何十年も飲食店を運営していると改築やメンテナンスをする時期を考える人は多いと思います。ですが改築して新しくオープンし直すなら、その後やっぱり多くの人に選ばれるお店になって軌道に乗りたいですよね。
そのためには改築のタイミングというものがとても大切になってきます。ベストなタイミングで改築・メンテナンスを行うことでお店に良い影響を与えることができます。
店舗改築(リニューアル)のメリット
まず、お店をわざわざ一定期間閉めて新しくリニューアルすることによって得られるメリットは何なのでしょうか。お店によってリニューアルをする目的も様々ですよね。もちろん改築の規模が大きいほど費用もかかってきます。費用をかけてまで改築して得られるメリットとしては様々です。
店舗の汚れが傷が目立つようになってきたらリフォームの時期かもしれません。こちらの記事では飲食店のリフォームについて詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
店舗改築のお店側へのメリット
まずはお店側へのメリットです。お店の雰囲気を一変させることでリピーターに加えて新しいお客様がたくさん訪れるきっかけになります。
良い影響を与えることができれば売上は大幅にアップするでしょう。それだけでなく働く環境も変えることができます。従業員が働きやすい環境を作ることで質の高いサービス提供へも繋がりますし、効率の良い作業もできます。
店舗改築のお客様側のメリット
そしてお客さま側へのメリットとしては、まるで新しいお店ができたかのような新鮮さを感じることができます。お店を訪れるのがワクワクしますね。
店舗の改築・メンテナンスのタイミング
タイミングとしてはいくつかあります。今のお店の現状にどれかが当てはまったら考えておくのが良いかもしれません、ではそれらを一つ一つ説明していきます。
店舗改築のメンテナンスの時期
古くなった壁紙やインテリアの老朽化など、目に見える部分はお客さま側にも働く側としても見過ごせない部分ですよね。こういった老朽化はお店のイメージを下げることになったり、お客さまが衛生面的にも不安を感じる原因になるかもしれません。
こういったメンテナンスは比較的費用を掛けずに行うことができるかも知れません。壁紙を変えることでお店の見た目を変えたり、インテリアを新しくすると同時に配置も変えて見るとそれだけでがらっと雰囲気を変えることもできます。
売上低迷期
なかなか売上が伸びずこのまま続けていても先が見えないかもしれないと思ったときは、一度見直して再びオープンした方がよいかもしれません。
お店の何が原因でお客様が来ないのか、それは提供するものなのか、お店の内装がイマイチだからなのか、原因を明らかにしてどのような改善をする必要があるのかを考えましょう。
お店の業態を変えるならそれに合わせたお店の雰囲気に大幅に改築する必要がありますね。あるいは、内装工事を行うだけで改善することができるかもしれませんね。
店舗の設備の交換時期
10年ほど経ったお店だと、設備機器は変え時であるものが多いです。空調機器であったり業務用の設備は10~15年が寿命であることがほとんどです。
お店の安全や衛生面のためにも早めの交換をすることをオススメします。設備を一気に交換するならばその時期に合わせてお店を全体的に改築するタイミングでもあるかもしれません。新しいお店の雰囲気、内装に合わせて適切な設備に変えておきましょう。
また、店舗設計に関するもっとも基本的な基礎知識は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらの記事も合わせてご参照ください。
3年から5年で一度店舗改築(リニューアル)を
お店を作ってから、目安は3年から5年で一度改装や修繕をすると良いです。クロスや塗装といった素材は、年数がたつと味にはならず、劣化するばかりです。
大体このような素材の修繕が必要なタイミングがこの年数です。(きれいに保たれているお店の場合)このタイミングで、若干でもお店のメンテナンスをしておくと、されにお店は長く続くことができるようになります。
まとめ
お店のリニューアルは費用がかかることであって頻繁に行うことはできません。かかる費用、計画、依頼する会社、すべてのことを考慮してしっかり準備したうえで行動に移すことが大事です。
経営者としてお店をよりよい形で続けていくために、信頼できるデザイナーや施工会社に相談をし、自分のお店にあった最も最適なタイミングで行い、いい効果が出せるようにしましょう。
株式会社TO(ティーオー)は、店舗設計を得意とするデザイン事務所です。お客様にとって「心地よい空間とはなにか」という問いに対して真摯に向き合い、お客様に最適なプランニングをしております。弊社TOでは親しみやすい店舗作りから気が引き締まるような高級店まで、様々な店舗設計に携わっております。
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設計費用に関しましては、こちらの記事でより詳しく解説しています。これから店舗デザインのお見積もりを依頼される方は、ぜひ合わせてご参照ください。