飲食店開業に必要な厨房機器と料理器具とは？営業許可とオペレーションの観点から必須なものをご紹介します

このように、飲食店の開業で揃える厨房機器や料理器具について、詳しく知りたいと思っていないでしょうか。必ず揃えなければならない厨房機器や料理器具がないと営業許可が通りません。

また、開業後にスムーズな料理の提供ができなくなってしまう可能性があります。そこで、この記事では営業許可を取るために必要な厨房機器・料理器具と、開業後のオペレーションをスムーズに進めるために必要な厨房機器・料理器具について解説していきます。

適切な厨房機器と料理器具を揃えて、困らない営業をするためにもこの記事を最後までお読みください。

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営業許可で必要な厨房機器・料理器具とは？

営業許可を得るために必ず設置しなければならない厨房機器と料理器具は6つあります。6つすべて揃えないと営業許可は取れません。スムーズな開業を目指すためにも、6つの厨房機器・料理器具を把握しておきましょう。

※自治体によって基準が多少異なるため、必ず事前に管轄の保健所に確認してください

①手洗い

厨房とトイレにそれぞれ最低ひとつ手洗い器を設置する必要があります。衛生面での安全性を確保するためです。故障して使用できない手洗い器は許可がおりません。

また、令和3年6月1日に食品衛生法施行条例が改正され、手で回すタイプの蛇口式では許可が通らなくなりました。センサー式や肘や足で操作が可能なレバーハンドル式の蛇口にする必要があります。

②2層以上のシンク

食材と食器の洗浄を分けてできるように、2層以上のシンクの設置が義務付けられています。どちらか1層は以下のサイズに適応しなければなりません。

どちらも上記の大きさ以下の場合は、2層以上のシンクと認められないため、保健所の検査で引っかかります。

③給湯設備

シンクの洗浄用に給湯設備の設置が必要です。自治体によっては、お湯の温度を60℃程度と定めています。自治体が定めている温度が出るかを事前に確かめてください。

④食器棚

戸が付いた食器棚を最低1台は設置しなければなりません。ほこりや油はね、虫の侵入などで食器が汚れてしまうのを防ぐためです。食器の出し入れのしやすさを求めて、食器棚の戸を外すケースが多く見受けられます。戸が外れていると保健所の検査で引っかかるため、注意が必要です。

⑤冷蔵庫・冷凍庫

温度計が付いている冷蔵庫・冷凍庫を設置しなければなりません。温度計は衛生の観点から、外から見えるように冷蔵庫・冷凍庫の外側につけます。自治体によっては、内側でもいい場合もあるため、事前に確認が必要です。

⑥蓋つきのゴミ箱

ねずみや虫が入ってこないように、蓋付きのゴミ箱にする必要があります。衛生的でなければならないため、蓋がないゴミ箱は許可が通りません。

その他に飲食店の開業で必要な厨房機器・料理器具とは？

営業許可に必要なくても、飲食店を営業する上で欠かせない厨房機器・料理器具があります。開業する飲食店の種類に合わせて、なんの厨房機器・料理器具が必要かを把握してみてください。

飲食店の営業で欠かせない厨房機器

以下の厨房機器は飲食店を営業する上で必須となるでしょう。

飲食店の営業で欠かせない調理器具

以下の調理器具を揃えておくことで、開業後に困らないでしょう。

飲食店の提供するメニューによって必要な調理器具は変わります。必要な調理器具を書き出して、無駄な器具を購入しないようにしましょう。

また、開業前は内装決めや書類の用意などで忙しくなります。必要最低限の調理器具を揃え、都度買い足していくと効率がいいでしょう。

まとめ：必要な厨房機器・調理器具を揃えて万全な体制で飲食店を開業しましょう

飲食店の開業で用意する厨房機器・調理器具は多いです。早めに購入の準備をしておかないと、開業に間に合わないなんてこともありえます。今回紹介した厨房機器・調理器具をもとに設置する機器を考えてみてください。厨房機器・調理器具の購入や設置で悩んだ際は、弊社TOまでご相談ください。

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