【店舗改装】リニューアル時の解体工事で気を付けるポイントについてご紹介いたします!

店舗の内装工事 店舗リニューアルのポイント
店舗リニューアルのポイント

店舗を改装する際に多くの場合、解体工事が発生します。この際に必要なものや利用出来るものを分別して置くことで、コストを減らせるかもしれません。今回はそんな解体工事についてご紹介いたします。

TOにデザインをお任せいただいたお客様の声はこちらでご紹介しています。私たちは施主に一番近いパートナーとして、構想段階から開業までサポートします。私たちのデザインに対する姿勢、施主との関係性をお確かめください。ぜひこちらも合わせてご参照ください。

「店舗改装にあたって解体工事を予定している」
「解体工事で何を残すべきか判断が難しい」
「なるべくコストを押さえて店舗改装を行いたい」

などとお考えの方は是非参考にしてみて下さい。

 

解体工事とは

解体工事とは解体工事は既存の建物を取り壊して撤去する工事のことを言います。しかし建物そのものを解体する工事や、建物の内部のみを解体する工事など範囲は様々です。ただ解体するだけではなく近隣へ騒音や振動で迷惑をかけるため挨拶周りを行ったり、発生した廃材を適切に処理するといった工程も必要となります。

また木造、鉄骨構造、RC構造など、構造の種類や規模によって機械を用いたり、手作業で行ったりと方法が異なるので費用感もそれぞれです。

店舗改装の場合は「スケルトン解体」という解体方法がよく用いられます。「スケルトン解体」とは構造的に必要な柱、梁といった骨組みのみ残して設備関係などそれ以外は全て撤去する方法がよく用いられます。これらの解体を行う際に流用出来るものを選別して利用することで店舗改装のコストを抑えることが出来るかもしれません。

解体工事の際の流れ

解体工事の際の流れまずは建物の持ち主や借主が目的に応じて解体内容について話し合います。既に新しい設計内容が決まっている場合はそれに基づいて解体範囲を確認します。そして見積をとり解体業者を選定します。選定した業者の方と再度打ち合わせを行い解体作業に入っていきます。

解体作業の際は近隣への挨拶も忘れないようにしましょう。また解体の際に邪魔にならないように運び出せるものは撤去しておくことがオススメです。解体作業が終われば廃棄物を適切に廃棄して、清掃を行い解体作業は完了になります。

解体工事の際に気を付けること

①設備を確認する

設備を確認する特に元々店舗を営んでいた物件の場合は、現状に流用出来るものがあるかもしれません。そのため設置してあるエアコンが使用可能か、意匠的に問題がないかなど確認して使用出来るものは別場所に保管しておくことがオススメです。

空調設備は新しく導入するとコストがかかることもあり既存のものを利用することで、コスト削減に繋がります。またグリーストラップなど厨房設備に関しても流用可能か確認をしましょう。

②壁・天井・床を確認

壁・天井・床を確認壁や天井、床も設計内容と照らし合わせて既存利用出来る場合は流用することがオススメです。壁面の場合、間仕切り壁は撤去してしまう場合が多いですが、躯体壁に設けられている下地の壁は表面のプラスターボードや仕上げ材を撤去して、新たな仕上げ材を設けることが多いです。

また天井に関しても天井高が現状と変わらない場合は下地を生かして仕上げ材だけ変更することが可能です。床に関しても現状を生かせる場合は流用することが可能です。またフローリングなどの木材は年月を経て味が出ているものもあるので、場合によってはそのまま生かすこともオススメです。

ただ壁や天井、床などで内部がどうなっているかわからない場合は一部だけ解体してしまい中の様子を確認して安全性に問題がないかをチェックした上で流用することが大切です。

まとめ

今回は解体工事についてご紹介いたしました。株式会社TOは店舗やオフィスなどの商業施設のデザインを多く取り扱っています。「お客様が望まれていること」さらに「お客様のお客様が望まれていること」を実現できるように誠心誠意取り組んで参ります。店舗改装や、新規出店、それ以外のことでも何かお困りのことございましたらご気軽にご相談下さい。皆様の理想を叶えるために尽力させて頂きます。

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