の邪魔をしない家具や什器の配置にする

それぞれのポイントを把握して上で、自然光を店舗デザインに活かしてみてください

立地の特徴に合わせた店舗作りにする

自然光を入れるには立地条件が重要です。立地の特徴に合わせた、自然光を利用する方法を考えなければなりません。たとえば、南向きの角地に店舗を作る場合は間口を広く取ることで、自然光を広い範囲で取り入れられます。

一方、奥まった袋地では1階に自然光が入りにくいです。2階席を作り自然光を確保するなどの対策が必要があります。自然光を入れる際は、立地の特徴を把握してデザインを考えるようにしてみてください。

​​窓の位置や大きさを工夫する

窓の位置や大きさを工夫する

窓を配置する位置や大きさも大切なポイントです。店舗の前に自然光をさえぎる住宅などがある場合は、天井に近い部分に窓を設ける必要があります。

また、窓も大きくすればいいわけではありません。窓を大きくしすぎると夏に電気代が高くなる可能性が高いです。窓の位置や大きさは、出店する店舗の立地や店舗の広さなどのバランスを考えた上で決めると良いでしょう。

自然光の邪魔をしない家具や什器の配置にする

自然光を効率的に取り込むには、家具や什器の配置にも気を配る必要があります。背の高い家具や什器を窓の近くに置くと、自然光が入りにくくなります。

家具や什器が紫外線で焼ける原因にもなるでしょう。自然光を店内にできるだけ多く入れるためには、背の低い家具や什器の使用、背の高い家具や什器は窓から離れた場所に配置するなどの工夫が必要です。

自然光を活かすための店舗デザインを作る際の注意点

自然光を活かすための店舗デザイン

自然光を活かした店舗デザインを作る際には、「空中効率も考える」と「席や商品の位置を考える」の2つに注意する必要があります。自然光を活かして店舗デザインで失敗しないためにも、把握しておきましょう。

空調効率も考える

自然光を利用する店舗デザインでは、空中効率を意識するようにしましょう。自然光を取り入れることだけを考えて窓を大きくしすぎると、夏は熱く冬は寒い空間になる可能性があります。居心地が悪くなり電気代が高くなる原因となるでしょう。自然光を入れるだけでなく、空調効率が悪くならないデザインも一緒に考える必要があります。

席や商品の位置を考える

席や商品の位置も注意しなければなりません。自然光が直接あたる席だと、居心地が悪く感じられるでしょう。商品も自然光が直接あたり続けると、紫外線で焼ける原因になります。自然光を取り入れる際は、自然光が直接あたらないように、席や商品の配置を考えてみてください。

まとめ

開放的な空間を演出できるなどのメリット

自然光を取り入れた店舗デザインは、開放的な空間を演出できるなどのメリットがあります。しかし、自然光のデメリットを考慮した店舗デザインにしないと、居心地の悪い空間になります。バランスを考えて自然光を取り入れることが重要です。自然光を活かした店舗デザインで悩んでいる場合は、弊社TOまでご相談ください。

私たちTO(ティーオー)は、店舗・オフィスなど商業施設の設計を得意とするデザイン設計事務所です。店舗デザインに対して真摯に向き合い、無理のない最適なプランニングをしております。私たちのデザインの流れについてはこちらのページをご参照ください。